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VS基本情報技術者試験(合格)

フォロワーに影響されて元旦に申し込んだ基本情報技術者試験に合格することができたので、経緯をまとめる。


スペック

↑言いたかった
・19歳N高卒無職
・鬱病
・中学までは不登校
・IQ91(?)
・ITパスポート&セキュリティマネジメント取得済み
・プログラミングはできない(AtCoder4問の時代にC++ちょっとだけ)
・数学はもっとできない(数Aの単位に2年かけた)

こんな感じの社会不適合者凡人
少なくとも世間一般レベルからみて頭がいいとか、尖ったセンスがあるとかいう訳ではないでしょう。

本読み

1年ちょい前に情報セキュリティマネジメントに受かった日に、基本情報の本を購入している。
この手の長い本を読むのが苦手で、セキュリティは範囲が狭かったので過去問のみで合格していて知識の抜けがある自覚はあって、基本情報ではちゃんと読もうと、思った。
……思っただけで、実際は読まなかったし、申し込んだ後は読んでる暇ないと思って過去問だけ回していたので全然使っていない。
申し込むまでの1年強のあいだに思い立って1ページ目から読んで飽きたり、後ろから真ん中まで流し読みしたり、セキュリティの分野だけガッツリノート作ったりはした。
今思えば学校行ってないから小学校の頃から1冊の教科書を全部読んだことすらないし、本をちゃんと読めないというのはデカめの欠点かもしれない。漢検ドリルみたいに手を動かす系なら完走できるんですけどね……。

科目A対策

最強の計画

科目A対策にはサムネイルにもある通り、無料サイトの過去問道場で解く分野と捨てる分野を決めてから、やった。

受験前日の進捗

途中でフォロワーさんから助言をいただきネットワークも追加で勉強しているけど、おおむね計画通りに解いて、マネジメント&ストラテジ系なんかは収録されている問題全てを解いたので問題文を見ただけて答えがわかったり、4択の正解はもちろん不正解のワードに関しても頭の中で答えられるようになっていた。
テクノロジ系は受験日まで2週間を切ってから手をつけたこともあって理解が甘かった分野もあったけど、大好きなセキュリティとアルゴリズム、意外と得意になったネットワークあたりに助けられた。
受験5日前くらいからは分野別から通しでやって、低かった分野は再度20問くらい集中して解き直した。
最終的にはランダム60問抽出で8割くらい取れるようになったけど、過去問を解きすぎて自分の正しい実力がわからなくなって不安だった(今見たら1ヶ月で3000問解いていた)

科目B対策

120分で長文20問を解く科目Bは、正直あまりちゃんと対策をしなかった。
一応公開されていた数少ない問題に目を通したところ、問題数の比率はアルゴリズム7割・セキュリティ3割という感じだった。
元々セキュリティが好きでセキュリティマネジメントは取っていたこと、プログラミングはできないけど6年くらい前のAtCoderで4問中2完くらいのアルゴリズム知識はあったことからフィーリングで解けそうではあった。
実際にサンプル問題のセキュリティは全問正解、アルゴリズムは時間を掛ければ解けそうといった感じだったので、セキュリティを絶対落とさないように集中力の残っている最初に解くこと、アルゴリズムは時間がかかりそうなものは後回しにするといった作戦を脳内でなんとなく立てた。

受験当日

基本情報技術者試験は会場・日程を枠の中から自由に選ぶことができる。
わたしは絶起遅刻が怖かったので、家から一番近くの駅近の会場に午後12時半で予約した。
受験3日前にツイッターかなにかで過去問にはない新出単語が出るみたいな情報を知って、当日に電車で新シラバスについて解説している動画を見ながら移動した。全然理解できなかった。
当日は12時に着くつもりで出発したが、結局12時半ギリギリになってしまったので30分前行動をしていて本当に良かった。
漢字検定では早く着いても試験開始時刻まで待たされたが、基本情報ではセキュリティマネジメントと同じようにテストセンターに着いた直後に説明を受けて試験室に入室した。同じCBT方式でも試験によって違うのかもしれない。

↑漢検を受けたときのnote

試験中

試験問題の具体的な内容は言及しちゃいけないらしいので詳細は割愛するけど、科目Aはあんなに過去問を解いたのに知らない単語がたくさんあった。
全問回答して30分くらい時間が余ったので確実に正解できている問題・確実にわからないのでで回答した問題を計算用紙に正の字をつけながら数えていたのだが、"確実に正解できている問題"が13問くらいしかなくて焦った。
途中10分の休憩を挟んでから始まった科目Bではまずセキュリティを全問解いてから問1に戻ってアルゴリズムを解き始めたけど、公開されている過去問・サンプル問題より遥かに難しかった。
100分で16問のプログラムをトレースするには頭の処理が追いつかなかったり、問題の意味を誤解して20分がパーになったりして見直しすらできなかった。
終盤は真後ろのPCで簿記を受けているおじさんの独り言がうるさすぎて精神的にも諦め始めていて、300/1000取れていればいい方だなと思いながら試験を終了した。

結果

試験用PCの終了ボタンを押した瞬間に点数が開示された。
"確実に正解できている問題"が13問くらいしかなかった科目Aが655点、300/1000取れていればいい方だと思っていた科目Bは620点と共に基準を満たしていて合格だった。確実に落ちたと思っていたので画面に表示された点数を見ながら3分くらい放心していたし、試験会場を出てからスマホで点数を確認できるまでは自分で見た点数が幻覚かもしれないと不安になったりした。

統括

こんな感じで(実際に合格証が届くのはまだ先だけど)わたしは基本情報技術者になった。
個人的には運も味方した上での合格だと思っているので、ギリ間に合った春期応用情報は申込に躊躇して期限を過ぎた。本は買ったので次回こそ最後まで読みたいな。
これから何をするかはまだ全然考えてないけど、できれば秋に応用情報を受けたいしプログラミングか何かもちゃんとやってみたい。
基本情報終わるまでは何もしないと決めていたので今年の抱負もnoteも書いていないし、お絵描きも全くしなくなってしまったので、まずは少しずつ日常を戻していきたいな。(おわり)

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