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歳が離れすぎ価値観が合わないバラバラ家族 これも良い経験だった?! (2024/8/22 #034)

毎年同じ時期に芽を出し種を残し 規則正しい植物の世代交代 それに比べ我が家は常識から外れた年の差バラバラ家族

おばあちゃーん 娘+81歳
おとうさーん  娘+54歳
おかあさーん  娘+36歳

おばあちゃん(義母) 私+45歳
おとうさん(夫)   私+18歳
親子で40~50歳離れ 夫婦で18歳離れ

義母 夫 私 娘 で全く世代が合わないため「私たちの時代はこうだった」的な話が通らず 誰も「そうだね同感!」と言ってくれない!バラバラ家族 義母と私の会話は共通用語が少なくいつも曖昧

このバラバラ感は保護者との関係にもあらわれ 娘の友だちのおじいちゃんと自分のお父さんが友だち?! 私もママ友のほとんどが一回り以上年下!

周りのママたちは若くて体力があって肌もきれいで 娘たちは授業参観のたびにガックリ 成長とともに「おかあさんもっとかわいい服で」と注意をされるようになりました あぁ~ごめんね 今流行の胸元があいた ふわふわの服は私には合わないし苦手なの

自宅で見るテレビ
お父さんは なんでも鑑定団 大河ドラマ 戦争もの ディスカバリーチャンネル 私は NHKスペシャル BSニュース 昭和ドラマ(あぁ!つまらない母さんでごめん) 娘たちは スカッとジャパン 怖い話シリーズ ハイキューセカンドシーズン

マクドナルドより牧のうどん サーティーワンより井村屋の小豆バー とり唐揚げよりサンマ塩焼き ディズニーリゾートより福島ツバキ祭り

あぁ~ごめんね 家族旅行はもうバラバラで行こうね お父さん希望の目的地とは もうきっと絶対合わないね!

とにかくすれ違うバラバラ家族の様を 私は必死に共通点を見出し繋ごうとしましたが 現実は難しいものでした その一体感の無さは 家にいながら価値観が多様化した現代社会の縮図のようでした

ちょっとした会話でさえストレスを感じます でも そんな面倒な日常が 「みんなが自分と同じじゃない」「ひとりひとり違うものだ」という世の中の真実を体験させてくれたのだと思います 自分の主張が容易に賛同されない体験ですね こうしてバラバラでも共に暮らせる知恵を 各々が培っていきました

娘たちは「意見が合わない」ことについては免疫ができており ひとりの常識はみんなの常識でないことを理解しています 私は自分とは異なる世代の側に立ち 一旦意見を受け入れてから言葉を返す訓練ができました こんな対話が日常にあるのですから バラバラ家族は役に立ったのかもしれません

家族とはいえ このようにバラバラなのですから 一つ屋根の下に暮らす工夫が必要でした 同じ部屋にいながら動線がぶつからない家具配置 視線が通らない良い塩梅の空間の仕切り ワークスペースは分散配置 寝るスペースも移動できる工夫などなど バラバラ家族の快適性を日々アレンジする母(私)なのでした!

家族で意見が合わなくても 数か月会話が無くても それぞれが快適に過ごせる場所って 大切なのだと思います

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