神主さんの手作り水琴窟
氏神様に参拝しました。
今日は奥の末社にも。
手を合わせてふと脇を見ると、古めかしい手水舎がありました。
『何度か来ているのに、気が付かなかったなあ…』
近寄ってみると、【水琴窟】と買いてあってさらに驚きました。
『やってみよう』
早速柄杓に水を入れて、下の鉢にかけてみました。
そこへちょうど、奥の庭の手入れから戻った風の、手車を押した神社の方がたまたまお通りになられました。
「聞こえますか?」
と声をかけてくださり、蛇口を捻ったままにして、周りにもかけるとよく聞こえる等、教えてくださいました。
「あ、よく聞こえます!!」
地面の奥から優しい水琴窟の音が響き、辺りに広がります。
それは、心が浄化されるような穏やかな気分になれる音でした。
「手水舎だけだったんですけど、せっかくだから作ってみました笑」
たまたまお会いできて、教えていただけて何だか嬉しい気分です。
同時に、いつも訪れているのに、気が付いていないなあ…と思ったので、境内をゆっくり歩いてみました。狛犬さんを見て、
『あ、子どもがいたんだ』
お母さんが子どもを慈しんでいるように感じました。
子どもも戯れたり、縄を噛んで遊んでいたり伸び伸びしている印象。
参道はいつも通るのに、ただ通り過ぎるだけだったなあ…と反省。
丁寧に心を寄せると、きっと違ったものが見えてくる。
境内の一画に、僅かですが田んぼがあります(豊作を願う気持ちから?)。
今年は5月にちょうど田植えの時に遭遇し、植えているところも見ています。
盛夏(あっ、明日は立秋ですね)。稲穂が青々と葉をつけています。まさにこの歌のような光景です。
こちらはメインの手水舎。
夏仕様です♪
皆さま、今日も良い一日をお過ごしくださいませ✨
ありがとうございます🙏