見出し画像

ステップ!恋愛・仕事・最高の結果を出すために相互依存を学ぶ~おぼんこぼん編~

アラフォーからの豊かな人生をガイドする
女性専門カウンセラー 朝比奈 卵

今回もレジェンド級の相互依存芸人
(と思われる)
おぼんこぼん師匠に
学んで参りたいと思います!

(~おぼんこぼん編~ホップ!より)
あれから5ヵ月後…
益々不仲になったおぼんとこぼん
「もうこれは催眠術以外に
仲直りの可能性は0%」
と判断したスタッフらが
催眠状態のまま2人を対面させるも
あえなく失敗、最終的に
おぼん師匠(以下O)こぼん師匠(以下K)

O:(こいつが)謝らん限り嫌や!
K:催眠覚めました。怒ってます。

怒りを露に一直線に出口へ向かうこぼん。
制止するスタッフを振り切り
スタジオを後にする。
「もう益々、段々ダメになる」
との捨て台詞を残して…。

一方のおぼん
スタジオ内にて
「クソー!本当に腹立つー!」
とまさかの大号泣。
今回の企画はここで終了。

あれから2年…
二人の歴史ヒストリー上映会を企画、
しかし未だに一触即発の両者が会わぬよう
時間をずらしての上映となった。

~小さなシアターで貸し切り上映開始~
スクリーンに映る若かりし日の2人
高校の修学旅行で初めてネタをやった思い出
ひとつのたいやきを
2人で分け合った若手時代
勝ち抜きバトルで優勝し
抱き合って喜んだ日のこと

走馬灯のように繰り広げられる歴史の中に
こんなエピソードがあった。

今は亡き両母と4人で出演した番組

こぼんは大家族の皆に
芸人になることを応援され、
上京へ向かう駅のホームでは
送迎家族が歓びに湧いていたこと。

一方、真面目な銀行員の家庭で育ったおぼん
自身も銀行に内定していたが、
芸人になることを告げると
「みっともない!」
と激怒され、最後まで
両親を説得することができずにいた。
「散歩に行ってくる」
と噓をつき
こぼんとの待ち合わせの
駅のホームに向かう。

ホームの隅で帽子を目深に被り
泣いていたおぼんを
こぼんの母親が見ていた。
「とても苦しそうだった…」
と涙ながらに語っていた。

BGMに使われた
ビートたけしの名曲
「浅草キッド」
観る者の心情に訴える。

互いの心情を察したのか
上映後の二人の表情は
前回とは違い
幾分和らいでいるように感じた。

更にVTRの最後、
こぼんの娘が再来週行う
自身の結婚式に
仲の良かった二人のお父さん
(おぼんとこぼん)
にぜひ出席してほしい
との依頼がありここで今回の企画は終了

~仲たがいの決定的場面をナイツが語る~
浅草漫才協会の理事選挙の時のこと
幾年も、
圧倒的投票数で選出されてきたおぼん。
しかし今回は数票差で
初めてこぼんに負けたことに端を発する。
(二人とも理事には上位選出されている)
この頃、おぼんは必死で
漫才協会の為に働いていたという、
放映権の問題から交渉など。

一方、こぼんはのんびりしている
(ように見えた)のに
なぜ自分より評価されるのか。
ということで激怒したおぼんは、
その後一年間東洋館に出入りしなかった。

しかし、その間にも
毎回の理事会に参加していたこぼんは
“自分の勝手でわがままに出たのはおぼん本人
謝るのはあなたの方ではないでしょうか”
という心情のようだ。

見守り人ナイツのお二人は
「どちらの気持ちも分かる」
とのことであった。

~まとめ~
感情に訴える、ビジョンを見る。
ということの圧倒的効果を感じた。
勉強の為に何度も見たDVDだけど、
いつもどうしても涙が出る回だった。

幼いころからの家庭環境の背景が、
互いの目には
どのように映っていたのか…。
上京当時のエピソードを見て号泣している
72歳のおぼん師匠を見ると
心の世界に時間という概念はない
ということを思い知らされる。

おぼん師匠が何度も言っていたセリフがある
「俺に謝れ!お前が俺を誘った。
だから責任持て!俺に謝れ!」
一見、理不尽なようにも思えた
この言葉の表面からは
到底理解し得なかった事の真意を
ほんの少し垣間見たような気がする。
ひとつの物差しでは
とても測ることができないような
切ない回だった。

相互依存を学ぶ~おぼんこぼん編~
ステップ!
アラフォーからの豊かな人生をガイドする
女性専門カウンセラー 朝比奈 卵

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?