#2 シンガポール旅行記2日目朝: 現代アートの発信地「Singapore Art Museum」へ(2024 シンガポール旅 Season 3)
こんにちは、あさまるです。
AirJapanのシンガポール行き航空券の値段の安さに惹かれてしまい、条件反射的に購入してしまったシンガポール旅行です。
1日目は NQ003 便に搭乗し、シンガポール入国までをお届けしました。
今回はシンガポール到着後から2日目の様子をお届けします。旅行した気分で読んでいただければ幸いです。
空港に到着したら終電が過ぎていた
成田空港からシンガポール・チャンギ国際空港までの所要時間は約7時間30分。
18:30頃に離陸したため、到着は25:00。シンガポール時間で24時となりました。
到着後制限エリア内で軽食をとって入国したのですが、すでにMRT(地下鉄)の終電は終わっていました。
駄目元で地下1階のバスターミナルに行ってみたものの、市内バスはすべて終わっていてクローズだ。と警備員に告げられて終了しました。
Grabタクシーのダイナミックプライシングと格闘
終電直後の移動需要が高いのか、なかなか Grab タクシーがマッチせず、金額も50シンガポールドルほどまで値上がってました。
空港からホテルの移動で5,700円ほどかかる計算です。これには困りました。
また、チャンギ国際空港は、制限エリア内はたくさんのお店があって過ごしやすいのですが、ランドサイドとなると、開いているお店は数えるほどしかありません。マクドナルドやスターバックス、ケンタッキー等々…
スターバックスでコーヒーをいただきつつ、1時間ほど待ちました。
10分おきに Grab タクシーで配車チェックをしていたところ、ようやくマッチしたのでした。
空港から市内のカプセルホテルまで最安値 27.5 シンガポールドル(3,092 円)で行けることとなり、ほっとしたのでした。
ホテルの前に到着した後も、チェックインが完了するまでGrabタクシーのドライバーさんも出発せずに待ってくださっていて、最初は不安でしたがチェックインが失敗した時のために待ってくれてたのでしょう、めっちゃ助かりました。
今回は思いつきの旅行であるため、安宿カプセルホテルで「Futura Boutique Hostel」を選びました。私はこちらで2泊することに。2泊で10,134円(1泊5,067円)。なかなかのお値段ですが、たぶんこれは良心的な価格設定です。
このホステルは入口に自動チェックイン機が設置されているため、深夜でもスムーズに泊まれるであろうと予想して、選んだのでした。
到着したのは午前2:00すぎだったため、到着後すぐに爆睡しました。
朝ごはん
朝は8時すぎに起床。あいにくの雨でした。
ホステル近くの SAM YAT COFFEE で朝ごはんをとることに。
カフェっぽいけど、実際はシンガポールラクサや中華料理を出す、中華系のお店でした。
朝ごはんは、トースト、スクランブルエッグ、コーヒーの組み合わせにしました。
現代アートの発信地「Singapore Art Museum」へ行ってみる
旅先で雨となると、必然的に屋内系のアクティビティを中心に選ぶこととなりますが、今回は Singapore Art Museum(シンガポールアートミュージアム)という場所へ行くことにしました。
「シンガポールならびに東南アジアにおける現代アートの発信地」という立ち位置で、ギャラリースペース+クリエイティブアートスペースが、シンガポールの湾岸エリアに集まっています。
港沿いの倉庫スペースを改装して、アーティストがクリエイティビティを発揮できる空間となっているようです。東京で例えるなら、天王洲アイルの WHAT MUSEUM と雰囲気が近しい感じがしました。
興味ある方は、ぜひ公式サイトもご覧ください。
私は訪問した9月14日は、新しい展示「Olafur Eliasson: Your curious journey」が始まるタイミングでした。私はまったくもってアーティストさんのことを存じ上げないのですが、この機会に行くのは良いなと思い始めたのでした。
Singapore Art Museumの最寄り駅から無料シャトルバスが発着していること、さらになんと入場も無料ということで、この機会に行ってみることにしました。
現地へ向かってみる
地下鉄(MRT)で Harborfront 駅まで移動します。駅出口近くのバス停から、Singapore Art Museum のシャトルバスに乗り込みます。バスに乗って約7〜8分ほどで到着です。
駅からはかなり離れており、歩きで行くことはまったくもってお勧めしません。
出入口
ギャラリーの中に入ってみる
無料のパスを会場前の受付でいただいた後、そのままSingapore Art Museumの中に入っていきます。
エントランスと通路は、照明として全体的に黄色くなっており、すでに世界観が確立されています。まるでカラーレンズのサングラスを入れたかのような感覚。
Olafur Eliassonさんの作品展は、中のカメラ撮影OK(フラッシュ禁止)でしたが、アーティストの強い気持ちが想像力を掻き立てる作品が多数ありました。
ここでは作品の説明は割愛しますが、展示概要の動画がYouTube に上がっておりますのでぜひご覧ください。
レゴブロックを使った作品「The cubic structural evolution project」に圧倒される
Olafur Eliasson さんの2004年の作品で「The cubic structural evolution project」というものがあります。私の中でこれが一番印象に残ったので紹介した思います。
白いレゴブロックだけを使って都市景観(高層ビルやタワー、施設など)を作られた作品なのですが、その高度さと造形力に圧倒されました。
これだけでもよく作り込んだものだと圧倒されていたのですが、この作品は誰もが参加できるように、レゴブロックが手元に置いてあるのでした。
実際にトライしている方々もいたのですが、やはり途中で手が止まってましたね。
レゴブロックの種類も多く、あるものから最適な形状を作るのか、形を想像してから合うレゴブロックを探すか。
数日は没頭できそうな作品でとても面白く鑑賞できました。
屋外では物販やライブステージも
施設の屋外に出ると、アーティストの皆さん?によるマーケットが開催されようとしていて、準備されているようでした。
実際に訪問してみて
特に予定もなく行きしなの飛行機の中で行き先の選択肢を考えていて、興味もあって訪問したのですが、現代アート好きに興味がある方、現代アートを深めたい方にとっては、とても良い場所に感じました。
私も現代アートには全然詳しくないのですが、このミュージアムは敷居が低く、ライトに楽しむことができました。
また、このSingapore Art Museumをベースにしたアートコミュニティもあるようで、解説を聴きながらグループで回られている方もいらっしゃいました。母語が日本語や中国語のコミュニティもあってご案内が置いてありました。
あと難点を挙げるならば、このミュージアムは駅から離れていることがやや辛いですね。徒歩で来場されている方はおらず、シャトルバスを利用するか、Grabタクシーまたは自家用車で来場されているようでした。
シンガポール観光の旅程に組み入れるなら、朝のうちにミュージアムに訪問し、午後からセントーサ島へ行くような旅程だと、とても相性良いと思います。どちらも行くには Harborfront駅を通る必要があるためです。
次回は私が宿泊したエリアとその周辺の街並みやお店について紹介しようと思います。
それではまた次の記事でお会いしましょう。