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大学の入学試験選抜がオンラインに!?
大学の入学試験がオンラインで行われる時代がやってくるということを目にしました。
▼ 文部科学省 通知 『令和3年度大学入学者選抜におけるオンラインによる選抜実施について』
令和3年度の大学入学者選抜において、
・ICTを活用したオンラインによる個別面接
・プレゼンテーション
・大学の授業のオンライン参加 & レポート作成
・実技動画の提出
・小論文や入学後の学習計画書、大学入学希望理由書などの提出
を取り入れた多様な選抜方法が挙げられました。
もちろん、志願者の利用環境などの差が生じないように考慮すると書いてあります。
しかし現実問題、この選抜方式に今後移行していく可能性を考えると、今の学校教育(特に高校)において、求められる力が多様化し、個々の意識や家庭環境に大きく影響される可能性が大きくなりそうな印象を持ちます。
”代替措置などの配慮” ということがどの程度な配慮なのかなど気になる点は多くあります。
ますます教育界にもオンライン化の流れがやってきていることを実感しますね。
これは生徒のみの問題ではなく、教員も同様にオンライン化に対応していくことが強く求められるようになります。
パワーポイントを活用してプレゼンをすることができない、IT関連の知識が皆無であるなどといった教員も多いと思いますから、研修などでスキルを磨いていかなくてはならない時代に入っていくと思います。
やっと ”アナログだけでいい” ”アナログな教育活動”という昔ながらの教育観は通用しない時代がやってくるのではないでしょうか。
公立学校の中でプレゼン大会なんてワクワクしますね。