昭和から平成
倉庫を整理していたところ、オリンパスのカメラが出てきた。
フタを開けると、これはフィルムで撮影するタイプのものだ、と気づく。
そういえば長女が生まれたばかりの頃は、このカメラで写真を撮り、最寄りの写真屋で現像してもらっていたな・・・。
併せて何枚かの写真が出てきた。
普通サイズの写真の中にパノラマサイズの写真が混ざっているのを発見。
当時、こんな現像もしてもらえたんだっけ?
詳細は思い出せないが、パノラマ写真だけはその証拠のように倉庫から出てきた。
それにしても・・・
なんか「私をスキーに連れてって」だな、これ。
平成に入り、社会人となった年の冬、組合のイベント企画でスキー場へと繰り出した。
県外から就職したメンバーのほうが滑れる、というのが当時の定説。
長野県に住んでいる人は皆スキーができる、というのは近県住民の思い込みである。
私の娘達もスキーはおろかスノーボードにも興味はない。
というか、親が連れて行かない(冬の娯楽をしない)、という話もある。
環境が人をつくる、というが、いくら環境が整っていても、経験として身につかなければ、ただ「寒さに強い」人間が完成する(※)のが長野県民の特徴かもしれない。(※注:あくまで個人の見解です)
昭和から平成にかけての時代は、いわゆる「派手」なデザインや、当時のトレンドを意識した身のこなし方が主流だったように思う。
ちなみに紺ブレの写真もあったが、当時流行っていた髪形はソバージュだった。(紺ブレというと「東京ラブストーリー」が思い浮かぶ)
「百聞は一見にしかず」
写真から時代を語れるものなんだな、と実感した。
更に、当時の映画やドラマに影響され、髪形や服装を真似ていた頃を懐かしく思うのだった。
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