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やる気がでないとお悩みのあなたへ~脳の「やる気スイッチ」稼働の秘訣!

英語でも仕事でも何でもいいのですが、あなたは「やる気がでない」とお悩みになることはありませんか?

そんなあなたに、今日は脳のやる気スイッチとその稼働の秘訣についてお伝えします。

やる気スイッチとは?

脳科学者の池谷裕二氏が、やる気スイッチについて次のような話をしています。

やり始めないと、やる気は出ません。脳の側坐核が活動するとやる気が出るのですが、側坐核は何かをやり始めないと活動しないのです。

池谷先生によると、『やる気』を出すには脳の『側坐核』が機能する必要があるようです。

ところが!
この側坐核は何かをやり始めないと機能しないということなのです。

何かをやり始めないとやる気がでないなんて、何か騙されたような気分になりますよね!

でも、私は、この話を聞いてすごく腑に落ちるとともに、いろいろなことが一気につながったように思いました。

まず参考書を開くだけでいい理由

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どうしてもやる気が出ないという時、私はよく「参考書やアプリを開くだけでもいい」とお伝えします。
そして、開いてしまうと、案外学習してしまうものなのです。

開くだけでいい」と言われておきながら、「開いてしまうと案外やってしまう」のはなぜだろう?と思っていました。

そんな時、脳の側坐核が「やり始めると稼働するやる気スイッチ」だという話を聞いて、「まずは開いてみる=やり始める」ことで、側坐核が稼働し、やる気が出てくるからなのかな?と思いいたりました。

「開くだけでいいなんて胡散臭い」とあなたは思うかもしれません。
しかし、開いてまず始めてみるというその行動が、あなたの『やる気スイッチ』を押しているとしたらどうでしょうか?
開くだけで始めたあなたの行動が、学習習慣を形成していくことに繋がるのではないでしょうか?

私自身、例えやる気がなくても、まずは開いて学習し始めてしまうと案外学習が捗ることは経験しているので、すごく腑に落ちました。

多忙な社会人の方が学習が続く理由

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もう一個腑に落ちたのがこちら。
多忙な社会人の方が英語学習が続く」傾向です。

私は過去に多くの英語学習者さんを見てきました。
そのなかで英語学習を長期間にわたってしっかり継続するのは、圧倒的に多忙な社会人の方たちです。

逆に、時間のあるはずの学生さんたちは、なんだかんだ言ってあまり学習しなくなる傾向があるように思います。

では、普段多忙な社会人の方たちは、休暇中に時間がたくさんある時には、さらにたくさん学習するか?というと、そんなこともないのです!

休暇前に、「時間は普段よりあるので、学習時間も増やすつもりです!」と意気込んでいたはずが、ふたを開けてみると普段より学習時間がずっと減ってしまった……ということは、よくあります。
むしろ、普段の方が勉強していることが、全般的にみると多い気がします。

多忙な社会人の方たちは、恐らく、普段の生活のなかでは『仕事』に取り組むことで『やる気スイッチ』がONになってるのかもしれません。
そのスイッチON状態で英語に取り組むからこそ、英語のやる気も高くなってるのかなと思いました。

あとは、楽器やスポーツ等で一つに秀でている人が、勉強もできてしまうというようなこと。
何でもできて羨ましい!」と思うかもしれないけど、実は逆で、何かに真剣に取り組む『やる気スイッチON状態』だからこそ、他のことにもやる気スイッチONで取り組めている=他のことも成功するのかもしれません。

実際、私自身、仕事が忙しい時の方が、パフォーマンスが高いなと感じています。集中力が凝縮される感じです。
だから、ダラダラ中途半端にやるのが一番よくないなと感じます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今日は、脳科学者の先生の話も引用し、やる気スイッチについて記事にしました。

✅やる気スイッチ=脳の側坐核
✅側坐核は、何かをやり始めないと機能しない
✅だから、まずは参考書を開くだけでもいいからやり始めるのが大事
✅多忙な社会人の方が学習習慣が継続するのも、やる気スイッチのお陰かも

よかったらぜひ『やる気スイッチ』を意識して行動してみてくださいね!



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