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親子でプレバト!!89

『[俳句生活]なる投稿があったのね』と初投稿。

選者は夏井いつき氏。[俳句ポスト365の中級以上の部]の選者も夏井先生です。

兼題は【栗の花】でした。

私の創作句が、

花魁おいらんの身を投げし川栗の花


息子に見せたところ、「これくらいやったら?」と…

花魁おいらんは今も川底栗の花



『怖っ!!』笑



結果、【佳作】に入選。
(息子よ、ありがとう〜♡)

確かに私の句ではフツーで入選しないわよね。

言い切ることでインパクトがあるし、面白い!笑

先月の兼題は【ビール】でしたが、どうしても詠めず、断念しました(泣)

今月は【河童忌】に挑戦中です。


*俳句ポスト入選句まとめ↓(最新から順に)

兼題【麦の秋】(並選)

【麦の秋】は時候の季語とのこと。

兼題 麦の秋:初夏/時候
【傍題】麦秋(むぎあき) 麦秋(ばくしゅう)

今回の兼題「麦の秋」を実作する時のポイントは、これが時候の季語であることです。
本来、時候の季語は映像を持たないものがほとんどです。例えば、「初夏」「夏来る」などの時候の季語は、季節の感触はありますが具体的な映像はありません。
が、「麦の秋」は、熟れた麦畑の映像を内包している点において、時候の季語としては珍しい種類のものです。

今回の投句には、時候ではなく、植物の「麦」あるいは「麦畑」として詠んでいると思われる句が沢山ありました。そのような句は、残念ながら、選句の篩から落とさざるを得ません。

夏井いつき氏

ヒエ〜、完全に〈麦畑〉を連想していたワタクシ(^◇^;)
勉強になりました!

初めに私が創作した句↓

ロケバスや佐野インター降りて麦秋


実体験をそのままに。栃木県の佐野インターを降りたら一面に黄金色の麦畑が!それが美しく印象的だったので詠みました。

息子「散文(ロケバスで佐野インターを降りたら麦畑が広がっていましたよ)をそのまま俳句にした印象。ロケバス・佐野インター・降りる・麦畑と要素も多い。例えば、バスがどう走っていたのか、とか…」

そこで添削。

ロケバスののろのろ進む麦の秋


おかげで【並選】入選。

初夏の長閑な楽しい雰囲気が出ているワ〜。息子君のおかげでラッキー✌️完全に麦畑と思っていたのでワタクシ…(^◇^;)


兼題【鳥雲に入る】(並選)

青菜茹だる香の満ち満ちて鳥雲に

元の私の句↓

青菜茹でる香の先に鳥雲に入る

『青菜を茹でた時の匂いって、辺りに充満して本当に良い香り。幸せな気分になります。台所の窓に視点を移すと、空には渡り鳥が…』という私の解説から、息子が手直ししてくれました。


兼題【寒卵】(並選)

白昼の月細くあり寒卵

私『白昼の白い月と白い卵を詠みたいが上手く詠めない…』

と、息子君、詠んでくれました。


そうです!初めは自力にこだわっていたワタクシ…すっかり頼ってしまっております(^◇^;)


兼題【立冬】(並選)

立冬や高田馬場のタピオカ屋

これ、自力です!笑


兼題【鰯雲】(並選)

舟宿の大看板や鰯雲

これも自力です!笑

兼題【芒】(並選)

大柄の頭が四つ芒原

これも自力です!笑


兼題【原爆忌】(類想類句)

一杯の水ゆつくりと原爆忌

(私の元の句→原爆忌コップの水をゆっくりとから息子が直してくれました。)


兼題【夏の海】(類想類句)

夏の海無線に混じる韓国語

自力です笑


兼題【蝸牛】(並選)

蝸牛360度の世界

自力です笑


兼題【薔薇】(類想類句)

大安や薔薇とりどりに写真館

ここから中級に挑戦しました♪

息子が、

よく晴れて薔薇とりどりに写真館

くらいでもいいかもね、と提案してくれましたが、この時、季語以外に「や」を使いたくて(笑)。
今思えば、“よく晴れて”なんて、飾らず、気取らず素敵だったなあ〜なんて(笑)。まあ、元の発想が凡人なので“類想類句”止まりだったかもしれませんが…。


兼題【暖か】(入選)

初級挑戦2回目。

暖かや手水に立てる紅の傘

自力です笑


兼題【百千鳥】(入選)

俳句ポスト365に初めての投句。

丹沢の森はそよめく百千鳥

自力です笑


以上、応募作品入選句(類想類句は選外です!)のご紹介でした☆


2022年2月の兼題から挑戦を始めて18ヶ月。
目の前の兼題にひとつずつ向き合っていたら、あっという間に時が経っていました(笑)。

これからも楽しみながら続けていきたいです♪


最後までお読みくださいまして、ありがとうございました(*^▽^*)



ありがとうございます🙏









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