ミトコンドリアこそが人間である
ミトコンドリアは「細胞小器官」
1部の例外をのぞき僕たちの体の細胞すべてに備わる一つの部品。
そして、ミトコンドリアの一番の重要な働きは、僕らが食べる食べ物から得た栄養素と酸素を原料にして、莫大なエネルギーを作る事。ふだんは、意識する事はないと思いますが、呼吸をして体を動かして活動する事のほとんどを「ミトコンドリア」が生み出している。
50歳こえてくると、体の動きが悪かったり、ちょっと立ち上がるだけでも、「よっこいしょ」など声を出さないと動けなくなりませんか?
ミトコンドリアが元気なら若い頃の様に、体を動かすエネルギーをサクッとつくってくれるので、動けます。
老化は、ただ歳をとった訳ではなく、「ミトコンドリアが働いていない」という事です。
酸化とその原因物質の活性酸素にもミトコンドリアが関わってくる
まず、皆さんが聞いた事ある話から書いていきます。「活性酸素」って聞いた事ありませんか?
よく紫外線があなたの皮膚を老化させたり、色黒にすると聞きませんか?
これは、正確に言えば、紫外線だけが悪者ではなく、「紫外線と活性酸素」なんです。
活性酸素が体内で大量発生している時に紫外線があたると「たったの2分でシミやシワ」が作られていく。
活性酸素は体内で大量発生するもの
活性酸素は、ある事をすると体内で大量発生します。
①飲酒
②喫煙
③息が切れるほどの運動
④ストレス
⑤血糖値が上がるほどの食事
①から⑤は、まとめますと、体に負担をかける行為。お酒を飲むと肝臓フル稼働になり、アルコール分解をしますよね。その間は、肝臓の仕事を、アルコールの分解以外はしなくなります。
肝臓は脂肪のタンクという働きがあります。肝臓に脂肪を溜め込み、その後に何をするかわかりますか?
お酒飲む方は、調べてみてください。お酒を飲みながら、揚げ物食べちゃうとどうなるのか?運動すら体には負担をかけて活性酸素を大量発生させる。そして、ストレス無いなんて人はいないと思いますが、「ストレス受けるだけで人は体内で活性酸素を大量発生させてしまうのです。」
活性酸素が大量発生している時に紫外線をあびると本当にシミやシワがつくられていく。
喫煙して、飲酒して、息が切れるほどの運動して、夫婦間でもめていたら???
肌のキレイな奥さんはいると思いますか?スッピンはかなりシミだらけですよね。
普通の人は、紫外線に当たらない様にしているだけの人がほとんどですよね?
黒い帽子、日焼け止めクリーム、なるべく外に出ない。
こんな事を一生懸命にしている。しかし、活性酸素を発生させにくいように、①から⑤を防ごうとしている方は多いでしょうか?
紫外線は知っていても活性酸素を知らない方が実は多い。
大雨なのに、家の窓を全開にしているような事をしている。
それが一般の人々なんです。
そこで、ミトコンドリアが大切になります。ミトコンドリアは、先程の活性酸素を除去する働きもあります。酒や喫煙は止めれたとしても、ストレスは、どうでしょうか?
ミトコンドリアの働き1
「活性酸素の除去」
若い頃を思い出して下さい。中学生の頃にテニス部の女性たちは、カブトムシか?!と思うほど真っ黒に日焼けしていましたよね?でも、中学生の肌はシミやシワはどうでしょうか?若いからという理由では無かったのです。息が切れるほどの激しい部活をしていて、活性酸素が大量発生していても、部活の先輩から強いストレスを受けていても、ミトコンドリアが元気に働いているから活性酸素を除去してくれていた。しかし、大人になり、喫煙、飲酒して、会社でもストレス。結婚して、旦那さん、子供、姑さん、そして、近所の人間関係などでストレスが何倍にも膨れ上がると、ミトコンドリアも働き過ぎて、活性酸素の除去が間に合わないくらいになってしまうのです。
ミトコンドリアの働き2
炭水化物、タンパク質、脂肪の燃焼をして体を動かすエネルギーを作る
ご飯食べる、肉を食べるなどをして、それを燃焼させて体を動かすエネルギーをつくるのがミトコンドリアなんです。
しかし、そんなミトコンドリアにも「老化」で働きが弱くなる時があります。それが、男性は18歳、女性は16歳あたりから老化で働きが弱くなるのです。
また、学生時代を思い出して下さい。小学生、中学生の頃は太った人ってそれほど多くなかったと思いませんか?
しかし、ミトコンドリアが老化が始まる16歳くらいから、だんだんと太り出す女性って多くないですか?
あんなに細かったあの人もじわじわと太り出す。
ミトコンドリアが正常に働いていたら、多少、食べ過ぎても、それほど太る事は無かったのですが、じわじわと太り出す事が当たり前出、さらに、部活が終わったり、部活入らない方は、どうでしょうか?
明らかに、太りだしますよね。
ミトコンドリアが「正常に炭水化物や脂肪を燃焼させていたら?」
太っていたでしょうか?
ミトコンドリアを「活性化」させていたら、それほど太る事はないし、シミやシワなんて増える事も少なくなるのです。
ミトコンドリア機能に関連した病気
先程までは、簡単にまとめてみましたが、ここからが本題です。ミトコンドリアを何故これほどまでに活性化させるしかないのか?ほとんどの人が「ミトコンドリア」を放ったらかしにしているからこそ、色々な病気になってしまう事を知って欲しい。
ミトコンドリアは、僕たちの生命維持にかけがえの無い呼吸とエネルギー量産、細胞を排除するアポトーシス、さらに、母系を通じた「遺伝」に重要な役割を持っていました。
ミトコンドリアの不調は、ATPの産生低下やフリーラジカルの増加をもたらし、身近な疾患にも多くの影響を与えていた。
ミトコンドリアの機能不全によって生じる疾患群
がん・悪性腫瘍
循環器系の疾患
脳神経系の疾患 認知症 アルツハイマー病 パーキンソン病
糖尿病
アトピー性疾患 アレルギー性鼻炎、花粉症
不妊症
このような疾患は、ミトコンドリアが関係していて、ミトコンドリアの機能不全で「炎症」が起きてしまう事が、始まりなのです。
ミトコンドリアの活性化をしていて炎症を抑える事が大事なのです。もしも、加齢に任せて「炎症」そのものを放ったらかしにしていたら、毎日、体内で火事が起きている状態です。
火事が起きているのに、火事は消そうとしないで、ほかの事で落ち着かせようとしている事が常識になっています。例えば、糖尿病の場合、ミトコンドリアが弱り切っていて、すい臓が機能低下しているのに、すい臓の働きを良くしないで、炭水化物を抜こう!っておかしいと思いませか?
炭水化物抜いても、どんどん機能低下していたら、いつか炭水化物抜いていても、ほんの少しの炭水化物で過敏に血糖値は上昇するでしょう。
ミトコンドリアの機能低下でどんどん病気になる
糖尿病の方は、周りの方、親戚などをよく観察してください。
糖尿病になっている方が高齢者になると、認知症の方が多くないですか?もしくは、「がん」。今日の説明では、詳細は書いてません。詳細書くと、300ページ以上の書籍くらいの内容になります。
何としても「ミトコンドリアの書籍」を最低でも5冊は読んでみてください。
ガンになぜ?なるのか?糖尿病になぜ?なるのか?認知症など色々な病気の説明が書かれています。
これを知らずに、病気で悩むなんて本当に時間の無駄です。
僕は、正直に書きますと、もうすぐ人生の崖があるとしたら、落ちる手前まで行ってしまいました。
25歳で糖尿病、36歳で脳梗塞、狭心症など他にも色々なになりました。
本当に「死ぬ・・・」と脳梗塞で倒れた時は思いました。
それから、色々探してカイロプラクティックに出会って、何とか人生の崖から引き戻す事が出来たかも知れません。もしかしたら、そう思い込んでいるだけかもしれませんが(笑)
でも、今は楽しく生きています。
僕が皆さんに知って欲しいこと
僕みたいに、どん底まで落ちてから「何かをするのではなく、元気なうちから予防をして欲しい」
それは、どん底まで落ちると二つのパターンがあります。
僕みたいに立ち直れるパターンと、病気で亡くなってしまうパターンです。
酷くなってから病院に行って、ガンです!ステージ4です。と言われてから何かをするより、定期的に検査をしたり、予防の為に、運動、栄養素の補給などしていたらきっと、何もしないより良い未来があると思います。
酷くなってから治すより、酷くならないように予防しませんか?
まずは、ミトコンドリアの知識を学ぼう。