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#2020年秋の美術・芸術!コンテスト- オラファー・エリアソンがだいすきになった@「ときに川は橋となる」展 その2

#2020年秋の美術・芸術 !コンテスト-中間のご報告として、基本は、ほぼ時系列に(多少の順不動お許しください)、応募いただいた作品を、1作品ごとに、ご紹介とコメントとしての評を入れさせていただき掲載させて頂きます。まずは、ご応募ありがとうございます。また、これから、応募ご希望の方も、個々の多様な、、ご自分の視点で、気軽にご応募くださいませ、11/14までございます。

・オラファー・エリアソンがだいすきになった@「ときに川は橋となる」展 その2
ツギハギさま、ご応募ありがとうございます。

(評)東京都現代美術館 で開催された、*オラファー・エリアソン「ときに川は橋となる」展の2回目の鑑賞であり、筆者のお気持ちの中で1回目と相対して、その思考を感性のもとにまとめている。
その2回目との間には、テレビ映像や書籍での知識を積んで望まれているのだ。
(註)オラファー・エリアソン(Olafur Eliasson,1967- /アイスランド系デンマーク/アーティスト)
オラファー・エリアソン氏は、コペンハーゲン生まれでアイスランド系のアーティストだ。主に、 彫刻と、光・水・気温といった自然の要素をテーマとして、鑑賞者に体験型である大規模インスタレーションでも著名だ。
ヘッダー画像 : ‘Olafur Eliasson: In real life’ @ Tate Modern (London)

そして、筆者の内容を追うと、項目立てをなさって、まとめている。
そのガイドラインを追うと・・(どの項目も、学際的な視点だ。)
・あなたの移ろう氷河の形態学(過去)・メタンの問題・あなたの移ろう氷河の形態学(未来)  2019
 前回(1回目)と今回(2回目)について
 前回は、グリーンランドの氷河の氷で制作された3点の水彩画と、その様相・・
 今回は、その制作プロセスから、氷塊からの顔料絵具が、評価と共に溶ける様子を具体的な視点(極)で想定している。
(註)そして、どの項目も、そういった視点(極)は明らかに、今回(2回目)では、より明確に感性で捉えているのだ。ただ、その前に、誰しも、その仕組みを知れたくなるだろう、そこへ筆者の視線も、今回(2回目)は分析して、その後は、筆者の感性の揺るぎを感じる。
・カルゾーンの記憶(ドイツーポーランドーロシアー中国ー日本)no.1-12  2020
 今回(2回目):一番外側の黒い円の輪郭の理由・・それはそのプロセスから・・
・あなたのオレンジ色の残像が現れる  2000
 今回(2回目):オレンジ色の残像の認識。
・太陽の中心への探索 2017
 今回(2回目):作品の光と動きは、発電するソーラーパネルを中庭で発見する。
・ときに川は橋となる 2020
  今回(2回目):シャーレに集中し現象の解明に・・
・おまけ1 サイズについて
 パブリック・スペース展示でのオラファー・エリアソン氏の視点について(サイズの可変性)

・まとめ(その2)
 「そのアート作品がなぜ作られて、なにを伝えようとしているのか」-オラファー・エリアソン氏の極への理解
 「ときに川は橋となる」とは、世界(自然環境-地球)をよりよく理解するために、見方を変える、知覚を変化させる。-Olafur Eliasson

・おまけ2 論理的美術鑑賞「A-PEST」
  論理的美術鑑賞 人物×背景×時代でどんな絵画でも読み解ける 堀越 啓著(堀越啓氏は、SDアート代表/アートプロジュース)からのワークシート行った結果は・・
そこには、Art(美術様式)、Politics(政治)、Economics (経済)、Society(社会)、Technology(技術)からの「アートを介したサステナブルな世界の実現」を試みている書籍だ。
この書籍からのワークシートで、オラファー氏の提唱する「アートを介したサステナブルな世界の実現」を試みる。
>>ただ、私自身はまだこの「サステナブル」という概念を理解しきれていません。
それは、個の視点(極)の問題であり、筆者の視点(極)で良い訳だ、また、サステナブル(Sustainable/人間・社会・地球環境の展開)についていえば、解答のない問題だろう。
・おまけ3 清澄白河駅
  東京メトロ「清澄白河駅」の券売機のボタンが「四角がとても美しかった」
そう、私も、ミュージアムの帰路、何でもアートに見えてしまうのだが、確かに、そのシンプルなデザインに美を感じます。
ご応募ありがとうございます。楽しく拝見させていただき、また、読者様もオラファー・エリアソンの理論構成も身近に感じる事と存じます。

(追記)表象(芸術・美術・デザイン)について考える時、学際(がくさい/知の共有)は現在は欠かせないキーワードだろう。
・「論理的美術鑑賞 人物×背景×時代でどんな絵画でも読み解ける」(堀越 啓著)の、それはそれとして、1つの視点として考えられると存じております。
・上記と書籍と関連なく、現在の一般的な表象文化の学術的なロジックをごく簡単に書いておきます。
「人⇔社会⇔自然 そして、その自然から、人に戻る」Fig参照、いわゆる3角形の真ん中が、表象(芸術・美術・デザイン・工業・情報・経済・政治..)領域ということになる。

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Fig.人-社会-自然(artoday - Power Pointより)

そして、「芸術と技術」は、同義語であり、「科学」の進歩と共に、「芸術と技術」はリンクして、発展・展開していくという捉え方が、今現在はスタンダードだ。

サイエンスとアートの関係のコピー

20世紀には、各専門域が専門化された、文科系(芸術系)とか、理科系とか、そう言った分類だ。20世紀のそこには、学際的な横の連携の視点は少ない。そして、ダビンチの時代を思い起こして頂ければ、簡単だろう、その閾線は存在しないのだ。
21世紀、そして、今後の表象文化を理解するうえには、この視点(極)は変わらないだろう。
重要なことは、作者の視点(極)があって、見る側の視点(極)があって、アートは成立されるのだ。

(今後のお知らせ)
このコンテスト #2020年秋の美術・芸術  は、コンテストの形式として、3名の入選はございますが、ある意味、ドクメンタ(カッセル/ドイツ-一人のディレクターによるキュレーション)の展示会ように賞はございません。そして、主催者は、多くの企画をされている秋氏のデレクションと、私(artoday)のコメント(評)で構成されております。 それは、「そもそも美術エッセイは発表の場すらない」という視点や、小生(artoday)の、もっと、身近に気軽に、美術、芸術の裾野の広がりを願っての事でもございます。この間は、私のアート系コラムをランダムに、連載致しますが、入稿があり次第、応募作品にシフト致します。(ていねいに査読致したく、多少の順不動お許しください)
締め切りは、11/14の24時までございます。どうぞ、気軽に日常のことで、アート関連で、思いつかれた事、アート系のイベントレポート、また、ご自身の美術作品等を応募なさって下さいませ。
(註) #2020年秋の美術・芸術  は全角ですので、よろしくお願い致します。


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