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(今日の一枚)Marlene Dumas:Black Drawings
Marlene Dumas:Black Drawings
Black Drawings
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Marlene Dumas 1991-1992
紙と石板にインク
コンセプチュアリズム(conceptualism/思考や意図を重視)とデマゴギー (Demagogie) が美的・社会的距離、あるいは孤立を生み出している現代アートにおいて、マレーネ・デュマのような画家は、暴力的な筆と自由を使って歪みに到達し、ロマン主義と強力な表現力が再び存在できる時間枠を切り開く・・・
マルレーネ・デュマスの絵画にあるものは、記憶に留めたいシーンだ。
目に引っかかる「無限のイメージの流れ」
人種差別、アパルトヘイト、アイデンティティ、愛、死、倒錯、宗教、狂気。人間の姿とそのエロティックな可能性をめぐるリサーチ。そして、その挑発的なエネルギー。
人間の目に引っかかる「無限のイメージの流れ」に飛び込み、観る側の認識と、その世界の解釈方法を定義し、妨げるものを一目で見ることがでるロジックだ。こういったマルレーネ・デュマスの能力が、彼女の継続的な魅力だろう。
マルレーネ・デュマス(Marlene Dumas)
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マルレーネ・デュマス(Marlene Dumas,1953- / 画家・南アフリカ)は、現代の最も重要なアーティストの一人であり、その生々しく刺激的で、魅力的なイメージは、この時代の精神を反映している。
マルレーネ・デュマスは、タブー、不快または不安を引き起こす性質を伴う幅広い主題を取り上げてきた。そのコンテンツは、幼少期、母性、自画像の複雑さへの個人的なリサーチから、白人南アフリカ人としての彼女のアイデンティティーの研究、そして、戦争、死、売春等々、新聞や雑誌からピックアップされた、広範な政治的テーマへの挑戦的なものまで多岐にわたる。
人物や身体は、自由、暴力、エロチシズムだけでなく、その絵画詩の中でアーティスト(Marlene Dumas)にとって大切なテーマを展開している。
マルレーネ・デュマスとアートワーク
以降、ランダムになりますが、マルレーネ・デュマスのアートワークに続きます。お時間の許す折に・・
(追記)昨日から、ネットワークが繋がらず、スマホからアップしております。フォローいただいている方の noteが読みきれなくて、申し訳ございません。
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