鶏手羽先の薬膳スープ
こんにちは!セミがすごいですね。鳴き声はいいですけど、小さいときから苦手です。
さてこないだル・クルーゼの鍋を作って鶏手羽先とはと麦、緑豆のスープを作りました。今回はコラーゲンたっぷりの手羽先を使いました。コラーゲンは肌や血管の柔軟性を保たせるために重要な物質であり、さらにひざなどの関節を滑らかに保つとされています。手羽先の骨の部分がスープに染み込んで体の隅々まで行き渡っているような感覚になります。最後にクコの実を入れて軽く煮込み、松の実をちらしました。生姜も入れたので体をあたためてくれます。
緑豆とはと麦は何時間か水で戻してから使っています。圧力鍋で作ればもっと時短なのですが、時間があったのでコトコトと時間をかけて作りました。
はと麦・・・涼性 甘淡味 帰経は脾肺腎 利水 消腫 健脾 清熱 風湿痺証、むくみ、小便不利、水いぼ、筋肉と関節のこわばり、泄瀉などにも適応。注意は妊娠初期。
緑豆・・・寒性 甘味 帰経は心胃 解熱 解毒 解暑 利水 湿熱証、暑気あたり、むくみ、口渇、酒酔いなどに適応。注意は脾胃虚弱者、慢性泄瀉(下痢)。
クコの実(枸杞子)・・・平性 甘味 帰経は肝腎肺 滋陰肝腎 名目 潤肺 ふらつき、めまい、視力減退、目のかすみ、膝腰倦怠などにも適応。
松の実・・・微温性 甘味 帰経は肝肺大腸 潤肺 止咳 潤腸 補腎 養血 空咳、皮膚の乾燥、便秘、老化、髪や肌のパサつきなどにも効果的。
はと麦はヨクイニンというように化粧水やクリームにもありますがイボなどに効き、美肌効果があります。夫がデスクワークが多いときはクコの実をよく使います。お茶などにも入れることができますが、スープや蒸しものなど幅広く使えます。味はほんのり甘いです。松の実は近くのスーパーでは売っていなく富澤商店に行った時にまとめ買いします。やはり、肌や髪にいいので毎日少しずつとり入れたい種実の一つです。
味付けは鶏から出汁がでるので、塩こしょう、生姜、そしてちょっと物足りなかったら鶏ガラスープを入れます。多めに作って小分けに冷凍して一人のランチの時に食べるようにしています。