『お前』 (中高生たちの超短編小説 001)
パチっとめがさめた
昨日とまったく同じこうけいがひろがっている
いや昨日とはの数が違うや
あ、よく見たらむこう川にお前がたおれている
お前、大丈夫かな
もしかしたら俺かもしれないけど
めの前にむこう川にいるお前じゃないのが来た
しんえている
何かにおびえているのだろうか
今日も左下からえんぎの良さそうな音がする
お前や俺や私が来るとこの音がきこえる
この音がした後、みんな体を触ってくる
めの前のお前は下半しんを触ってくる
これはいわゆるセクシイハラハラじゃないのか
あれ……気付いたら暗くなっている
今日は1階しかえんぎの良い音がきこえなかったな
それに、むこう川に居たお前はもう居なかった