[第1回]CAFE×ビブリオバトル
2019.8.10(sat.)am
【第1回BOOK LAB ウエダ読書の会】
「Cafe×ビブリオバトル」
今回、上田市で初めて公の場でのビブリオバトルイベントが開催されました。
他県では書店やカフェ、様々な場で活発におこなわれていますが、まだまだ上田市はビブリオバトル普及途上の印象です。
BOOK LAB ウエダ代表は、普段子ども達とビブリオバトルを楽しんでいる立場です。
「時間などの制限を取り除き、自由な場で、のんびりとビブリオバトルを楽しみたい。」
「子どもも大人も入りまじって、色んな人たちと本の話をしたい。」
そんな想いから実現しました。
ⅰ)STAGE
Cafe&Books NABO@長野県上田市(閉店)
本に囲まれたとっても素敵なブックカフェ。
2019年秋をもって閉店してしまいましたが、リニューアルして素敵な場所に生まれ変わるそうです。
一体どんな本の空間が出来上がるのか、今から楽しみです。
ⅱ)ビブリオバトルとは
さて、今話題の〝ビブリオバトル〟
どこかで見聞きしたことがあるかもしれません。
「でも、なにそれ?」
ビブリオバトルは、
本の紹介コミュニケーションゲームです。
2007年に京都大学から始まったこの活動は、現在大学を中心に、教育現場や書店、図書館など様々な場所で行われています。
本のスポーツともいわれるビブリオバトル。
プレーするのも、観戦するのも、わくわく!どきどき!※一度体験すると沼落ち確定。ご注意を。
必要なものは、本と人だけ。
ぜひ一度楽しんでみてください◎
(詳しいルールは、ビブリオバトル普及委員会HPよりご確認できますので、CHECK☝︎)
「おもしろそう!もっと知りたい!」という方、読書会体験希望の方は、引き続きお楽しみ下さい♩BOOK LAB ウエダ 応援サポーターも大歓迎!
ⅲ)スタート
《発表者5名。観覧者15名。》
夏休み中ということもあり、子どもから大人まで幅広く、様々なフィールドから集まりました。
◆紹介された本はこちら!
①プリズナトレーニング/ポール・ウェイド
②自衛隊防災BOOK/自衛隊監修
③県庁おもてなし課/有川浩
④まんがサイエンスⅡ/あさりよしとお
⑤「地図感覚」から都市を読み解く/今和泉隆行
じゃんけんぽん!で順番を決定。
何番を選ぶかがまた腕の見せどころ◎
紹介する本によって、トップバッターに行くか、ラストを飾るか選択するのも作戦のうち。
こういうところまで戦略できると楽しくなってくる。
(ビブリオバトルは3回目からが面白いという裏話があったり、なかったり。)
そんな豆知識をふまえつつ、本の紹介順をご覧くださいね。
ビブリオバトルスタート!
①「プリズナトレーニング」
なんと、5分中4分を自己紹介に費やすツワモノ。
そんなチャレンジャー見たことありますか?
目の当たりにする圧倒的な余裕感にざわつく会場。
「夏を楽しむために最強の肉体を手に入れよう!」
【主催者からヒトコト】
なぜ1番を選んだのか。分かった気がします。
②「自衛隊防災BOOK」
「自宅の洗濯機が壊れた。」
「バスタオルは洗うのが大変なので、手ぬぐいで身体をふいている。」
そんな実体験と防災術を重ね合わせ、
理にかなっていることを証明する。
ところどころ笑いをとるセンスも抜け目なし。
【主催者からヒトコト】
…恐ろしい子!!!(笑)
③「県庁おもてなし課」
「これを読んでから、地域づくりの授業を受けたかった。」
高知県の県庁 おもてなし課を舞台に、町おこしを目指す。県職員たちの成長と様々なラブストーリー要素も含まれる有川浩さんらしい作品。
【主催者からヒトコト】
これは絶対読んだ方がいい!
(声を大にして言う)
読書好きならではの選書力。
④まんがサイエンスⅡ
喜ばしい当日飛びいり参加!
サイエンスの面白さ。
実演は、子ども達も大人も集中。
5分以内で紹介できない分をディスカッションでつめこむというパワー。それをつなげる観覧者たちの絶妙な質問にビブリオバトルの新しい面白さが垣間見えた瞬間。
【主催者からヒトコト】
小学生の夏休み自由研究にも繋がったかも。
⑤「「地図感覚」から都市を読み解く」
本を通して様々な地域を旅する感覚
地図から都市を読み解き、旅する新しい感覚の1冊。
今では携帯でパパッと調べられる地図だが、本で調べる地図はまた違った発見と味わい深さがある。
【主催者からヒトコト】
まち歩きがもっと楽しくなる。
***
以上で、全ての紹介が終了しました。
どうですか?気になった本はありましたか?
それぞれの発表後にディスカッションがあり、ラストはいよいよ投票タイム!
(( わくわく どきどき ))
投票は〝どの本が1番読みたくなったか〟を基準に1人1票、会場全体でおこないます。
発表者達が1番緊張する瞬間…
(今回は人数が多いため、挙手制)
結果は…
じゃかじゃかじゃかじゃか
じゃかじゃかじゃか…
じゃんっ!
***
◆チャンプ本
②「自衛隊防災BOOK」
BOOK LAB ウエダ 「CAFE×ビブリオバトル」
チャンプ本は「自衛隊防災BOOK」に決定しました!
「嬉しいです。」
少し照れながら、嬉しさを浮かばせた
ヒーローインタビュー。
最年少にして、素晴らしい!
実際に役立つ防災術、実体験を交えた紹介、
織り交ぜる笑いのセンスで大人顔負けの堂々とした紹介が勝因ではないでしょうか。
「小学生って、こんなに話せるの?」
参加者全員驚かれていました。
\ おめでとうございます!/
盛り上がった最後はのんびり歓談タイム。
紹介された本に興味津々。
そして、1時間半前に出会ったとは思えないくらいの打ち解け方をするのがビブリオバトル後の特徴。
本を通すことでぐっと親近感がわき、人と人がつながっていく姿が読書会やビブリオバトルの楽しさです。
この姿こそが、BOOK LAB ウエダの目指す
「本でつながるウエダ」
本と人がつながる あたたかいまちを実現できたらすてきですね。
「ビブリオバトルを見たら、本が読みたくなった。」
そんなあたたかい感想をお寄せいただきました。
参加して下さったみなさん、
ありがとうございました!
***
ⅳ)まとめ
「読書会体験」楽しんでいただけましたか?
すでに読んだことのある本、まだ出会ったことのない本とも出会えたのではないでしょうか。
これをきっかけに、
「読書会って楽しそう。」
「本を読みたい。」
「明日友だちとビブリオバトルやってみようかな。」
そんな気持ちをもっていただけたら光栄です。
***
今回のイベントに伴い、会場を快くお貸しくださったNABOさん。本に囲まれたすてきな会場で、おいしいコーヒーをいただきながら開催できたこと、感謝いたします。
そして、BOOK LAB ウエダを応援し、一緒にビブリオバトルを楽しんで盛り上げて下さった皆さん。
『本当にありがとうございました。』
これからも〝共犯者〟として、本でつながるウエダを育てていきましょう。
最後に。
この記事を購入し、最後まで読んで下さった方。
つたない言葉で綴ったものですが、BOOK LAB ウエダの読書会の様子をご覧いただき、ありがとうございました。
応援して下さった方のパワーを合わせ、
〝人と本がつながるウエダ〟
そんなまちを目指して、BOOK LAB ウエダでは更なる読書会を開催していきます。
「自宅にいながら読書会体験」に参加して下さった皆さんからの〝読書会アイディア〟を大募集◎
本×?
本を中心とした、楽しい企画をお寄せ下さい。
皆さんの企画がそのまま実現されるかも!?
そうです。
皆さんもすでに〝ウエダ盛り上げ隊の共犯者〟なのです。
今後の活動については、随時 twitterにて情報更新していきますので、合わせてご覧ください。
これからも応援よろしくお願いいたします。
読書会体験お疲れさまでした◎