有馬ねこ

小説をかいております。 2024.10.10にはじめました。すきなものは本です。とくに好きなのは余命系の話です。最近は韓国のお話にも興味があります。お勧めの本があったらおしえてくださるとうれしいです。 初めての作品は「夜の光と私の世界」です。もしよかったら読んでみてください!

有馬ねこ

小説をかいております。 2024.10.10にはじめました。すきなものは本です。とくに好きなのは余命系の話です。最近は韓国のお話にも興味があります。お勧めの本があったらおしえてくださるとうれしいです。 初めての作品は「夜の光と私の世界」です。もしよかったら読んでみてください!

最近の記事

短編小説 寒がりな私

「はっくしゅん!、、、」 もう冬の訪れだ。外はもう、真っ白。さむくてさむくて、凍えそう。そんな私をいつも温めてくれるのは飼い犬のミルクだった。名前の通り真っ白で、一度、雪の中で遊んだ時に見失うレベルの白さ。毛はふさふさで体はとても小さい。そんなミルクは自分より倍の大きさの私をいつも温めてくれる。 今日も。私がソファに座ってテレビを見ているとちょこんと膝に乗って、丸くなる。ずっと、ミルクが座っていると毛布をかぶっているときとはなんとなく違うような温かさを感じる。 きっと、明日

    • 短編小説 この世界は

      バンッ! 激しい爆発音がなり響いた。会社にいた私は、全員は別に気にしない。もうこの世界は変わってしまった。人間には止められないような``生物‘‘が地球に、現れてから、、、 人間には体中に防弾用の防着を着せられ、オシャレなんてできっこない。 人間には仕事、仕事、仕事をやらせるばかり。もう、苦痛なんて感じない。 それは皆も同じだろう。 感情が現れない真っ黒の目。皆、同じ防弾服を着ている。 バリン! ちょうど、私の隣のデスクに窓ガラスにあたった後に軌道をかけた球が人間にあた

      • 短編小説  冬は寒いが恋は温かい

        「さむぅ!」 朝起きたら、窓には雪がついていた。外を見ると田舎で地味なこの町が雪化粧していた。北海道のある町は初雪を迎えた。 「もう起きた?雪かき、手伝ってきなさい。」 下からお母さんの声が聞こえてくる。ずっと布団にくるまっておきたいところだけど、私はベッドから降りた。降りるときにみしみしと音をならした。床は冷蔵庫並みに冷たくて。走って、洗面所に向かった。  *** 「行ってきまーす」 お母さんは掃除機をかけていて、返事はない 外に出るとびゅーーと風が吹きコートが

        • 短編小説 秋の絵

          ざくざく、ざくざく、紅葉を踏みしめる足の音。上を見上げると鮮やかな紅葉がこちらをのぞいている。 私は仕事なんてないどこにでもいる画家。 いつも、いつもどこかに行って、絵を描いている。下手だと言われても。 良さげな場所を見つけると、折り畳み式の小さな椅子とキャンバスを立てかける。これまた、小さくて、ちぢんだ絵具を出して、筆に付ける。 すぅーーさら さら 絵具を何も考えずにキャンバスに伸ばす。 何度も、何度も。それを繰り返していくと紅葉の形ができていく。 「わぁ!あなた

          涙の数だけ二巻 小説

          私の体は自然と入院室の外に出て行った。私が出て行ったあとも三晴ちゃんの入院室に看護師や担当医が入っていった。私は悲しくて悲しくて、涙をためながら家路を急いだ。 次の日、朝、起きたら家族が静かだった。 嫌、嫌、もしかして、、、考えたくない、、、 「菜穂、三晴ちゃんが亡くなってしまったらしいわ、、、、辛いのもわかるけど今日は学校だし、、、でも、休みたかったら、、」 お母さんの話を最後まで聞かないうちに家を走り出ていた。どこにも行くつもりはなかったけど、結局、向かったのは三晴ち

          涙の数だけ二巻 小説

          二巻分  涙の数だけ 一巻

          私がまだ小学4年生の時、私がとても仲が良かった親戚である高校生の三晴ちゃんという子がいた。 その日に二人で公園で遊んでいた時に派手に転んで傷ができた。私は痛くて痛くて、ずっと泣いていたという、その時、三晴ちゃんは私の背中を撫でて優しく慰めてくれた。 「大丈夫。大丈夫。菜穂ちゃんにいいことを教えてあげる。涙の数だけ嬉しいことがあるの。だから、いま、悲しくて涙がいっぱいでも次に起こることはとってもいいことなの。だから、いえに帰ろう?」 その日の帰りは涙は引っ込んでて強く、強く、三

          二巻分  涙の数だけ 一巻

          小説 星ふるときに親友と 中止お知らせ

          最近、投稿ができていなくて申し訳ございません💦 再開して間もない時にですが、今、投稿中の「星ふるときに親友と」を投稿中止にさせていただきます。 理由は、この作品は合作で、別のアプリで作成したものを、少しずつ移しているもので一緒に作っている相手がこの作品を辞めないかという提案をうけましたことにより、投稿を中止させていただきます。 私事により中止させていただきますこと申し訳ございません💦 次の作品は長く続くことを願っております。 11月1日

          小説 星ふるときに親友と 中止お知らせ

          オススメの漫画紹介☆

          本日は漫画紹介をしていこうとおもいます。(いえーい!)今回はたくさん紹介したいなと思っております。よかったらみてください! ①アオのハコ これはTHE青春ですね∼∼なにより作画がとてもきれいなんです。最近はアニメ化されて毎週楽しみに待っています。ところでみなさんの推しはだれですか?私は断然、雛ちゃんです!かわいいですよ。うん。 ②薬屋のひとりごと こちらは推理系なのですが面白い要素も組みこまれている、面白い作品です。アニメ第二期も決まっていまして嬉しい限りです。アオのハコ同

          オススメの漫画紹介☆

          星ふるときに親友とⅣ

          「キュル!キュルッ」 いきなり食事中のリビングに響いた鳴き声は飼っているリスのコロンだった。 「なになに?この声何ー⁉」 レナはさっきまで目の前のご飯に夢中だったのに聞いたことのない動物の鳴き声が聞こえてきたんだから。そりゃそうだ。レナは地球に初めて来たのだから知るはずない。でも、まどかと叔母さんはその様子が面白くて声をあげて笑ってしまった。 「ふふふ!」 2人が笑っている意味が分からずレナはきょとんとしていた。まどかはコロンを指さしながらレナに教えてあげた。 「これはリスっ

          星ふるときに親友とⅣ

          星ふるときに親友とⅢ

          「この子どうしたの?」 まどかが家に着くや否や、叔母さんは不思議そうに言った。それもそうだ。いつも早く帰って宿題を済ませている娘が女の子を連れて帰ってきたのだから。 「えっと、家出してるんだってだから居場所がないらしくて‥‥」 それでもさすがに叔母さんは不思議そうにしている。 「でも、この子、同じ学校じゃないんでしょ?それに友達なの?」 「ううん!友達だよ、友達。最近仲良くなったんだぁー!ねっ?」 「うん?」 レナはよくわかってない様子だったが話を合わせてくれた。 「うーん‥

          星ふるときに親友とⅢ

          星ふるときに親友とⅡ

          まどかが落ちてきたものをよく見ると、光の筋だと思っていたのは宇宙船だった。宇宙船からガタリと音がしてまどかはビクッと驚いた。すると、宇宙船のドアが開いて出てきたのはまどかと同じくらいの年で茶髪のポニーテールの制服を着た女の子がだった。 「イタタタ‥‥」 とその子は足を押さえていた。 「あ、あの大丈夫ですか?」 その子は足を怪我しているのに気にせず、まどかのことをジィーーと見つめている。その子はアッと何かに気づいたようにまどかに向かって話し始めた。 「私、宇宙船に乗っていたらバ

          星ふるときに親友とⅡ

          小説 星ふるときに親友とⅠ

          星がきれいに見える日にたくさんの流れ星が流れた‥‥‥‥ 流れ星は異常なほどに流れ続けた。いつしか、『異常』は『日常』に変わっていった。 流れ星が1日中流れる町、砂空町。この町で生まれ育った河本まどかはいつか流れ星をつかめたらと幼い頃から憧れ続けていた。しかし、今ではそんなこと思わなくなってしまった。高校生にもなって、そんなこと言うなんてばかばかしいからだ。 「‥‥行ってきます。」 まどかはボソリとつぶやいて家を出た。通学路には同じ高校の生徒が歩いている。 「えっそれなー」「

          小説 星ふるときに親友とⅠ

          オススメの本紹介

          本日はお勧めの本紹介をしていきたいと思います。(いえーーーい) ①ももこのまんねん日記  さくらももこ この本は2008年から2011年までのさくらももこさんの日記で面白いことがたくさん書いてありました。たとえば夜中にラーメンを食べに行ったり、家にカラオケルームを作ったりと細かく書いてありました。何回も読んでも飽きないものでした! ②魔女の宅急便①~⑥  角野栄子 この本は少し昔の本でジブリ作品にもなった話です。映画を見て、本を買ってみたものです。映画と違う場面なども

          オススメの本紹介

          短編小説 ともだち

          「みなちゃんー!あっちに石がたくさんあるよぉーーいこーよ―」 さっちゃんが駆けて行く。私はその後を急いで追いかける。 「まってーさっちゃんー」 追い付いた途端さっちゃんがへたりと地面に座った。わたしも隣に座った。空はオレンジ色と赤色のグラデ―ションになっていた。 「みなちゃん、私たちずっとともだちね!やくそくね!」 そう言ってさっちゃんは片手の小指を出した。私も小指を出した。 せーーの ゆびきりげんまんうそついたらはり、千本のーます!ゆびきった! そうやって”やくそく”

          短編小説 ともだち

          自己紹介☆

          こんにちは!1作目の「夜の光と私の世界」の最終回を迎え、今日は興奮しておりますw 今日は三個目も投稿しようと思い、自己紹介を出してみました!よかったら見ていって下さ∼い では初めて行きたいと思います。名前は有馬ねこです。あ、もうわかってるとおもいますが(さすがに)本名じゃないです。性別は女です。(これもわかってるとおもいますけど、、)誕生日は夏生まれです。でも冬の方が好き、、、おでんがたべられるから∼∼❣先に言っちゃったんですけど好きな食べ物はおでんと砂肝、みかんです。ちょ

          自己紹介☆

          夜の光と私の世界 あとがき

          はじめに 10月14日に投稿する予定でしたが最終回投稿日に出させていただきます。 あとがき はじめてのnoteで投稿させていただいたのが「夜の光と私の世界」です。この作品ははじめ、タブレットのメモに書いていたものをnoteに投稿したもので写すのが大変でした∼∼! この作品は初めての初めてだったのでスキもあわせて10いくかってところで、、、、 でも、スキをしてくれた人はきっと私が書いた物語を少しでも気に入ってくれたということだと思うんです。なのでこれからも小説をかいたり、自己

          夜の光と私の世界 あとがき