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【本から学ぶ】「嫌われない」「嫌いにならない」くらいの距離感【1-2】

前回に引き続き『「気にしない女」はすべてうまくいく』より。

すべての人に好かれようとすると疲れます。でも、「嫌われない程度の距離感」「嫌いにならない程度の距離感」でいいと考えるとラク。結果的にそれがベストな距離感を見つけられるように思います。
有川真由美『「気にしない女」はすべてうまくいく』,秀和システム,2020,P51

人との距離感は私にとって永遠の課題です。「嫌われたくない」という思いが強いのと、HSPの特性である「人の機嫌を敏感に察知する」が負の連鎖を招き、自分を犠牲にして人に尽くしてしまったり、いい人に思われようと試行錯誤して空回りしたりしてしまいます。そしてある日ふと「あぁ、人間関係疲れる・・・辛い」となって自ら関係をリセットしてしまうことが多いです。突然いなくなるため、さらに嫌われていることでしよう。

嫌われない距離感ってなんでしょう?本の中では試行錯誤して距離感を見つけるとありましたが、試行錯誤しているうちに心が折れてしまうので難儀です。特に仲良くなろうとして距離を詰めすぎると、相手からそっけない態度を取られた時に凹んでしまうような気がします。

高校の時の話です。田舎から街の高校に行ったため、いわゆる高校デビューをしたくて、無理してキラキラしたクラスの中心の人たちと行動を共にしていた時期がありました。なんとか話についていこうと必死でしたが、無理して話をあわせていたため、どんどん距離をとられるようになり、修学旅行の時には一緒に行動してたはずのなのに意図的に置いていかれました。ハブられたのは私ともう一人の子でした。二人で「これはハブられているよね?」と確認し、これからのことを相談しました。どうやらその子も無理してグループに所属していたという自覚はありました。もうあのグループとは付き合うのをやめ、その後二人とも、声をかけてくれた別のグループと仲良くなり、卒業まで一緒に過ごすことができました。

今思えば、高校の時は最終的にうまく距離を取ることができていました。結果的に嫌われましたが、そのグループのことはすっぱり諦め、良くしてくれる人たちと過ごすことができました。その経験を大人になった今、生かすべきですよね。

いきなり距離を詰めて嫌われるのは辛いので、じっくり相手との距離を詰めて、ダメだと思ったらすぐ退く。どうしても嫌われてしまったら、すっぱり諦める。

よし、頑張ってみ、ます。

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