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鳥たちに癒されて鳥に関する見識を深めるための一冊のご紹介
世界には鳥類に数えられる生物が1万種類ほどいるそうです。そのうち半数以上がスズメ目に該当するそうです。個人的にかなり驚きました。
鳥は犬猫とは違って近くでじっと見る機会が少ないので、こうして本を定期的に眺めながら癒されています。
鳥は古来では小型の肉食動物から進化しました。恐竜の2本の前足が翼に変化したことが鳥類に進化する分岐点と言われています。
この本は様々な観点から特徴的な鳥を紹介しています。皆さんもよく知る鳥から珍しい名称の鳥まで写真で登場するので、バードウォッチングの感覚でこの本を楽しめると思います。
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鳥の指について
一般的に鳥の指は4本とされていますが、各々の生活環境に応じて、指の形や本数は異なります。
餌を掴んだり水辺で泳いだりする役割はよく知られています。物体を掴むには指の爪は鋭い方が有利ですし、泳ぐとなれば指は水かきに似た形の方が有利です。
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カワセミの指は、前に並ぶ3本の指のうち2本の指が皮膚とつながることで、まるで1本の指のように見えます。これは土を掘る時に指をシャベルのように使うことに適しています。
指が3本の鳥にはエミューやチドリもいます。これらの鳥は地上を歩き回ることが多いため、足の筋肉が発達しています。
個人的に本を読んでいて、鳥の見た目的な違いが一番に現れるのは「指」だと思いました。生活環境に一番に順応し変化する部位と言えそうです。
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鳥の飛行能力について
鳥が上手に空を飛べるのは、翼があることと体が軽いことが主な理由です。鳥の骨は他の生物に比べて薄く、内部に隙間を有した構造をしています。
同時に歯が退化して消失しました。これも自分の体重を軽くするためと言われています。これらは肉食動物からの進化の過程と言えます。
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鳥の翼には、飛ぶための羽根である「風切羽」が付いています。風切羽を勢いよく降ろすことで、飛行する際に必要な推力を生み出します。
風切羽は翼を持ち上げる時は骨格が縦になることで空気を逃にがし、降ろす時は横になることで空気を押し返します。
鳥の羽の手入れも大事です。主な手段としては水浴びで、水たまりのような浅い水辺で短時間で済ませることが多いです。また、ツバメは飛びながら、ヒヨドリは水面に飛び込むように水を浴びます。
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鳥の巣について
一般的に鳥の巣は木の上にあるものですが、個体によっては土の上や壁に穴を掘ることもあります。鳥は「卵生」に区分されるので、卵を温めて子どもを育てるために巣を作ります。
ただ、全ての鳥が巣を作るわけではありません。例えば、コウテイペンギンは父親が卵を温める役割を担いますが、自身の卵を足の上に置きます。凍結状態の地面から卵を離すためです。
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巣の形状はカップ型やドーム型、バスケット型などがあります。巣に使用する材料は小枝や葉や苔など様々です。
変わりどころとして、鳥の唾液を利用して巣を作ることがあります。唾液は粘着性があるので、唾液と泥を混ぜて一種の接着剤を作ります。また、ツバメは固形化した唾液だけで巣を作ります。
巣は鳥の子育ての起点になる場所です。そのための十分な環境も大事であり、それらを人間側が環境破壊の過程で奪う現実も感じたりします。
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おわりに
今回は鳥の図鑑代わりとしても使える「世界で一番素敵な鳥の教室」という本を紹介しました。
子育ての話も少し触れましたが、大抵はメスが子育ての大部分を担いますが、オスが積極的に子育てをする個体もいるようです。その辺は人間の世界も似たような感じですね。
他にも小さな鳥の図鑑など癒される場面が大いにあります。個人的には「ハチドリ」が小さくて可愛らしいので、好きになりました。
他にも紹介したいことが盛りだくさん。気になる方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございます。この記事があなたの人生の新たな気づきになれたら幸いです。今後とも宜しくお願いいたします♪♪
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