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私たちのターニングポイント From社内報 #4「仲間を信頼し、共に切磋琢磨することで成し遂げる!」

本記事では、アサヒ飲料社内報コンテンツとして制作している「ターニングポイント」を一部編集してお送りいたします。「ターニングポイント」では当社役員・事業場長の転機となった経験に迫り、人生や仕事の軸となっていることを紹介しています。社員から人気が高い「ターニングポイント」を通して、当社の歩みを少しでもお伝えできればうれしいです。

 今回は、さまざまなエリアでの営業を経験した社員のターニングポイントです。

※本記事は2022年6月に社内報として執筆した内容です。


【プロフィール】

渡邊 智章(わたなべ ともあき)/近畿圏本部 自販機担当本部長
1991年アサヒ飲料(旧アサヒビール飲料)へ入社。大阪で半年間ルート営業(※1)を経験後、中国支社、四国支社で量販、卸営業(※2、3)に従事。その後、四国支社営業部長、近畿圏支社神戸支店長、近畿圏量販支社営業二部長、東北支社アサヒ統括支店長、東北支社副支社長を歴任。2017年以降は近畿圏、中四国エリアの支社長を歴任し23年3月より現職。

※1 ルート営業:自動販売機の設置先を巡回し、商品の補充、メンテナンス、売上金の回収などを行う営業のこと
※2 量販営業:量販店(商品を販売する小売店のこと。主にスーパーマーケット、ドラックストアなどを指す)に対して、商品提案などを行う営業のこと
※3 卸営業:卸企業(メーカーなどから仕入れた商品を一般の消費者ではなく、店舗やネットショップなどの小売業者にまとめて販売する業態の企業)に対して商品提案などを行う営業のこと

突然の人事異動。広島エリア担当はたった4人


―――ターニングポイントとなったキャリア上のエピソードを教えてください。

入社5年目の1996年、中国支社で量販、卸営業を担当していた頃の出来事がターニングポイントです。ようやく仕事にも慣れ、業務に対する責任感も強くなってきた頃でした。当時の中国支社にはアサヒビールからの出向社員が数名いたのですが、人事異動のタイミングで全員アサヒビールに戻ることになりさらに一人が退職しメンバーが激減。広島エリアの量販、卸、自動販売機の全営業を若手メンバーたった4人で担当することになりました。
当時の業績は好調でしたが、全国に比べると中国支社の業績が劣っている状況で、数字の見込みが立つまで帰れないこともしばしば…。量販企業だけで10企業以上、それに卸企業の担当も加わり、さらに当時は一人一台PCが無い時代だったのでさまざまな業務に今よりも相当な時間がかかる状況。経験したことのない業務量、そして実績に対するプレッシャーが重なり本当に大変な日々でした。

お得意先にも仲間にもとことん向き合った1年間

―――そのような苦しい状況を乗り越えるためにどのような行動をしたのですか。

「やるしかない!」という気持ちでお得意先様との信頼関係構築に努めました。当時、週3日は出張でしたが、その中でも私が継続して行っていたことは一日10件以上お得意先様を回訪することです。そしてその際、ただ「買ってください」という話をするのではなく、トータルでお得意先様の売上アップにつながる提案をすることを徹底していました。時には担当の卸企業を夜遅くに回訪して先方の営業担当者と打ち合わせをすることもありましたが、今でも当時の話ができるほど、先方とは密なコミュニケーションを取っていました。

旧中国支社時代、お得意先様とのソフトボール大会に参加した際の1枚

また、当時の状況を乗り越えることができたのは「なんでも言い合える仲間」がいたことが一番大きいと思っています。目標達成に向けて何度も意見を交わし、お互いが考えていることを共有し合いましたし、誰も経験したことのない状況だったからこそ分かり合えることも多く、何か困ったことがあるといつでも相談できる環境でした。
たった4人でしたが、お互い切磋琢磨して日々営業活動に取り組み、仲間の大切さを実感した1年間でもありました。

後輩に伝えたい想い


私の座右の銘は「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も」です。どんなことも強い意志を持って取り組めばなんとかなると思い、行動するようにしています。また、私の経験からお伝えしたいことは、「課題に直面した時こそ周りの仲間を頼ってほしい」ということです。仕事をする上では、壁にぶつかることや一人では解決できない問題に直面することがあるかもしれません。ですが、周りには必ず同じ目標に向かって取り組んでいる仲間がいます。辛い時こそ一人で悩まずに周りの仲間を頼ってみてほしいですね。そうすることで新しい気付きや発見につながるはずです。そしてお互いに切磋琢磨し、日々新しいことにチャレンジしていってほしいと思います。

私のルーティーン


健康維持のために一日8,000歩歩くこと、そして週1回のジムと自宅での腹筋を継続しています。もちろん継続するのは辛いこともありますが、健康のためと言い聞かせて日々取り組んでいます。また、毎日「カラダカルピス®」(※現在は「カラダカルピス®BIO」)を必ず1本飲んでいます!

―――ありがとうございました!


今回の「私たちのターニングポイント」はいかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!