2022.11.01 まるで詩のように
2022.11.01 まるで詩のように
お昼ご飯を食べ終えて歯磨きをしているところに、ドアをノックする音が聞こえます。優しいリズムのコンコン、郵便屋のおじさんです。
歯磨き粉を口につけたまま荷物を受け取り、袋をぺりぺり。大切な友だちからの荷物でした。
そういえばわたしは、アナログもデジタルもどちらも好きです。紙の本も電子書籍も、ダイソンの掃除機もほうきも。適材適所というか、時によりけりというか。
荷物とともに、友だちからの手書きの文章がありました。雨で少し滲んだ文字に、可愛い猫のキャラクターも一緒です。
たったの2行だけれど、まるで詩のように澄んだ文章。指で文字をなぞり、筆圧には友だちの思いが宿り。
窓から見える木の枝葉は、少し揺れています。