福井・養浩館庭園(福井藩主松平家の別邸)
こんにちは!アーキロイドの福井です。
大雨がざっと降り、気温が下がって気持ちいい風が吹く夕暮れ時に、JR福井駅から歩いて15分ほどの養浩館庭園(福井藩主松平家の別邸)へ行ってきました。
江戸時代から少しずつ形を変えて使われていたここは、1945年の福井空襲で焼失後も庭園はきちんと伝えられていたため、「御泉水指図(1823年)」を基本に戦前の写真や発掘調査をし、発掘された遺構の上に建っています。
下記図面の右側が、蒸し風呂を兼ね備えたお風呂屋(御湯殿(オユドノ)・御上り場(オアガリバ)。屋敷のサイズに対して、だいぶ大きい。どの時代も、癒しやくつろぎが同じで面白いなあ。
水か近くて舟に乗っているような気分を味わいながら、福井藩主と同じ目線の高さで庭や池を眺められます。池から抜ける風が気持ち良すぎて、ついついついゴロンと横になってしまいました。(当時もお風呂に入って昼寝していたはず…!)松平家は、心地良すぎる別荘を持っていたんだなあ。
雁行しているので、どこからでも庭へ視線が抜けます。
軒下に亀を見つけて、いいことありそう。福井
福井藩主松平家の別邸
福井県福井市宝永3丁目11−36(JR福井駅から徒歩15分ほど)
http://www.fukuisan.jp/ja/yokokan/index.html
『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
のWEBサイトを公開しております。ぜひご覧ください。
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