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『お前』 (中高生たちの超短編小説 001)

探究学習塾エイスクールの中高クラス「探究ラボ」に通う16名の中高生たちと4名のメンター・ファシリテーターが書いたオリジナルの『超短編小説(インスタント・フィクション)』を掲載しています。誰が書いたかわからない、ちょっと不思議な約400字の世界をお楽しみ下さい。感想(コメント)もお待ちしております。

パチっとめがさめた

昨日とまったく同じこうけいがひろがっている

いや昨日とはの数が違うや

あ、よく見たらむこう川にお前がたおれている

お前、大丈夫かな

もしかしたら俺かもしれないけど

めの前にむこう川にいるお前じゃないのが来た

しんえている

何かにおびえているのだろうか

今日も左下からえんぎの良さそうな音がする

お前や俺や私が来るとこの音がきこえる

この音がした後、みんな体を触ってくる

めの前のお前は下半しんを触ってくる

これはいわゆるセクシイハラハラじゃないのか

あれ……気付いたら暗くなっている

今日は1階しかえんぎの良い音がきこえなかったな

それに、むこう川に居たお前はもう居なかった

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