読書感想文*旅立つ君へ贈りたい ― 若き詩人への手紙 ―
春はお別れの季節。
新しい環境へ旅立ってゆく仲間たちに贈っても良いかもしれない内容だった。
何より、私が一番励まされた。
概要は以下のとおり。
・自分の承認欲求のために詩を書かないこと。
・格好つけずありのままの自分の心のありようを書くこと。
・『無難』に逃げず、オリジナリティを追求すること。
・孤独を恐れず自らを見つめ、書かずにいられない気持ちを大切にすること。
・心の中の未解決な問いに性急な答えを探さないこと。
・上辺だけの愛欲に惑わされないこと。また、プラトニックな愛の中にこそ人間的な愛があることに気づくこと。
この本の後半は若き女性に宛てた手紙となっていて、内容はいまいちピンとこなかったため概要は割愛した。
やはり、前半の『若き詩人への手紙』は、
「ありのままの自分でいる勇気をもちなさい、自信をもって良いのです」
と言われているようでジーンときたし、noteに記事を投稿するすべての人に、また、仕事で失敗したり、うまくいってないという人にも、ビタミン剤となるのではないだろうか。
また読み返したい本が増えた。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?