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【本から学ぶ】質素、清潔、秩序を重んじる楽しみ【17-1】

今日からまた本を読んでいきます。
今回の本はこちら。

著者はフランス人の方で、世界を飛び回る中で様々な哲学や文化に触れ、自由、美、調和を信条とする方です。日本の禅からも影響を受け、シンプルで上質な生活を提言しています。

この本は2010年に発行されたものですが、昨今のミニマリズムに深く通じる所があると思い、購入しました。

まずは物との付き合い方について書かれている部分でこの言葉に出会いました。

身のまわりを片付けながら、わたしたちは自分自身の心のなかも整理しているのです。

ドミニック・ローホー『シンプルに生きる-変哲のないものに喜びをみつけ、味わう』,幻冬舎,2010,P47-48

自分の身のまわりの騒然さと自分の頭や心の中の騒然さはリンクしているということです。これはかなり共感します。私も心が沈んでいたり、考えることが多すぎて頭の中がグチャグチャになっている時は決まって自室が散らかっています。なので、部屋を片付けることで心の中を整理するようにしているのですが、気力がなく、うまく片付けが出来ない時があります。そういった時は机の上だけも整えます。部屋にはパソコン作業をしたりクロスステッチをするための机があるのですが、ここにはデスクライト以外を置かないようにします。これが私の小さな秩序です。机が綺麗になっているのをみるだけで小さな満足感も得られ、心が多少整う気がします。

片付けたいけど今は気力がない・・・という方は部屋の一カ所だけでも物がない整った場所を作るとよいと思います。

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アサ
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