京都散歩17:できれば丸く生きていきたい「源光庵」
お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
京都検定2級対策で市内のスポットを散歩して記録しています。
今回の京都散歩は、まだ訪れていなかった鷹峯エリアの「源光庵」を目指します。
一説では鷹峯が花札の「芒に月」の絵札の場所だそうです。
【2024年7月27日】
予報では最高気温37度です。
体温越えの猛暑で屋外から人が消えたように感じます。
レストランのテラス席、公園の子供たち。。
皆さまご自愛くださいね。
さて、源光庵を始めとする光悦寺や常照寺の鷹峯方面は、徒歩ではたどり着くのが困難なので、公共機関での移動の場合は北大路バスターミナルからの出発が最適です。(北1号系統)
初めての道なので外の景色を楽しんでいると、ほどなくして到着です。
源光庵
「鷹峯源光庵前」バス停からほど近くにあります。
静かな佇まい。
とてもよく手入れをされた木々がお出迎え。
三門にあたるのでしょうか。
悟りの窓 迷いの窓
本堂には「悟りの窓」と名付けられた丸窓と「迷いの窓」という名の⾓窓があります。
今回の目的はこちらを実際に見ることでした。
どちらの窓にも、もちろん理由があります。。。
円形は悟りの窓。
この窓からの景色をぼんやり見るのはとても良い気分転換。
JRの広告にもなりましたので紅葉の時にはとても混雑するのでしょうね。
血天井
本堂の天井は、伏⾒桃⼭城の遺構が使われています。
慶⻑5年7⽉(1600年)徳川家康の忠⾂・⿃居彦右衛⾨元忠⼀党1800⼈が⽯⽥三成の軍 勢と交戦し討死、残る380余⼈が⾃刃して相 果てたときの恨跡だそうです。
覚悟をもって少数で残って戦う。。
どんな気持ちだったのだろうか。
本堂の中を巡ります。
襖絵も立派。
お庭も素敵です。
ここ最近仕事のプレッシャーが大きく、なんとなく心に余裕がなくて、このままだとまずいなと感じる日々が続いていました。。。
「⽣⽼病死」の老はしかたないとしても、幸いに病はないですし、日々のちょっとした感情にイライラせず、穏やかに生きていきたいなと、悟りにはまだまだですが改めて感じることができた良いお散歩でした。
なんとなく「鋼の錬金術師」や「天上天下」の「一は全、全は一」を思い出したり。。
今回はこちらで終了です。
帰りも同じバス停から。
久しぶりに御朱印頂きました。
とても落ち着く場所です。
紅葉の際に尋ねてみてはいかがでしょうか。
それではまた。
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