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『僕の家』 (中高生たちの超短編小説 023)
探究学習塾エイスクールの中高クラス「探究ラボ」に通う16名の中高生たちと4名のメンター・ファシリテーターが書いたオリジナルの『超短編小説(インスタント・フィクション)』を掲載しています。誰が書いたかわからない、ちょっと不思議な約400字の世界をお楽しみ下さい。感想(コメント)もお待ちしております。
「あっのっっさ〜(怒怒)はやく出てってほしいんですけど!!」
ふぇ?
「ふぇ?じゃないんだわ。人ん家に勝手にきた挙句勝手にゴロゴロしないでくれますかね?
こっちだって毎日毎日言うこと聞かん奴らの面倒で疲れてんの!良い歳して小学生かよ(怒)あいつら」
うんうんお疲れ〜いつも頑張ってるね。えらいえらい。
それと、人ん家って言ってるけど一応ココ僕の家でもあるからねー。
「良いじゃんいつもあんた居ないんだし」
ごめんって。僕が居ないと淋しい?
「…もういい。さっさとソファ譲りなさいよ。」
僕の上から座っていいよ
「やだよ。。」
ひどいなー。じゃ、僕行くね。
「え、もう?次いつ会える?」
お、やっぱ淋しい?
「そんなんじゃないけど…」
「ううん。淋しい。」
良かった、まだそう思ってくれてて。じゃね、体に気をつけて、バイバイ
「うん…」