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勉強が私の人生の羅針盤になるまで

ここで書いているエッセイは、私の成長(軌跡)の備忘録という意味も持ち合わせています。故に個人的でクローズなエッセイです。

これまでを振り返る中で、自分と「勉強」は切り離せない事柄です。自分が「勉強」に救われて、同時に固執することにもなったから。そのことについて、いま思うことを書いていました。

昔のような付け焼き刃のような気持ちではなくて、純粋に楽しいと思える形で勉強と向き合いたい。実はそのためにもブログを続けています。

全ては良くも悪くも自分の人生(軌跡)を残すため。ひいては、自分で自分を認められるようになるため。

勉強(学問)と自分の間にあることを、今回の話でまとめることにしました。

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勉強を通して自信を積み上げた

学生時代は良くも悪くもガリ勉を突き通すようなキャラクターでした。学校で行うような「勉強」とは相性が良くて、頑張れば頑張るほど結果が出るから、どんどん勉強に没頭していきました。

逆に言えば、勉強以外で褒められたことがなくて。勉強から離れたら、全く誉められるような成績を出すことができず、どんどん惨めな気持ちに。いま思えば、他者比較と劣等感が非常に強い人間でした。

そんなことから、勉強(学業成績)に固執するように突き進みました。特に、数学は本当に上位クラスの成績を出して、自分の心の支柱と言える存在でした。

また、高専からスタートした研究活動に関しても、年を追うごとに高い成果を上げ続けてきました。

まさに優等生の道を駆け上がる感じでした。

決して天狗になることもなく。この頃の自分はようやく自分で自分を認められるようになってきて、胸を撫で下ろしたというのが正直な感想です。

この自信が未来も続くことを望んでいましたが、それは社会人になり一気に崩れ去ります。

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コンプレックスの爆発とうつ病

社会人になり、様々な人に出会いました。会社の人間に留まらず、プライベートでも何かと付き合いが増えていきました。

その過程で、これまで無視してきた弱点の部分が顕になり、常に劣等感に襲われる日々が始まりました。心の支柱としていた勉強の強みも、高いレベルの人たちに囲まれたことで、弱体化していきます。

その果てに、仕事で精神的に余裕がなくなり、社会人の数年目にして「うつ病」を発症します。この頃はもう絶望しかなくて、自分の価値が全く分からず、生きていいのかどうかも分かりませんでした。

そこから1年ほど仕事をお休みして、会社も状況が変化したのを機に何とか復職しました。ただ、しばらくはメンタルは安定せず、同時に周りに抜かされたことに対する絶望感も全く消えませんでした。

この頃は絶望感は抜けながらも、自己嫌悪の真っ只中という感じでした。

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勉強を新しいフェーズに持ち込む

絶望の時期から5年以上が経過して、今なら分かる事があります。ひとつは、他人と比較する癖が強烈に付き纏っていたこと。他人より上か下かをベースに自己評価をしていた。

他人軸とはよく言ったもので、自己認識が他人に影響されがち。ここは今でも問題としてあります。

うつ病が寛解する頃にとあるブログに出会いました。そこで自分と似た境遇の方を何人か知り、その経験も含めて文章にすることに惹きつけられました。今はその私がブログを書き続けています。

これまで続けてきた勉強(学問)という存在。それをブログ(文章)を通じて昇華させてみたい。それが自分の人生の軌跡にもなるから。

他者比較ではなく、自分軸による価値観(思想)を創り上げる。そのために勉強(学問)を使い倒す。そう考えた時に、過去の情熱をさらに高いレベルで発揮できるのではないかと思うのです。

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おわりに

私の人生において勉強(学問)の話は続きます。それはまさに羅針盤のような存在と言えます。

ブログでできることのひとつは、個人の人生経歴をコンテンツとして公表すること。勉強(学問)を「文章を書くこと」という形で示したいのです。

冒頭で紹介した記事では、コミュニケーションに関する勉強を話しています。つまりは、理系限定の学問ではなく、より広い意味に拡張していきたいです。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございます。この記事があなたの人生の新たな気づきになれたら幸いです。今後とも宜しくお願いいたします♪♪
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