「お金を払う」ということと、コミットすること。
「世の中お金じゃない!」
的な事を言う方っています。まあ、人道主義やナチュラルリスト、一部のスピリチュアルな方に多いですね。
「世の中お金じゃない」、なんてというのは当たり前です。世界はお金がすべてなわけがなく、お金で変えられないものがたくさんあります。
しかし、お金がないと生活できないのは事実です。お金に変えられるものがあります。スピリチュアルや自然派の方で貨幣経済やビジネス、お金そのものを否定している人がいますが、その人も結局はお金を稼いで、お金を使って生きているので、その批判が自己矛盾で、自身のエネルギーを曇らせています。
電気もガスも水道も使わない「完全自給自足」をしても、日本に住む以上は税金や保険という義務もありますしね。そんな人いないでしょう。
もちろん、人としてあまりに思いやりに欠けたビジネスが横行しているのも現状であり、それは危惧すべきですが、かと言ってすべてのビジネスを否定するのは違いますよね。
でも、その手のアドバイスや意見をしてくる人って必ずいます。僕も、自分の提供するサービスに対して、その手の批判を受けた事はあります。
「いい話してると思ってたら、たかが話を聞くだけで〇万円も金を取るのか?結局お金稼ぎですね?信用しません!」的なね。
1万円が高いと感じる人もいるし、500円でも高いと思う人、無形商品な以上、価値観ってすごく人それぞれ。その方には僕の提供するスキルやパフォーマンス、サービスが割に合わないと思ったのでしょう。もしくは、精神世界は無償奉仕の慈善事業と思ってるのかもしれません。
他にも、なんかで書いたと思いますが、僕が個人でビジネスを始め、価格設定やターゲット、いわゆるマーケティングについて考え、実行し始めた頃、地元の方から「ケンスケさん、お金は魔物よ」と、アドバイスをされました。その方も「清く正しく美しいスピリチュアル」が好きな方だったので、ビジネスをする僕を「間違っている」と思ったのだと思います。
さて、その手の意見に対して、
「自分が稼いでから言えよ!」
と、ビジネス系の有名なインフルエンサーが反論していたのを聞いたことあります。
実際、スピリチュアルや自己啓発のような世界でも、お金の批判に対してそういう返答をする方が多いです。何度も聞いたことがあります。
たしかに、お金の批判する人のほとんどが、自身がお金に困ってる人が多いです。だから憎いし悔しいから、お金を稼いで楽しそうにしている人を見ると批判したくなるのでしょう。だから、
「嫉妬と羨望の批判してるやつらの意見は聞く価値なし」
と、批判される側も思ってしまいます。
だけどそれって「自分で稼いで同じ土俵に立ったら意見聞いてやる」という考えなわけで、それを不特定多数の人が見るSNSのような場で述べるのは、なんだか「能力至上主義」に感じてしまう。
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