![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138810759/rectangle_large_type_2_fbf6d6aa5025e38b6cd685f5b7b3ba7c.jpeg?width=1200)
鎌倉散歩 〜吉屋信子記念館(設計:吉田五十八)〜
こんにちは!アーキロイドの福井です。
鎌倉の由比ヶ浜駅から徒歩5分ほどの吉屋信子記念館(昭和37年竣工)へ。
小説家・吉屋信子の終(ツイ)の棲家で、現在は鎌倉市に寄贈されて一般公開されています。設計は吉田五十八。吉屋からの住宅の依頼は3軒目だったそう!
既存建物を改修した建築で、「奈良の尼寺」のような住宅という要望だった。
![](https://assets.st-note.com/img/1714305494207-nA6k4LQPbw.jpg?width=1200)
南側の応接室の天井は、お茶室などで板や竹で細かく編まれる網代(アジロ)天井をデフォルメしたような幾何学のデザインが、ハレの空間の演出に大きな効果があるように感じました。
![](https://assets.st-note.com/img/1714306047000-k5CroTJ4Sl.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714306111999-muS389arQv.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714306139909-f9ZSVKo04u.jpg?width=1200)
家の北側には、書斎。
吉屋が一番長く過ごしたであろうケの空間は、応接室と対照的で天窓からの安定した光の天井で静かな落ち着いた印象です。
北の窓に向かって置かれた机からは裏山や庭を望むための大きな窓がある。
写真左側は本棚。スッキリ収められるように設(シツラエ)られている。
![](https://assets.st-note.com/img/1714305955097-CsTTpQ7xBB.jpg?width=1200)
寝室は、たっぷりした船底天井。目地(メジ)がダイナミックで面白い。
![](https://assets.st-note.com/img/1714307267008-fjcL4Kzveb.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714307646367-JSLdAHfO6Y.jpg?width=1200)
帰りは、アンティークショップに寄りたくて長谷駅まで、てくてく。
・・・受け渡し口だけある麩饅頭のお店「ふはん」を発見!
(https://fuhan-kamakura.com)
どうやら、高島屋や鎌倉駅前などでもお買い求めできるそう。
![](https://assets.st-note.com/img/1714308019216-CDiGhQNLc1.jpg?width=1200)
気になってお土産にしました。とっても美味しかったのでぜひ〜。
パッケージも素敵!
![](https://assets.st-note.com/img/1714308113221-NSV4kcFTmj.jpg?width=1200)
『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
のWEBサイトを公開しております。ぜひご覧ください。
設計のご相談・ご依頼お待ちしております。