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Doctor Bird / ハチドリのひとしずく [Aug #02] [Sight #2-07]
2023年9月末まで半年間、青年海外協力隊としてジャマイカに再び派遣されていました。今回も時計を巻き戻して、帰国が近づいた8月の休日の話題です。
Cafe Blue Irish Town
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ジャマイカの友人が車を出して連れて行ってくれたのは、ジャマイカで人気のカフェ「Cafe Blue」のIrish Town店。カフェ・ブルーは首都キングストンを中心に全国に7店舗ありますが、このアイリッシュタウン店が発祥の地だそう。ブルーマウンテンエリアの山あいにあり、キングストン中心部からは車で30分以上かかります。
4年越しくらいの野望
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このカフェのお目当ては、冒頭の写真でバレちゃってますが、ハチドリを間近で愛でつつ写真に収めること。これは、実はコロナ前の派遣のときからのジャマイカの野望の1つでした。
ハチドリ自体は、街なかでもチラホラ見かけてきましたが、近づくとすぐに逃げてしまうのと、小さくすばしっこいので、カメラに収めるのが難しいのです(個人差があります)。
ただ、このカフェには写真のようにハチドリ用の蜜があるので、蜜に夢中のハチドリを写真に収めやすくしてくれています。
Behold!
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この日見れたのは、ハチドリの中でも、ジャマイカの国鳥で固有種のドクター・バード(Doctor Bird)。緑色と長い尾羽が特徴的なので、きっとそうでしょう。野望が叶った瞬間!達成まで長かったー。
以前も書きましたが、ハチドリが好きになったきっかけは、『ハチドリのひとしずく(原題:Flight of the Hummingbird)』(Michael Nicoll Yahgulanaas著)という南米アンデス地方に伝わる物語。
森で火事が起こった際に他の動物たちが逃げ出す中、一滴ひとしずく水を運ぶ健気なハチドリ。周りにどう思われようが自分にできることをするだけ、というメッセージが込められています。
協力隊の活動にも通じるなと思っています。
ブルーマウンテンコーヒーで朝食を
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ドクターバードを写真に収められて大満足で、既にその日のハッピーを使い果たした気分でしたが、ブルーマウンテンエリアでいただくブルーマウンテンコーヒーはまた格別でした。なんて日だ!
日本で飲むよりリーズナブルなのも嬉しいですが、友人によると、日本で飲むよりフレッシュでさらに美味しい、とのこと。言われてみれば、そうかも!?ぜひ、ジャマイカでお試しください。
ハチドリのように、ささやかであっても、今、自分にできることを。
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