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三宮が変わる?市役所2号館の下にできる市民利用空間

(毎日クローズドで周りの人に発信してる"織田日記"から、一般向けに発信しても面白いかも、というものを時折noteに載せています)

神戸って実は6年ほど前に震災の借金を返せて、

今まで他の都市は既に年を整備して生きている中、神戸はそれをずっと我慢してきて、

 

その再整備がやっとできる!ということで、ここから特に三宮はどんどこ変わっていきます!

 

その中で、たくさんできる中の一部分ではありますが、実は今年、三宮の

1)市役所2号館の建て替え時にできる「市民利用空間」

2)三宮近くのバスターミナルの上(6階より上)の「市民利用空間」

のコンセプトを作っていくための会議に、恐縮ながら、アドバイザーとして参加させていただいております!

 

スタートアップ、起業、挑戦、能動、探究、教育、アート、民間も行政もなどがキーワードの織田、

他、空間や建物を熟知されている方や、コミュニティがキーワードになる方など、6名のアドバイザーで、

その空間の基本方針とコンセプト、どのようにそれらを決めていくか、などを1~2月に1回ほどのペースで議論をしております。

 

これが、、、楽しくて楽しくて!!!!(本当に感謝です、、、!)

■過去から現在までの歴史、事実、制約から

こういう建物のコンセプトを決める上で、まず建物という物的なものなので、制約を考えるのってすごく大事と思っています。

・周りに何があるのか、どこには時間帯ごとにどういう人とどういう人が、何のためにいるのか

・どんな歴史があったのか、そこから見えてくるその土地の雰囲気、風土、そこにいる人々にどんな影響が合ったか

・交通手段は何で、どんな目的で、どうやって来るのか

などかはじまります。

 

1) の市役所2号館の1階は天井高い広い空間を、市民が利用できるようにする。

その中で、どうやって市民が利用すると良いか?

誰がターゲットか?なども決めますが、その手前段階で

・市役所の1階にあるということ

・行政がすべきこととそうでないこと

等の制約があり、特に市役所の1階にあるというのは、他のそういった空間と一番違うポイントと思っています。

 

そんな中、過去どんな会議をしたかの中身まだ書けてませんが、

  • どんな人がそこを利用するか
    どんな導線になるか
    神戸の歴史
    市役所の歴史
    国内外事例

などの話も出た後に、

今アドバイザー会議で出ている意見や話をシェアさせていただきます!

 

(この過程で、神戸の歴史の変遷、神戸市内の施設やコミュニティ、国内外の事例なども委託事業者様側で調査いただいてそんな議論も交えながら)

(今はそういった制約・事実から入り、これから市民の方々にヒアリングを進めていき、その声も合わせて進め方、コンセプト策定、その後コンセプトの後に、実際の空間設計に行きますが、織田が一旦関わらせていただくのはそのコンセプト策定のアドバイス、という位置づけです!)

 

是非このメールを読んでいる皆さんからもたくさん意見ください!^^

■出ているキーワード

まず、下記に書く内容は、出た意見もあれば、その中で織田が

腹落ちして切り取っている部分もあるということだけ認識していただけると嬉しいです!^^

・流動性、永遠の未完成

これは、目まぐるしい時代で、この場自体の使われ方、流動性を担保するのはいいじゃないか、と

 というのもこれが出来上がるのは令和10年。それまでに今決めた内容は変えたほうがいい、となることが多く

 市民の声を集めてそれに合わせて変わる空間、などのキーワードが出ています。

 

 そのために、市民が声を出せる設計や、どういう広さに対してどういう問いを投げるのか、

 どういう場で誰に聞くのか?

 空間ができる前・後でどのようにそれぞれの人々が関わるのか、のデザインが重要と思っています。

 そしてその過程で、

・オープン、開示、ひょうたん型情報発信

この空間設計コンセプト自体の道中を開示し、意見を求めることでその人らも参画し、

 当事者意識が湧き、かつ賛否両論あったとして、このプロジェクトはあと最低でも6年はあるので、そうなったときに、

 その時まで否定を言い続ける人がいたとすれば、それは相当神戸愛が深い人なので、もはや否定すらも力に変えられる。



 あと、否定をするにしても、その問いが大事で、まずは広く薄く問いかけることでそのプロジェクトの広報にもなり、

 より濃く少人数でも聞き、徐々に具体化させていくのが大事と思っています。



 ただ、狭く閉じるのではなく、常に多様な人を受け入れ、変化するために、「ひょうたん型の情報発信・ヒアリング」が大事という話も出ました。

 ということで、こういった道中も、どんどん開示、発信をしてきます!^^

・行政の役割、公助、共助

そして、特に2号館の下の市民利用空間は、行政の建物の下にある。

 他にもJRさんが整備をしたりもする中、この「行政」の色のついている空間をどう利用するか?となった際に

 行政としての公はキーワードになる。

 そうなったときに「広告代理店がじゃんじゃん活用する」は明らかにこの空間ではなく、行政ならではとなると出たキーワードは

 「お金にならない領域、フェーズ、ジャンルの表現を応援する」

 「街にインストール」

・隠れた能動も拾えるような空間、受動にやさしい空間

 この場所をシビックプライド情勢の場所にしたいという気持ちはありつつも、シビックプライドという言葉は、「あえていわない」というか、「結果」かと思っています。

 それを意図することはできても予定調和にせず、そのフィールドを提供する余白のデザインが重要と思っています。



 そして、こういった挑戦者を応援はするものの、例えば、かなり有望な挑戦者って、行政の支援を受けずとも羽ばたいたりします。

 がゆえにそういった能動100!!!は民でやればいいんじゃないか、と思っています。

 そうなると行政では「お金にならないジャンル?公的なジャンル?ソーシャル?」や怯えや躓きを取り除くような「情勢」

 となると、イケイケ100%よりも、ちょっと受動にも優しいぐらいの場、もしくは能動の人がいるけど、

 そうじゃない人も、「通過」「ご飯」などの理由で通る、なども面白いなーと思っています。

■改めてBE KOBE好き!新しく神戸市の医療と新産業課で出していく"LIFE TECH"も大好き!

そしてそして、こういうことを考えたりしていると、改めて、

BE KOBEやべえってなります。

 

BE=在る

あるがままを受け入れてくれる多様性とウェルビーイングの言葉だと思っていて、

能動も受動も受け入れる。

 

でも多分、神戸愛であったり、何か思い出があったり、それぞれの「源」となる徳(源徳)があった上で

自分のBEができると思うと、シビックプライドとしてすごい言葉だなと思っています。

 

さらに医療と新産業課でここからガンガン掲げていく「LIFETECH」も

個人解釈としては

 

ウェルビーイングよりは狭義であり、

「人生を豊かにするためのテクノロジーを応援します」だと解釈していまして、

 

その際に「人生を豊かにする」というのは人それぞれ「幸せ」が違うがゆえに、

ある種「自己決定的」「自己哲学的」だと思っていて、

 

勝手な解釈多いかもしれないですが、そんなこんなでBEKOBEもLIFETECHもめっちゃきにいっていまして、

こういった前提のもと、この街、この2号館市民利用空間などを考えることができる、この街が、すごく楽しみだなーと思っています!

 

朝から重めのフォンドヴォーみたいな記事、

あ、いや、どちらかというとパン食べ放題みたいな記事ですみません!

 

もし皆さんの中でも

「こういう空間が欲しいな~!」

「こういうのがいいじゃない!?」

などあればまた今回でも別の時でもぜひぜひ遠慮なく気軽にさくっと(飛びそう)教えて下さい~!^^

■追記:そもそも建物とは?

ここで追記となります!

そこで一点前提として、すごく難しいなーと思うことがあります!

 

というのも建物って、人が雨風しのぐためだったと思うのです。

 

人がいるから屋根をかぶせる。

屋根が足りないなら、屋根ができたら人は来る。

 

じゃあ、まず、「本当にその空間はいるのか??」

は事前に問わねばならんな、と思っています。

 

必要かどうかわかるうえでベストなのは、

人やコミュニティがあり、そこにハコをかぶせるということ。

 

ただ、今回は必ずしもそうじゃない。

市民利用空間を作るけど、その存在自体を疑っていないことに、昨日書きながら気づきました。

 

だからこそ、ヒアリング、巻き込みが大事だと思うと同時に、

その空間が必要かどうかの判断、難しいな~~~~と思っています。

 

なんとなんと、冒頭の書き出しの方が本文より長くなりましたね!

前座に講談があり、メインで一発芸!

 

今日はこの辺で!

皆さん素敵な一日を!^^

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アーティスト織田尭
アート、教育、探究、子育て、生き方。アーティストとして、スクール長として、本音しか書きません!