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仏教の教えが行動につながるとき

最近よく拝聴している大愚和尚様のYouTube。

最初はなんとなく「お悩み相談」を聞いていただけだったが、これを繰り返し聞いているうちに「仏教の教え」を自然に学んでいた。

今回、このおかげで自分の愚かな言動を戒めることができた。

買い物帰りのコージーコーナー。
一足早いクリスマスをしようか、とケーキを購入することに。

順番待ちをしていたのだが、店員さんから一向に声がかからない。

「忙しいから、仕方ないか・・・」と思っていたところ、どうやら私の存在がスルーされている様子。

「まあ、よくある話」だと思ってしまえばよかったのだが、娘を車で待たせていたこともあり、私の焦りは苛立ちへと変化していた。

「お決まりですか?」

ようやく声がかかる。

「いいですか?
苺のショートケーキとチョコのシフォンケーキを一つずつください」

強めの口調で発する私の態度が、店員さんに伝わる。

「わかりました、少々お待ちください」

若干怯えた若い店員さんの姿を見た瞬間、

「しまった!」と気づいた。

自らnoteの記事で書いていたのにも関わらず、
全く気づけていないじゃないか、と。

ひとつひとつの応対に対して、笑顔を向ける。という「布施」をするだけで、社会の一員として「お役に立てる」ことを意識できるようになったんだ(やっと?!)。

すぐさま猛反省。

その直後、店員さんが確認のために箱のケーキを見せてくれた時、

「これで大丈夫です。ありがとうございます。」と、心からの感謝を伝えた。

すると・・・

「苺のショートケーキの値段が10%割引になっていなかったので、その分を返金しますね」

え?
慌ててレシートを渡す。

ケーキの値段を打ち間違えていた、ということに店員さん自らが気づいてくださったのだ。
(支払いは前払いだったので)

私は全く気づいていなかった。

今思うと、私も店員さんも冷静に確認するだけの余裕もなかった。

しかし、自ら反省できたことで(自分の行いを悔い改めることで)、お互いの損失を未然に防ぐことができたのではないか、と思った。

日々何気なく聞いているYouTubeだが、
その中で自らの行動の愚かさを、自分で見つけられるようになれたなら、

それだけで、

「人として成長できるのかもしれない」

と思った。


4つの実践とは、
四摂法(ししょうほう)について説明しています。
☑️布施(ふせ)
☑️愛語(あいご)
☑️利行(りぎょう)
☑️同事(どうじ)


実家にも嫁ぎ先にも「仏壇」がある。

今思うと、物心ついた時から「仏様」の存在は生活の一部だった。

母親が実家に行くと、まず仏壇にお線香をあげて手を合わせることが習慣だった。

その影響なのか、私も実家に帰省した時は、必ず仏壇にお線香をあげている。

お彼岸にはお墓参りをしている。

そういうものだと思って生きてきた。

人との関わりは会社だけでも家族だけでもない。

私達は人と人との関わりの中で生かされている。

今日もありがとうございます🙏

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あいまる
世界平和は、ひとりひとりの心の内にあります。 共に明るい世界を築けていけたら幸せです。 今日もありがとうございます🌸