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21世紀の生存報告

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#夢日記

葱を刻む

職場で葱を刻む夢を見た。
私の職場には、給湯室で、葱を刻んではいけないというルールはない。
ないんだけれど、誰もしない。
葱を刻むだけではなく、卵をといたり、ハムを切ったり、ごはんを炊いたりするひともいない。

急に視線を感じ、手を止めた。

遠くで私を見る人がいる。

私は、ある重要なことを思い出していた。私が刻んでいる葱は、使いかけだったはずだ。職場の冷蔵庫にあるものは、名前が書かれていない限

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祖母と珍味

祖母の夢を見た。

氷下魚をちぎって渡すと、祖母が皺くちゃの顔で笑う。小さな、公営住宅の玄関だった。目が覚めるまで、祖母が死んだことは忘れていた。

祖母は公営住宅に住んだことはない。
なぜ玄関なんだろうか。
でも、元気そうだった。

黄色いスウェットで寝そべってる

黄色いスウェットで寝そべってる

今日は平井さんが出てくる夢だった。
JRの宇都宮線かなにかの列車で座っていると、小さな隙間にダイビングするように、黄色いスウェットの男性が座りこんでくる
よくよく見ると平井さんであった。
お互いに目を合わせ、僕は会えた喜びで「平井さん!」と声をあげてしまう。
平井さんは、「おう」と言いながら片手をあげて返事をする。僕と隣の乗客の膝の上の寝転がりながらで、堂々としていたが、どこかオドオドしたところが

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薬としてのデイリーヤマザキ「豆いっぱいよもぎ大福」

薬としてのデイリーヤマザキ「豆いっぱいよもぎ大福」

 「やらない」ことは多い。
一昨日の夢もそうで、殺し屋教室に向かうために急いでいたところで、自分の格好が気になってしまい、引き返すというものであった。

 私はレオタード姿であった。

 殺し屋教室がどんな場所なのかわからないが、光沢のある黄色いタイツの腰に青いスカーフを巻いた格好で行くのはどうなのか。襟もフレディマーキュリーがステージで着てそうなタンクトップよりだいぶ深めのU字で、なんならTシャ

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トイレの近くかどうか、気にしないわけないじゃないか

トイレの近くかどうか、気にしないわけないじゃないか

汚い夢だった。
中学の校舎の、技術室みたいだった。

奇妙なことに、トイレの入り口のすぐ近くに、6人は座れそうなデカい長方形のテーブルがあって、見たことのないひとたちと一緒に座っていた。それぞれの席には、型が揃っていないパソコンがある。

配線が汚い。

古い型のデスクトップ1台、妙に分厚いノートパソコンが4台が置かれている。座っているのは3人だけ。知っているひとはいない。古い型のデスクトップを使

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