
健康でいるための最適解は?実は、あなたの『健康法』は不調に繋がっているかも?元整形外科看護師の観点から見た、健康でいるための秘訣
こんにちはー!看護師×ヨガ講師のあさです☀
早速ですが、みなさんは普段、健康のために何をしていますか?
ジムに行って、筋トレしたり
スポーツをしたり
食事内容を変えてみたり
それぞれの『健康法』があると思います。

それではもうひとつ、あなたに質問です。
あなたの『健康法』を実践することによって
あなたは健康になっていますか?
筋トレをした翌日、あるいは翌々日に筋肉痛になったり
疲れやすくなったりしていませんか?
それをあなたは『健康法』と呼びますか?
私はこのままだと『健康法』とは呼べないかなあと思います。
それではどうすれば良いのか?
あなたの『健康法』+ヨガをすれば良いのです。
健康のために筋トレを始めた男性のお話
『健康法』+ヨガとは何なのか。
それはこの男性のお話を聞いて頂けるとおわかりになると思います。
その方Aさんは自営業で立ち仕事をされています。
30代後半になり、めまいや立ちくらみに加えて胃の調子を悪くしたことも相まって、そろそろ健康にも気を付けないと…と思うようになりました。
そこでまず思い立ったのが、ジムでのトレーニング。
ジムでのトレーニングは懸垂や腹筋等、体を一通り鍛えることの出来るトレーニングをトレーナーに組んでもらい、週1で実践していました。
私の「筋トレと一緒に、ストレッチもしていますか?」という問いに対してAさんからは「していない」との返答がありました。
トレーニングは続けていましたが、トレーニングによる疲労もあり、疲れは取れません。
一見、Aさんは健康のためにトレーニングをしていて、ご自身なりの『健康法』を見つけておられます。
ただ、私からすると、〇〇が足りないのです。

詳しく説明しますね。
Aさんは自営業で立ち仕事、加えて長時間労働であることから、長時間交感神経優位の状態になっています。
めまいや立ちくらみ、胃の不調は、他の原因もあるかもしれませんが、いずれも自律神経の乱れによって起こる症状ばかりです。
週1で行っているトレーニングは筋トレ。交感神経が優位になっている状況です。
こうやって考えると、常に交感神経が優位になっている状況が続き、副交感神経の出る幕がかなり少なくなっていることが考えられます。交感神経と副交感神経はどちらかが優位になっている時はもう一方は少なくなっている、いわば真ん中でバランスの保てないシーソーの関係。この交感神経が常に重くなっている状態です。
この状況で疲れが取れるわけがありません。
加えて、筋肉は縮めるだけでなく伸ばすことで柔軟性が生まれ、老廃物を流してくれます。
Aさんは筋トレばかりをしており、ストレッチをしていないことから、筋肉が収縮ばかりしていて、老廃物が流れない状態になっていると考えられます。
この状況を解決するのがヨガ。
アーサナ(ポーズ)を取ることによるストレッチ効果を持たせつつ、
ゆっくりとした動きや腹式呼吸によって副交感神経を優位にさせる。
こんなにぴったりな解決策はありませんよね?
そこで、私はヨガというよりも、現在行っているトレーニングに合わせた(アクティブな)ストレッチプランをご提案しました。
このように、ご自身の『健康法』+ヨガをすることで、より自分オリジナルの『健康法』にパワーアップ出来ます。

腰痛、膝の痛みのある30代女性のお話
次はパート勤務の看護師で子どもを2人育てている女性Bさんのお話です。
最近太ってきたけど、膝も痛いし、子どももいるから、手軽に始められるスポーツもない…と思っていたところにヨガとの出会いがありました。
最初は対面、途中からはオンラインでパーソナルヨガを定期的に受け、定期的に運動する習慣を身に着けることに成功。
加えて、パーソナルヨガで学んで、特に気持ち良いと思ったストレッチを寝る前にピックアップして行うことで、柔軟性の向上にも繋がりました。
加えて、パーソナルでは、自分ではなかなかきつくて続けることが出来ない筋トレも行うため、基礎体力が向上し、膝や腰の痛みが減ってきています。
Bさんはご自身の努力もさることながら、パーソナルヨガをしっかり継続したことで、腰や膝の痛みが軽減し、健康につながったと考えられます。
ただ運動するだけじゃ健康法にはならない!
健康を増進するには運動が大事ですが、
このような例を見ていくと、運動をするとともに
ストレッチが重要になってくることがわかります。
では、私は何故ヨガを勧めるのか?
これには、私の性格も関係します(笑)
それは、『効率を追い求める』こと。
簡単に言えば、休んでいる時間がもったいない!という人にお勧めします。

ストレッチって、効果はわかっていても、必要性を感じなかったらしないんです。
でも、ヨガであれば
筋肉を収縮させたり、伸長することによって筋肉のストレッチが促され、なおかつ、呼吸も意識することでインナーマッスルを鍛えたり、副交感神経を優位にさせたりすることが出来ます。
こんなに効率的に動かせるストレッチはヨガ以外にはありません。
現代、たくさんの情報量を取捨選択し、動く。
常に選択が迫られ、したいことも必然的に多くなる私たちが
意識的に休息を得るには、ヨガが適切ということです。

ちなみに…
筋トレも『健康法』のひとつですが、ジムでのトレーニングには筋肉の収縮をメインとしたトレーニングを組まれることが多く、ストレッチは重要視されない傾向にあります。
だから、筋トレをした箇所にはした分だけ、ストレッチも必要なのですが、ストレッチがされていない傾向にあります。
その結果、私のように(笑)翌々日になっても疲れが取れず、『スポーツ好きだけど嫌い』『スポーツしたいけど、疲れが取れないから、休み前でないと出来ない』になっちゃうのです。
ここで大事なのがヨガ講師選び
それならヨガをやってみよう!
と思って、ヨガスタジオを探してみるけど、どのヨガスタジオを選べば良いかわからない…
そんな方に、私からアドバイス。
まずはそのスタジオのヨガを受けてみて、先生がどんな言葉を発しているか、聞いてみましょう!
『大空に手を広げて~…』という言葉をスタジオ内で言っている先生
『宇宙を感じて…』と言っている先生
このような、現実味の湧かない言葉やあいまいな表現を使っている先生は、正直おススメしません。

何故かと言うと、解剖学をわかっていない可能性があるから。
チェアポーズ(空気椅子)であれば
×「空気椅子みたいに、後ろにお尻を座らせて」
〇「空気椅子みたいに、かかと重心、脛を垂直に保った状態で膝を曲げながらお尻を後ろに突き出して、足の付け根に卵かトマトを挟み込んで離さないようにする」
このような説明をする先生は解剖学をわかっていて、あなたの希望に合ったヨガを提供してくれる可能性が高いです。
もし、近くにそんなヨガスタジオがない!という方は
私のヨガレッスンを受けてみると良いかもしれません。
⇧こちらのリンクから、私のヨガレッスンを予約することが出来ます。
ご要望があれば、オンライングループレッスンも開催しますので、まずはお気軽にお問合せください。
まとめ
ヨガをしている、ヨガ講師をしていると言うと、よく言われるのが「体、柔らかくないと出来ないんでしょ?」という言葉。
実は私、前屈で手が床につかないんですよ(笑)
でもそんな私でもヨガを続けられるのは、看護師で解剖学がわかっているから。
解剖を知っていることで、正しいポーズの取り方がわかり、結果、体をストレッチさせ、効率よく動かすことが出来るようになっています。
ただ、ヨガ講師全員が解剖学について詳しいわけではありません。
もし、ヨガをしてみたいけど、どんなスタジオを選べば良いかわからないという方はいつでも相談に乗りますので、公式LINEから声を掛けてみてください。
そして、体をメンテナンスするには、車と同じように継続してメンテナンスしていかなければなりません。

このメンテナンスをするかしないかによって、将来自分が腰を痛めてしまったり、膝を痛めてしまったりして手術になるかどうかが左右されるのです。
何も感じていない、あるいは軽くで済んでいる今のうちから、「セルフメンテナンスのためのヨガ」始めてみませんか?