【本から学ぶ】現代のヴァンパイア【7-4】
現代にもヴァンパイアはいるそうです。
あ、オカルトとか都市伝説とかの話ではないです。
一般的に(?)ヴァンパイアは人の生き血を吸いますが、現代のヴァンパイアは人のやる気やエネルギーを吸うそうです。「エナジーヴァンパイア(エネルギーヴァンパイア)」と呼ばれています。
自分の周りの人で「この人といると疲れる」「話していると気分が落ち込む」「そばにいるだけで心がモヤモヤする」と感じる人はその人がエナジーヴァンパイアの可能性が高いです。
私の場合、前職の上司がそうでした。特に話したり、怒られたりしていなくても同じ部屋にいて声を聞くだけで疲れてしまい、休みの時は心が落ち着きました。平気で21時以降にも休みの日にも次の日の仕事の連絡をグループLINEで連絡してくるので、それを見るだけで心がどんよりしていました。私が精神的に落ち込むようになったのも育休からこの上司が復帰したのがキッカケだったと思います。
エナジーヴァンパイアの特徴を調べてみると
・人を見下す
・支配する
・否定する
・悲劇のヒロインを演じ同情を誘う
・人の嫌がることをする
など、要はちょっと嫌なひとですね(笑)
本書でもヴァンパイアのエネルギーの奪い方として心理学博士のジョ-・H・スレイト博士の言葉が掲載されています。
エナジーヴァンパイアからエネルギーを吸い取られないためには心を乱さないで平常心を保つことが重要です。話は同情や共感をせず聞き流し、嫌なことははっきり言う。ヴァンパイアとの境界線ははっきり持ち、踏み込みすぎず他人事と自分事を混同しない・・・
ん?HSPとして注意する点にかなり酷似しているような・・・もしかしたらHSPにとってエナジーヴァンパイアってかなり相性の悪い存在なのかもしれませんね。
前述の上司には金輪際会うことはないのでOKなのですが、今後別のエナジーヴァンパイアに遭遇しないように気をつけなければいけないと共に、自分もエナジーヴァンパイアになる可能性は充分あるため、自分が人に悪影響を与える存在にならないように気をつけていきたいです。
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