長野・新潟、日本酒旅
4月中旬から半月、シドニーに住む妹が5年ぶりに来日。嬉しいバタバタの日々を過ごしておりました。
目的は、新潟の伯母の墓じまいに行くことと、母が七回忌の年なので(一昨年の父の十七回忌も兼ねて)、お墓参りに帰国しました。
4月22日(土)の朝10時より閉眼供養でしたので、せっかくならと長野に前泊。「遠くとも一度は詣れ善光寺」と言われる善光寺へ。
長野駅からバスも出ていますが、街道も歩きたいと徒歩で(15分くらいです)。
妹は母と詣でたことがあるらしいのですが、私は初めて。
本堂の中は撮影禁止でしたが、その数日前盗まれた【びんずる尊者様】も無事に戻って安置されておりました。(何故、これを盗む?)
【お戒壇めぐり】も体験しました。妹から説明は受けていたものの、本当に真っ暗で、右手で壁を伝って進むのですが、途中で事件勃発(^◇^;)
途中にある錠前(これを触ると極楽に行ける)を探り当てたまでは良かったのですが、私のすぐ後ろの外国人の方が、扉をガタガタさせている!!分からずに開けようとしているのだと思った私は、慌てて妹に、
「この外国の方に説明して!」
と依頼。妹が英語で説明してくれたのですが、なんと…
その方は、ちゃんと勉強して承知で来ており(不勉強な私と違って💦)、その錠前を確かめていただけだったそうです(^◇^;)。
一人旅で日本通の方とお見受けいたしました。お恥ずかしい…(汗)。
妹にはずっと笑われっぱなしでした😅
宿は駅近素泊まりでしたので、夕方お蕎麦屋さんを探して歩いていると…、
駅ビルのお土産館に、何やら楽しげな一角が…。会社帰りのOLさんが、ビールにおつまみはおしんこ。スーツの男性らは日本酒。
あら、何やら利き酒ができるらしい。立ち飲みの人、椅子に座って飲む人…。
蕎麦屋を見つけたものの、妹も私も気になって仕方ない(笑)。
まずは、そちらへ(笑)。
ビール党の妹はビール。私は3種選べる利き酒を。わからないので、純米吟醸酒を3種。
『美味しい〜♡』
『えっ?日本酒って、こんなに美味しかったのね?』
若かりし頃、日本酒に苦い思い出のある人も多いのではないでしょうか?私が大学生の頃は、一気飲みとか平気でさせられていましたから。
体育会運動部だった妹の、誰にも話したことがなく初めて話すと語ってくれたエピソードも、またヒドかった(大笑い)。
大学の同期の男子は、新歓コンパで、一つ上の女の先輩の真っ白なスカートの上にやらかして以来、未だに日本酒は一滴も口にしていないと言います。もう還暦ですけど〜(笑)。
強いお酒なので外では避けていたところがあります。でも、長野といえば、食の宝庫♡
米も水も良ければ酒が旨いに決まっている。古くからの酒蔵も多数あるようで、
『いや〜、旨い!!』
妹も追加で3種!(笑)
いや、もうどれも旨い。おしんこも♡
そのフロアに売ってるものは買ってつまみにしても良いので、隣のおやき屋さんで買った“切干し大根のおやき”もつまみに(笑)。
そこで飲んでいた、松本から来たという赤ら顔のおじさんに、
「姉妹?似てるねぇ〜。」
と言われ、すかさず妹が、
「どちらかお姉さんだと思います?」
と聞く。間髪入れず、妹を指差すおじさん。
妹もすかさず、
「ですよね〜。若い頃からずっと、言われ続けて来たんです。」
聞けば、答えがわかって聞いたのよ、と。私の旦那さんにも、
「姉ばかりに話しかけるんですよ、そのおじさん。」
と笑い話。
奈良漬も大根も野沢菜も『美味しい〜♡』と戴いていたのですが、さすが地元の人の舌は肥えている。
「野沢菜は、ホントはもっと旨いよ」と。
「会社帰りにこんな所があったら頑張れる」と妹。うん!楽しい、美味しい、自然も豊か。
長野県に住みたい!!
翌日は、長野から在来線“妙高はねうまライン”で「二本木」へ。
すっかり日本酒に味をしめたワタクシたちは、墓じまいの後のお食事の席でも、せっかくだからと日本酒を注文。[妙高山]と[能鷹]。これがまた旨い!しかも、小さなグラスで出てくるのかと思いきや、小瓶で。
「持って帰っていいですか?」
と、残りはお土産に持参(笑)。
そして帰りに、上越妙高駅前の温泉♨️に入ってから(超オススメです!肌がツルツルスベスベになります)、土産物屋でまた日本酒の小瓶3種類をチョイス!!(笑)
そして、翌日の父母のお墓参りで、旦那さん、長女、長男、妹が利き酒(笑)。(次女は大学の新歓合宿で不在、私は運転手を買って出たので)
地元の方おススメの君の井、吟田川(ちびたがわ)に、にごり酒、昨日の妙高山、能鷹。
楽しかったです(笑)。
長野県、新潟県は、自然、美味しい食に酒…。どれを取っても最高!!
(村上にも美味しいお酒があるらしい…(笑)。)
すっかり魅了されたワタクシ。
すでに次の長野旅行を計画中であります(笑)。
ありがとうございます!!