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【本から学ぶ】非繊細さんのこと【2-4】

『「繊細さん」の本』。自分にとって衝撃的な出会いというか自分の考えや今までの悩みに直撃する本で、じっくり何回も読んでいます。

読む中で一番衝撃的だったのがこの部分です。

繊細さんにとって最大の罠は「相手の”わからない“という感覚が、わからない」ことなのです。

武田友紀『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』,飛鳥新社,2018,P91

人の感情を察しやすい・その場の雰囲気を感じやすい為、自分は人の気持ちを分かっている方だと思っていました。以前は自分がHSP(繊細さん)である自覚はあまりなかったので、「なんでそんなに空気を読まないんだろう、この空気の悪さに気付かないはずがない」「あの人が機嫌悪いの、分かるよね?」と相手の言動に苛立つこともありました。

HSP(繊細さん)は約5人に1人らしいので、気付かない人(非繊細さん)が大多数。そして非繊細さんは自分の気付いていることに本当に気付いていないんだと知ってとても驚きました。そして、確かに非繊細さんの「わからない」の感覚は私には理解しえないものだなと思いました。

私の周りにいる非繊細さんの代表格は母です。父はおそらく私と同じ気質をもっていると思います。(と思うとこの性格は父親譲りなのかもしれません)。以前、母は鋼の心を持っていると書きました。そう思ったのは人に言われたことを全く気にしない、思ったことをそのままオブラートに包まずそのまま言う、周りの目を気にしないで行動する人だからです。人からの悪意や周りの目を気付いていても無視し、我を通す人だと思っていました。もしかして母はそういった悪意や周りの目に本当に気付いていなかった(側にいた私だけが気付いて勝手にハラハラしてた)のかもしれないと思いました。

自分とは違う感覚をもっているんだ、そういう人なんだと思うと他人との関係も少し心が軽くなりますね。

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