うつ寛解〜人間4年目で出来るようになったこと、やったこと
うつ寛解後の行末を、うつ真っ盛りの自分も知りたかったので共有します。随時更新。もし当時の心境や今の考えについて聞いてみたいことなどあれば、お気軽にお尋ねください。当人、怖い人じゃないです。明るめの隠キャです。
🌟→得た物、できるようになったこと 💪→やったこと
【1年目】大学休学期間
🌟感情、自己表現、休むこと、自分を癒やすこと
💪ひたすら寝る、何もしない、人と会わない、これまでの人生で我慢してきたやりたかったことをやる→原神(携帯ゲーム)、TRPG(自作のキャラクターになりきって遊ぶトークゲーム)、ギター、ピアノ、お菓子作り、料理、ハーブ栽培、スパイスを使用したドリンク作り、ラテアート、写真、絵を描く、アクセサリーを作る、Vtuberを推す(動画見る、ファンアートを描く)、オンラインでだけ人とコミュニケーションをとる
【2年目】大学3年生
🌟他者と生きる、愛、パートナー、優先順位、最低限で出す、協働する、深夜まで作業しない
💪他者に教える・任せる、相手の心を聴く(自分の想像ではなく、相手が本当に望んでいることを聴く)、他者に働きかける、人を見返りなく大事にする、課題を最低限こなしてから精度を上げる(最低限でも提出する)、自分が大切にしたいものを決めてそれに割く時間を確保し残った時間でやるべきことをこなす(自分の時間を犠牲にしない)
【3年目】大学4年生
🌟見捨てられない安心感、仲間・親友、外部(家庭以外の人)に頼る、安心感を感じながら挑戦する(フロー状態)
💪自分で選んだ試練に立ち向かう、自分の感情を表現する、できないことを受け入れる、専門家のサポートを受ける(家族の反対を押し切って心療内科にかかる)
過干渉親が私の意思を否定してくる中で、その反対を丸無視して私が外部の人に正しく助けを求められるようになったのは、大学休学を申告する時に(もし休学をNoと言われたら)家族と絶縁する覚悟をもったことが大きいと考えています。他にもいくつかの条件が重なったことによって医療に繋がれたのだと思います。
私に必要だった条件は、
・自分の意思で家庭と縁を切ることができる(自分の人生を自分で舵取りできる)と思えたこと
・他者は必ずしも害してくる存在ではないと体感できたこと
・20歳を超えて保護者の許諾無しに医療にかかれるようになったこと(私の世代は20歳で成人だった)
・休学を経て冷静な思考力が回復したことで、自分の問題に対して必要な知識や専門家の情報を集める&分析ができるようになったこと
だったのではないかと考えています。
【4年目】自由人1年生
🌟自分軸、やりたいこと、他者との境界、他者に興味をもつ、社会で生きる、自分の人生をつくっていく
他者に頼る(無価値観の克服、相手へのリスペクト)、他者を思いやる・他者の思いやりに気づく
💪自己理解(八木仁平さんメソッド)、片付け・ミニマルな生活、自炊、カウンセリングを受ける(過去の精算、感情のやりとりをする訓練、認知の歪みや脳の偏りなどの調整)、他者に自分のこと・やりたいことを話す、人の話(経験)を聴く、感謝、瞑想(線香を焚きながら)、他者の思考を取り入れる(本、特に「哲学者の言葉366」のようにとにかく沢山の考えが紹介されているものを読む)
最近は瞑想と思考の調整を続けているからか、反芻思考や被害妄想に捉われることが少なくなってきた気がします。自動的に加速して止まらない思考と感情を頭から引き剥がすのが上手くなってきた。この、意図していない自動思考や感情の波に呑まれることなく受け流す感覚が「今、ここに戻る」ということなのかな、と思いました。