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50代・行政書士副業開業の記録(55)~塾勤務の実態①~

すみません。今日は本業について。
塾の実態はよく知られていないと思う。あまり興味の無い人がほとんどだと思いますが、副業に生かすことも含め、自分の感じるところを書いてみようと思う。

① 時間がいわゆる一般世間と大きくズレている。

 定時は13時ー22時である場合が多い。午前は時間があることと、通勤ラッシュに合わない点は大変よい点である。通勤ラッシュは本当に異常です。1日の何割かのエネルギーを使うそうで本当にもったいない。副業で動くのもこの時間が中心である。午前中は頭もよく働くので、副業をしない場合でも有効に使うべきである。
 よくない点はいわゆるアフター5が不可能な点である。特に若者にとっては友人と時間が合わなくなるのできついところである。ただダラダラと夜のテレビを見ることもないので、そういう意味ではよいと思うようにしている。土日も仕事のことが多いが、平日休みはどこに行っても空いているので、慣れれば悪くないものである。
 食事の時間もあまり一定でない。不規則になりがちである。深夜に帰宅するため、夜のドカ食いの危険も常にある。注意すべき点である。

② 繁忙期がはっきりしている。

 生徒・こどもの休み期間。(春・夏・冬休み)は忙しい。季節講習会があり、担当授業(コマ)が増えてくる。講習会は新入生もいる時期のため、忙しいが逆に言えば、その時期以外は結構ラクである。4~6月あたりはシーズンオフとも言え、旅行などの予定も立てやすい。
 年を取ると保守的になり、新しいことにチャレンジしにくくなる。私も「メンドクサイ教」の呪文を唱えることがよくある。業務に慣れきってしまったマンネリや過度な会社依存は実は本当に危険である。年に1つぐらいはできるだけ新しい体験・経験をしたいものである。

③ 1日のスケジュール

 午後・昼間は夕方以降の授業準備、座席表・成績処理などの事務作業と従業員同士の情報共有がメインだが、工夫をすれば結構自分自身の勉強の時間も取れる。このために効率的・計画的な仕事を心がけるようになったのは自分にとってよいことだ。時間は平等だが、時間を「創り出す」ことがある程度はできる。
 夕方以降は忙しい。生徒・保護者対応が中心になる。が定時(22時)は帰り電車の縛りがあるので、実質的に残業はほとんどできないことになる。車通勤の地域だと事情は異なる。

④ 授業について

 授業は塾の根幹である。いまは年に400コマ前後だと思うが、数をこなすうちに人前で話すことにさほど抵抗が無くなったのはよい点である。最近は映像授業が花盛りですばらしいものも多くある。ライブ授業は生きものなので、その日の互いの様子で話すことも変わってくる。これを面白いと思えれば仕事として続けることができる。
 学校と異なり、指導要領(マニュアル)はないので工夫次第でどうにでもなるが、一定の準備が必要。学校の先生は立場上話せない「本当のこと」を話せるのはよい点である。保護者もそれを望んでいる。
 生徒は非常にシビアなので、満足感を与えられないと辞めていく。

以上前半です。お読みいただきありがとうございます。


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