幸運のチャージ。
社会人になって10年以上を過ごした今、思う事はいつしかがむしゃらに努力することから、自分の力量を見極めて工夫することを求められるようになってきたと言うことです。あんなに時間を持て余していたような気がしていた学生時代から、もう人生の折り返し地点が来てる!?なんて思い始めたら、次はいかに自分が経験してきたことを生かして自分の時間を持つかと言うことに考え方がシフトして来ています。
ふと振り返ったりして、もっと有意義な時間の過ごし方を出来たのかな…なんて思わないこともないですが、不器用に失敗して経験した時間は決して無駄ではなかったと思いますし、よくある表現かもしれませんが遠回りしたからこそその道でしか見れなかった景色があるというか。決して綺麗な景色ばかりではありませんでしたけど…。
以前どこかの実験データで、自分が幸運だと思っているヒトの方がそうでないヒトに比べて、通った道に同じ数だけ落ちているコインを多く見つけると言う結果があるそうです。それを聞いた時に「ヒトが経験する幸福には上限があって、それに気づけるかどうかなんじゃないかな」なんて思いました。
そう思うと自分が置かれている状況が今は辛くても、どっぷり浸かっている時間に目の前の幸運を見逃してるかも…なんて思ったら少し冷静になれるから不思議です。ヒトと比べて幸福の量は測れませんが、自分の中にチャージしてきた幸運は大切にしていきたい、その幸運を見つけられる時間を少しでも多く作り出していきたいなと思う今日この頃です。