教員の休憩時間について
教員の休憩時間について今まで考えたことは正直ありませんでした。
むしろいつ休むの?!となるくらい予定はギッチリと詰まっています。
教員の休憩時間はどう取らなければならないのか、などもう一度確認したいと思い記事を書きます。
⬜️ 教員の休憩時間について
基本的に7時間45分であるところが多いのではないでしょうか。
休憩時間については勤務時間が7時間45分の場合、45分の休憩時間撮る必要がありますが、学校現場ではどのようにとると想定しているのでしょうか。
児童生徒が帰ってからの時間にまとめて休憩を取ることができるということでしょうか。
つまり、勤務時間が8時〜16時半であれば、15時45分には帰宅しても何も問題ないということになります。
休憩時間は自由なのですから。
⬜️ 在校等時間について
労働者である以上、休憩時間は担保されないといけません。
また、”休憩時間は労働者が権利として労働から離れることを保証されている時間を指す”と記載されているように、教員として立ち振る舞う必要がないということです。
そうなれば、在校等時間というのは”労働者として働いた時間”ということです。
ただ、この在校等時間が曖昧に管理されていることによって、休憩時間が意味を成していないし、教員の何でも屋感が出てしまうのではないかと思います。
もちろん、時間に対して非常にシビアになることで子供たちの学習の機会が失う可能性があるのであればあまり良いとは思いませんが、教員が”世間知らず”と言われる要因はこういったところにあるのではないかと思います。
⬜️ 教員だって休憩したい
教員になる前は、某アパレル店員として働いていました。
休憩の時間、とくにご飯を食べる時間は個人の時間であり、至福のときでした。自分の食べたいものを自分のタイミングで、誰にも干渉されないで食べることができていました。
会社員で働いている友人も、「今日こんなランチたべたんだよね〜」と楽しそうに話していたり、「〇〇さんとランチ行ってこれた!」とランチの時間までも自分の有意義な時間に活用している人が多くいます。
しかし、教員は唯一のゆっくりできるであろう食事の時でさえ、給食指導・食育の推進などで子供達を指導しなくてはなりません。
常に目を光らせていなくてはならないので、ゆっくりとご飯を食べることができません。
生徒指導がある場合などは給食を食べることができなかったこともありますし、5分〜10分で食べることが基本時間です。
30分くらいでもいいから、個人でゆっくりと散歩したり休憩をとったりできる環境が欲しいなと思ってしまいます。
しかし、”児童・生徒のため”と言われれば、ほとんどの教員は「仕方ないか…」と児童生徒のために働いてしまいます。
本来の労働とかけ離れた労働は違法ではないのでしょうか。
疑問が残ります。
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