ネンレイの魔法

ある女性のプロフィールをみた。
かわいらしいプロフィールがならんでいる。
いちごとか宝石とか浮かんでくるようなポップな印象をうけたんだ。

同時に 彼女の年齢を探している自分に気が付く。

この女性は今何歳で、このような思考を持っているんだろう?
と気になっていたんだ。

可愛いを表現する、していい年齢って何歳なんだろう。

そんなの何歳だっていいじゃん!ってもう一人の自分が私に話かけてくる。

実際自分だって、どんな格好をしたっていいと思っているし、
可愛いは正義!って思うけど、心からそう思えているのかが揺らいだ。

今、わたしは年齢をnoteに記載していない。

作家として作品を偏見を持たずに純粋に見て欲しいから、という表向きの理由でもある。
しかし本当は、作品を軸に年齢を見比べられて自分がどれだけ人間として成熟しているのかを図られるのがとても怖い。
よく分からない批評家に人間として落ちてるとか、終わっているとか言われたくない。

世の中ネンレイにまつわる固定概念が付いて回る。

この年だから、とか、この年齢は普通、みたいなこんなものに振り回される。

ネンレイは魔法なのである。
20代は20代の。30代は30代の。
その魔法と折り合いをつけながら、上手く使わなくちゃ。

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