【畑の始め方】7.間引き、収穫、報告!
緒言
※記事トップの写真は畑2の様子です。
寒暖差が激しくなり、モミジも紅葉してきました。しかし、街路樹のイチョウの紅葉はまばらです。街路樹はあの大きさの木に対して土スペースが狭い(地下鉄や地下施設があれば尚のこと)ので、そりゃこういう事にもなりましょうな…尤も、最近の街路樹伐採は、それだけが目的ではない様ですが(デンマークの論文?でWi-Fiルーターの側に置いた種は発芽しなかったそうですがまだ消されてないかな?)。
陰謀論めいた事実はさておき、作業を行いましたので、報告します。
方法(作業内容)
🌿家庭菜園
播種(ダイコン、ハクサイ、シュンギク、ホウレンソウ)
収穫(間引き含;コリアンダー、ハクサイ、ネギ)
タマネギ(リボ栽培)の追加
🌿畑1
入口〜家までレンガ道を作るので、どんなレンガを使うか検討しました。
私はオズの魔法使いをロボトミーコーポレーションでしか存じませんが、なんでも、オズの魔法使いでは魔法の国…エメラルドの都市…への道は「黄色いレンガ」で出来ているのだとか。
また、この畑1を含む敷地内ではヤンチャボーイズが遊び回るという事なので、レンガの道を作成したらレイズドベッドで畑スペースを明確にし、キクイモを植えます。
🌿畑2
収穫(サツマイモ、ハクサイ)
播種(サヤエンドウ・ナギナタガヤ・コムギ)
植え付け(ニンニク)
散布(頂いた「米糠と籾殻の混合物」)
※ 空けている畑中央部には、実家で元気に育っているミョウガを株分けして持ってくる予定です。
結果
🧹家庭菜園
Instagramでほぼ毎日発表中!
そろそろビニール等で囲う事を考えています。そう言えば、
❶キャベツ(リボベジ)は全く動いていないので、別に植える必要がありそうです。
❷間引きしたダイコンを植えてみましたが、ダメそうな予感…同様に間引きしたゴボウが根付いた所を見ると、本葉の出る頃までの苗が再移植して無事根付く限界に思えます。
🧹畑2
残っていたサツマイモを全て収穫しました。イモが畑の淵に集中していました。また、ネコブセンチュウに侵食された根を確認しました。
道理で「表面のひび割れたイモ」を表面削いで焼芋しても甘くなかった訳です…サツマイモ的に排水性が悪く害虫の発生する事を改めて確認したので、サツマイモ跡地にナギナタガヤとコムギを播種、ニンニクを植え付け、表土に米糠と籾殻の混合物を散布しました。
また、古い種にサヤエンドウ(11月播種)を発見したので、これを畑中央部にまきました。
その他報告は…
カボチャ:夫の知人で有機〜自然栽培されている方から頂いた苗。今回最も成績が良く、元気に隣の敷地まで侵食している。人工授粉していないが実もいくらか確認できた。
ミツバ:共有地(刈った雑草置き場)の隅に播種したものは成功。畑内ではカボチャに押され発芽なし。
ハクサイ:全て発芽し密植状態になっていたので間引き。カブラハバチ幼虫の存在を確認。この種は自家採取物であり、キャベツとの交雑が疑われる。
サニーレタス:カボチャに押されているが1苗だけ発芽確認。
アニス:予想通り発芽なし。古い種なのでコレでok
ニンジン:ハクサイよりは少ないが発芽。
📚今宵の学び
センチュウとは、ネコブやネグサレ等複数種存在し、広く植物に害を与える害虫です。しかし、総じて排水悪く土の微生物層が出来上がっていない所に発生しますので、根気よく土壌改良や緑肥(在来ナギナタガヤ・バヒアグラス・マリーゴールド等)を続ければ解決します。2-3年かかるかもしれませんが、畑の様子を暖かく、しかし細やかに観察しましょう。
ナギナタガヤ(イネ科)は植物に有益な微生物をよく増やし、根から程よく殺菌物質を出して病原菌だけを殺します。また、穂を付ける夏頃に倒伏し、天然のマルチになります。主に果樹の草生栽培に用いられていますが、「サツマイモでも出来た」と恩師は仰っており、今回やっと実践できます。態々「在来」と念押しするのは、世間一般にはオオナギナタガヤ等の外来種(生態も少しずつ違う)と混同されがちだからです。現在、タキイ種苗のみが在来ナギナタガヤの種を販売している様です(リンク先は楽天市場)ので、ナギナタガヤを利用してみたい場合は気をつけて購入しましょう。