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理学療法・リハビリテーション

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理学療法って何でしょう?リハビリテーションって?知らない人も多いのでは?理学療法普及ブログ。みなさん、理学療法を知ってください。以外に守備範囲の広い職種です。(*- -)(*_ …
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#コラム

そもそも論

そもそも、 リハビリテーション治療とは? リハビリテーションとは? リハビリテーション専門職とは? 理学療法とは? 的なそもそも論をする療法士が多い。私的には今更感がぬぐえないが、とにかく、なぜか、理学療法士たちは、そもそも論が好きなのである。 語源は?とか元々的なやつが大好物である。 で、その議論から結局何が生まれてくるかと言うと、どうせ俺たちは・・・的な議論に終始する。 なんじゃそりゃ? 知り合いに相談すると、そもそも論をする人たちは、壁があった時に立ち返る作業

QOD(クオリティ オブ デス)死の質

QOL(クオリティー・オブ・ライフ)生活の質。というのは聞いたことがある人も多いだろう。医療・福祉系の人は必ず習う単語です。 今日は、QOD(クオリティ オブ デス)死の質についてお話してみよう。 100歳以上の高齢者の寝たきり率がアメリカでは30%程度。日本ではその倍60%以上が寝たきりなのである。 これが何を意味するのか? それは、医者任せ、介護支援専門員(ケアマネ)任せ、市役所任せ・・・。 つまり他人任せで長生きした結果と言わなければならない。 自分の人生や生

依存的自立

「自立」の定義(考え方)が医療や特に介護保険下ではバラバラであり、寝たきりを助長している現状がある。今一度「自立」とは何か?を熟考したい思う。 「自立」の定義「他人の助けや支配なしに自分一人の力だけで物事を行うこと。ひとりだち、独立」である。 「自立」には身体的・精神的・職業的・経済的等の自立がある。それと対比するように、「依存的自立」がある。「依存的自立」には互助の考え方が素地にあるとされている。 東京大学先端科学技術研究センター准教授、熊谷晋一朗氏。「自立とは、依存

理学療法士って何ができるの?

知り合いの介護支援専門員に素朴~~な感じで聞かれた。 「生活上で利用者が困っていることは多いんだけど、理学療法士に頼んだらどうなるの?何ができるの?」 と、別にケンカを売っている風でもなく、ただただ頭上に?マークを浮かべているような感じで聞かれた。 ほほう。なるほどいい質問だ。と思い。それじゃぁ。メニューを書いてみよう。 メニュー ① 行為・動作の構築 基本動作の構築 ・寝返り ・起き上がり ・ベッド上の移動・動作 ・立ち上がり ・立位動作 ・立位保持 日常生活動

私はサルコペニアが嫌いだ。

最近フレイルとサルコペニアをよく耳にするようになってきた。 サルコペニアで世間が騒ぐのは、ちょっと嫌だな~。と思っていたが、フレイルは世間様に広めた方が良いと思い、新聞記事をちょっと紹介。 高齢で活力衰える「フレイル」、国内250万人が該当か 09.18 15:23朝日新聞デジタル 高齢になって心身の活力が落ちた「フレイル」と呼ばれる状態の人が、国内に少なくとも250万人はいるとみられることが、日英の研究チームの解析でわかりました。フレイルの人は介護を必要とする状態に

ターミネーター&コブラ。とにかくロボだ。

昨今のリハビリテーションはロボである。 ゲッターロボにガンダム、コブラ、アトム。ガンバレロボコン。ロボにもいりろあるけれど、現代のリハビリテーションはとにかく、ロボ一色、ロボ祭り。ということで、ロボを少し紹介してみたいと思います。 ※最初に言っておきます。本当に私はメーカーでも、開発者でも何でもありませんのでその辺よろしくお願いします(笑) 私が皆さんに今一番伝えたいものといえば、WHILLです。 これは凄い。本当に凄い。 ホントに未来型車いすである。もはや、車いすと

理学療法士広報活動!!皆さん観て下さい(*- -)(*_ _)ペコリ。

そうだ、そうだった。私は理学療法という日本ではあまり知られていない、マニアックな治療法。はたまた理学療法士と言う認知度の低い職業を一人でも多くの人に知ってもらいたい!!という、大志を抱いてnoteを始めたのだった。 というわけで、理学療法士を広報したいと思います。御付き合いください。(*- -)(*_ _)ペコリ 理学療法士が主人公の映画でございます。これは、fuluやAmazonプライム等々でやりまくってもらわねば! 皆さんもみて下さいね。 予告をどうぞ。 東京都

小児リハ始めました。第三章。

高齢者医療に嫌気がさしてきていたところに、私の目に飛び込んできたのが「小児リハ」の文字。 これは渡りに舟、とばかりに、小児リハビリテーション領域に飛び込んだ。 いや~。子供たちのかわいいこと、かわいいこと。何がかわいいって、手を抜かずに全力で生きているところがカワイイ。  高齢者の場合、いくらでも寝たきりにならない方法はあるのに、どれだけ教えても、自らの意思で寝たきり街道に飛び込んでいってしまわれる。  「寝たきりになりますよ」「認知症になりますよ」 といくら諭しても、

小児リハビリテーション序章。始まりの始まり

長年、本当に長い間、高齢者医療にかかわってきた。介護保険が始まる前から、寝たきり高齢者のリハビリテーションに関わってきた。高齢者医療は本当にここ20年で大きく変わった。私がかかわってきたリハビリテーション治療もどんどん変化していった。 遊びリテーション。パワーリハビリテーション。レッドコードセラピー。認知症リハビリテーション。等々。高齢者リハビリテーションも時代とともに目まぐるしく開発され変化してきた。 高齢者医療とは? 高齢者のリハビリテーションとは? 高齢者におけ

必殺ドライバー

お国が必死になって自主返納を呼び掛けていますよね。本当に高齢者の事故は多い。病院に通院してこられる90才を越えた患者さんのマークⅡなんて、駐車で当てまくっていて外装は原形をとどめていない。しかし、奇跡的に動いているので、89才の奥さんと一緒に毎日ドライブがてら病院に来られる。雨の日も風の日も。スタッフよりも勤務率がいい。はたから見ていても、危なっかしくてどうしようもない。そんな必殺ドライバーが世の中には溢れかえっているのだ。 さーて今日の主役Sさん。 耳が聞こえにくくなっ

健康って?

健康について考えるとき2人の患者さんの顔を思い出す。 もう20年ほど前になる古い話だ。当時病院はまだ、喫煙者天国だった。入院病棟や待合室、はたまた、ナースステーションどこでも喫煙可能。患者さんたちは売店で好き好きのたばこを購入して病棟に設置された灰皿の前でたき火のようにタバコを吸いまくっていた。 一人目の患者さんは、90歳近いご高齢の大姉御様。なぜ、大姉御だというと、お年もさることながら、しぐさと言うか、心意気と言うか、風貌と言うか、とにかく、姉御なのである。一挙手一投足

あれほど、ゴムしてって言ったのに!!

あれほど言ったのに。しなかった、結果と言えば結果。しょうがないとも思うが、人間、楽したい方を選んでしまうのが性と言うもの。 皆さん、ゴムを舐めていませんか?ゴムは大事ですよ~。 カツカツと音が鳴れば、その合図。替え時です。注意一秒怪我一生。 杖先のゴムはちゃんと変えましょう。 劣化したゴムを使い続けていると転倒して、骨折しちゃう。 認知症の原因の第三位が骨折。 年取って、こけたら、こっちの世界に戻ってこれなくなりますよ。注意しましょう。 日ごろから、口酸っぱく言

家族教育

障害を負われた患者さんのご家族に病気の特徴や特性、生活上の注意点や工夫を我々理学療法士は伝えるというお仕事がある。 例えば、 「家の上がり框に手すりがあると便利ですよ。」 「お風呂は手すりだけじゃ心もとないので、こんな道具を使いましょう」 「外を歩くときはこんな道具が〇〇さんにはあってますよ~」 等々 起き方から話し方聞き方に至るまで、その患者さんが便利にかつ身体能力が落ちないように、ご家族に伝える。 このことは「家族教育」「家族指導」等の言葉で表されることが多い。

とっても大人のオモチャ 後編

介護業界で言われている一つの言葉がある。 「小さな親切。大きな下心」 解説しよう。 「やりましょうか~」「お手つだしますよ~」「もう年なんだから無理しない方がいいんですよ~」 と高齢者を甘やかすだけ甘やかすとどうなるか。 高齢者はあっという間に介護度がどんどん重くなっていき、ついには寝たきりになるのです。 そして高齢者が寝たきりになればなるほど、介護施設や介護事業所はどんどん儲かる。介護保険はそういう仕組みになっているのです。 なので優しい言葉で、高齢者を甘やかす