米写真家ジョー・オダネルの被爆地長崎の記録
米写真家ジョー・オダネルの記録写真
8月6日、 8月9日、 広島、そして、長崎に原爆投下された日だ。
この時のことを、今、小学校、中高と、次世代に語る継ぐ、伝承の継続という、取り組みが行われているという、重要にして必要な行為だ。
そして、イメージ(写真や映像)等の手段で、より具体的に継承することも大切だ。それは、ヒトの認知機能の80%以上を占める視覚情報だからだ。
この写真には、米軍の従軍カメラマンのジョー・オダネル氏の視点が展開されている。
このような悲惨な状況でも、淡々と生きるしかない一般の国民の生活があって、はじめて、現在の日本が形成されいる。
(c)ジョー・オダネル (Joe O'Donnell) 1945
(註)「焼き場に立つ少年」は、この向きが正しい(従来のものは裏焼き)と近年言われている。背中の赤児は、眠っている訳ではない。長崎に起きた事象を強烈にインパクトを与える写真だ。
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