あるこ (ちゃん)

作家 独自の目線で感じる私の世界をお届け。 すべては断片的に。どう感じるかはあなた次第。 かんじたかなしみを作品に。ちょっぴり切ない、でもわかる。 みたいな出会いの話をたくさんかきます。

あるこ (ちゃん)

作家 独自の目線で感じる私の世界をお届け。 すべては断片的に。どう感じるかはあなた次第。 かんじたかなしみを作品に。ちょっぴり切ない、でもわかる。 みたいな出会いの話をたくさんかきます。

最近の記事

別れ際の本性

人との別れ際に本性は出る。 っていうのはあながち本当であり嘘だと思う。 っていうのは、面接でご縁がない時の人事は逆に丁寧に見送ることを知っているから。 それに自分もそうだ。 もう会いたくない人ほど丁寧に見送ってしまったり、プレゼントを丁寧に送る場合もある。 わたしにとってはそれが正解だった。 最近職場で一日の終わりに挨拶を交わすが、顔を見て丁寧に挨拶してくださる方と、ご自身の行動を優先させて顔をみずに挨拶を済ませる方がいることに気が付く。 当然この場合は顔を見て

    • 好きな人や尊敬する人

      職場に完全に好きな人や100パーセント尊敬する人っていないなって思った。 よく考えたら、ずっとそんな人に出会ったことがないことに気が付いた。 大学を卒業して社会人になった初めての仕事でも尊敬できる人には出会えなかったし、それが辞める理由にもなった。 この先働いても先が見えないって理由をつけて退職したんだ。 そもそも、尊敬する人が近くにいることが稀なんだと思う。 尊敬する人に囲まれて仕事するなんて幻想でしかない。 私は結局、変えてくれる誰かを欲していたのかもしれない

      • お稽古を続けるかどうかのさかい目

        あるお稽古を続けている。 地道にお稽古は進んでいるけれど、 毎回予習をしたり、プレッシャーを感じる場面もある。 二年くらいたったと思う。 お稽古帰りに一緒にドトールに行く仲間が出来た。 月一で挑んでいるこのお稽古が人生にどのように作用するか明確にはわかるってことはない。 正直別に続けなくてもいいかなって思う時もある。 自分のお休みを一日つぶしてまですることなのだろうかと思う時もある。 でも節目節目で続けようかなと思うような流れがあって、なんとなく続いているのだ

        • 可愛い女優かどうか

          電車内でコスメの宣伝をしている女優をみた。 彼女のドラマはいくつか見たことがある。 でも可愛いとは思えないし、どうして彼女を使用しているのだろうと思っている。 私なりの憶測なのだが、 ①事務所が押している女優で、売り込み圧力がすごく使用することになった。 ②使用しているメーカーにこの女優のファンがいるのではないか。 ③あまりずば抜けて可愛くなく、いわば、どこにでもいそうな感じが逆に良くて使用している。 ちなみに なぜ自分が彼女を可愛いと思えないのか考えてみた。

          パソコンの起動が遅い。

          パソコンの起動が遅い。 とてもいらいらする。 私の仕事が遅い。 周りはイライラする。 私はパソコンにいらいらするなんてと思う。 私は周りにイライラしてほしくないと思う。 だから、パソコンにイライラしないようにする。 そうしたら周りは私にイライラしないかもしれない。 なんて関連づけて、とめどなく生きるタイプ。 実際、パソコンと周りと私の仕事の出来なさは関係ない。 でも関連付けてしまう。 これがスピリチュアルこじらせすぎるとこのようになるのか。 あ。またスピリ

          パソコンの起動が遅い。

          ダサい自分になったから今の彼に出会えたんだ。

          動けない。 もう前みたいな原動力もない。 可愛さ、輝き、すべて失ったような気がした。 本当に今まで私は頑張ってきた。 他人の言葉を信じ、好きでもない洋服に身を包み婚活に励んできた。 でも上手くいかなかった。 理想としている自分になるために自分磨きに励んできた。 幸せになるために。 今の状況になっているのは、 自分がいけないのだと。 だから、愛されるには自分が頑張って、愛されるべき人間にならなくては。 そう思っていた。 これさえすれば、マニュアル通りを意

          ダサい自分になったから今の彼に出会えたんだ。

          枯山水の彼氏。

          アラサーで恋をするのは一苦労だ。 アラサーで初めてちゃんと好きになった人は、枯山水のような人だった。 物静かで、生死を知ってる、世の中の悲しみを知っているようなそんな人だった。 私はその彼が無条件に好きになった。 静かな彼と一緒にいるととても癒されるし、楽しかった。 彼は実際に自衛隊の医師としてアフリカに行っていた時期があるらしい。 そんなことも影響しているのかもしれない。 彼の感情はさらさらとした水みたいで気持ちがいい。 熱いことはほぼなかった。 もちろん

          レモンをかけてくれたことがうれしかった。

          二回目のデート。マッチングアプリで出会った年上の彼。 ちょっといい居酒屋に連れてってくれて、その料理にはレモンが添えてあった。 彼がそのレモンをかけてくれた。 え、やさしい~!ってテンションが上がる私。 そのことを後日、 毎月通っている美容師さんに話したら 美容師さんは「それはおいしく食べたかっただけですよ。」って言った。 え~!!!違うのか。 やさしさ違うのか。 やさしさだと思ったのに違ったらしい。

          レモンをかけてくれたことがうれしかった。

          ネンレイの魔法

          ある女性のプロフィールをみた。 かわいらしいプロフィールがならんでいる。 いちごとか宝石とか浮かんでくるようなポップな印象をうけたんだ。 同時に 彼女の年齢を探している自分に気が付く。 この女性は今何歳で、このような思考を持っているんだろう? と気になっていたんだ。 可愛いを表現する、していい年齢って何歳なんだろう。 そんなの何歳だっていいじゃん!ってもう一人の自分が私に話かけてくる。 実際自分だって、どんな格好をしたっていいと思っているし、 可愛いは正義!って思う

          マカロンが好きといいたい乙女。

          彼は会ったとき、とてもやさしい声を出した。 距離があるのに、耳元で囁くような声をしている。私は長所ともとれる彼の声がとてもいやらしく感じた。 喫茶店まで歩くときに大して雨は降っていないにも関わらず、一人だけ自然と傘を差した。 初対面では不適切な人だと感じてしまった。 彼はもともと、そういう声質なのだろう。 ならば、私は彼が本来に生理的に無理な人だ。 デートを早くに終わらせたい時、いつだって質問は上の空である。 そんなときの定型質問なのは、 「どんなスイーツが好きですか」

          マカロンが好きといいたい乙女。

          ちび、デブ、ハゲ、劣等感強いから嫌いやねん。

          ※根が明るい、自己肯定感の高い人は除きます。 この三大巨頭。手なずけられる方は本当にすごいと思う。 私は無理。 目をつぶれる、大丈夫な人ならラッキーだ競争率も低いだろう。 私はこの三大巨頭の人、全員と出会ったことがある。 まず、ちびな人。 大体マッチングアプリは身長をごまかしている。大抵は身長を盛って書いてるイメージ。 そこからも卑劣な感じを感じてしまう。 しかも、その上写真をあたかも身長があります風を装った上半身のみの写真を多用するところが厄介だ。 実際に会うと、背

          ちび、デブ、ハゲ、劣等感強いから嫌いやねん。

          マッチングアプリ、Face Book とかUber eatsみたいな会社に勤めてる外国人にブチ切れされて5分で立ち去られた話

          彼と会ったのは有楽町。 映画館の前で待ち合わせだった。 お互いに傘を持っていたので、傘の扱いもあって手間取った。 そのせいもあり、初めましてのタイミングでお互いに目が合わず、出だしは悪かった。 韓国人の彼はどことなくアプリのプロフ写真と違う人だと感じた。 今回彼とマッチングしたのは実は一種の賭けである。 本来外国人はターゲット外なのだが、自己啓発本に普段選ばない選択せよ たらうんたら書いてあったからだ。 とりあえず時は進む。映画館と並びの喫茶店へ入った。 いくつか

          マッチングアプリ、Face Book とかUber eatsみたいな会社に勤めてる外国人にブチ切れされて5分で立ち去られた話

          どうしたら好きになれるん

          たとえば、明確に好きを認識するタイミングっていつなんやろうって思ってしまう。 デートの出会う前。 NO。 はじめて会ったとき? NO。 何回か会ってから? …YES?? どのタイミングで人を好きになるのだろう。 出会った瞬間に瞬時に好きになるとか皆無の私は、 本当は、本当のこと言うとマッチングアプリは向いてない。 写真を見て好きになる? そんなのありえない。 出会って好きになる?…かもしれない。 その数パーセントの期待に、今まで幾度ともなく裏切られていたの

          どうしたら好きになれるん

          はじめましての頭ギトギトVR男に目の前でカレー食べられた。

          こりずにマッチングアプリをしているわたし。 今日出会った人は頭がギトギトだった。 かなり寝すぎて風呂も入ってません。ともとれるような、二日以上ぶっ続けで起き続けてました。ともとれるような不健康そうな表情の人だ。 一緒にお茶をする予定である。 待ち合わせは16時で、よくドラマにありそうな雰囲気の喫茶店に入った。 「余暇は何をされていますか?」と尋ねてみる。 「VRをすることが多いですね」と話される。 頭ギトギトの男がVRが趣味と言っている。 VRって エロい、エ

          はじめましての頭ギトギトVR男に目の前でカレー食べられた。

          刹那的なスワイプ

          婚活を始めて、本当にたくさんの方と会い、どんな人がどんな性格傾向か。自分のタイプ、向こうのタイプ、お互いの価値観。 結婚意識があるのか、それとも遊びなのか。 写真一つとっても、その人がにじみ出てくる。 数日マッチングアプリを放置していると 自分へのいいねがそこそこ貯まっている。 さてさて、どんな人がいいねしてくれているのか確認していく。 FBI捜査官のごとく眼光鋭くさばいていく私。 見ている時間はほぼ0.5秒から3秒くらいだ。 どんどんどんどんさばいていく

          刹那的なスワイプ

          実物の方がめっちゃ可愛い。やばいって言われた件

          引き続き、こりもこりずにマッチングアプリをしている私。 今回は、どうやら自分がイケメンではないと明らかに自覚して量産型にメッセージを送りまくってる系男子とマッチ。 私は自分の身なりを整えるためにも、定期的にデート推奨型なので、久々にデートする相手にはちょうどよいため、リハビリとしてデートに乗っかることにした。 相手は思ったよりも大きくて太っていた。 会って早々に、彼は私に直接言った。 「実物の方がめっちゃ可愛い。やばい」 「俺、休日の昼にこんな可愛い人とご飯食べて

          実物の方がめっちゃ可愛い。やばいって言われた件