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私だって正論言ってたやん!と思って、書いてみました。
今日、エンカレのふわふわメンバー3人
(論理か感情かと言われれば感情人)の
ちづき・さとえ・ゆりで作業をしていました。
この3人の間で出てきた声が、こちらです。
✔︎「論理的思考の強い人の言うことが正解」という風潮がある
✔︎でもそればかりではないと思う。
✔︎正論を言われると、何も言えない
そんな話をしていて、
✔︎「正論」や「論理的思考」が全てではないこと
✔︎人が結局動くのは「感情」を動かされた時であること
に改めて気づかされました。
初めは、私は「感情人だしな」と思って話しておりましたが
振り返ってみると
「ブラックゆりち」とたまにみんなに言われていた時を思い出しました(笑)
私はふだん穏やかで女の子らしく見られることが多く、「引き出す力」には定評があるのですが
(正直そうだとも思うのですが笑)
基本的にサバサバっとしていて論理的に物事を捉える一面があります。
だから、何か意見がある時(時に疲れていて少し不機嫌な時)
今までは、配慮が足りず
「これってどう考えてもこうじゃん。なぜならこのデータでもこう示されていて、このスタンスで考えるとこうでこうでこうで、だから、これ以外ありえなくない?」みたいなことをバシバシっと言っている時がありました(笑)
コンサルやITベンチャーの選考に行っていて、
私の中の論理的思考モードが全開だった時期ですね。
また、私は少しばかり毒舌を言うキャラのアイドル
(乃木坂の齋藤飛鳥ちゃんやHey!Say!JUMPの知念侑李くんなど)
に惹かれるところがあるため、
「正論言って何が悪い」
と思っていました。
声質や表情がやわらかいおかげで「怖い」と言われたことは
人生でほとんどありませんが
そんな時、「さっきブラックゆりちが出てた」と言われていたことは何度もあります。
その理由、今はわかります。
でも当時は、全然わかりませんでした。
それは、「正論」の与える影響について、
全く理解していなかったからなんですよね。
そんな私は、久しぶりに10人以上の組織、エンカレッジ名古屋にコミットするようになって
組織のmtgなどで「正論」を言うと逆効果な時も多々あるということに気づきました。
「正論」のネガティブな面については
様々な理由が考えられますが、
私は一番の致命的な悪影響は
✔︎メンバーが、「自分の意見も否定されるんじゃないか」と思い、意見を言いにくくなる
ということだと思います。
正論を振りかざしてくる人に対して
論理の通っていない意見を言ったら
怒られそうって、思いませんか?
これは、コーチング・ティーチングの考えに、似ているような気がします。
正論を言うのは「ティーチング」
引き出すのは「コーチング」
組織で、他の人と共同して何かを進めていくにあたって
正論ばかりを言っていては、前には進めません。
正論を言うにしろ、
ちゃんと「伝わる」ためには
相手の声を引き出し、伝えたい正論と繋げていくことが
必要であると思います。
組織の中で、リーダーシップを取れる人は
「組織で」成果を生み出せる人というのは
正論をねじ込む人でも
スキルの高い人でもなく
**「周りの力をいかに引き出せるか」に注力しメンバー一人一人を観る人**
であると思います。
私も、組織の一員として、
また、日頃人と関わる際にはいつも
「引き出す」ということを、これからも忘れずに、
歩んでいきたいです。
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