【日常写真日記#17】甘味
今日は久しぶりに実家に立ち寄った。母親が「これ、みんなに」と買ってきていたドーナツを渡してくれた。色鮮やかで、見た目がとても可愛らしいドーナツたち。彼女と一緒に、どれから食べようかと悩みながら、久々のおやつタイムを楽しんだ。
一口かじると、ふんわりとした生地と甘さが口いっぱいに広がる。特に、ベリー風味のピンク色のドーナツは、クリーミーな甘さとベリーの酸味が絶妙で、飽きずに食べ進められる。カリッとしたクッキーが乗っているキャラメル風味のドーナツも美味しく、これが一番人気だという母の言葉に納得した。
これらのドーナツは、見た目の楽しさだけでなく、食感や味わいも様々で、次々に手が伸びてしまう。チョコレートがたっぷりかかったドーナツは甘さが濃厚で、疲れた体にしっかり染み渡るような深い味わいが特徴だ。こんなに甘いものを一緒に食べながら、なんとなく昔を思い出す、そんな午後のひとときだった。
「甘い香 買ってきたのも 幸せだ」
普段の生活ではあまり食べないような特別なお菓子を、家族と分け合うのは、やはり何とも言えない温かさがある。母親が買ってきた、というだけでも、それは少し特別な意味を持つ。食べ物には、その背景にあるストーリーや気持ちがあるからこそ、単なる「甘いもの」が、心まで満たしてくれるのかもしれない。