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出産後すぐに落ち込む😭マイナスループ🔁の抜け出し方【女神開花:30代女性Kさん(看護師)】

割引あり

この対話は、30代の女性看護師であるKさんが、出産後に経験した心身の不調を乗り越えようとするプロセスを描いたものです。Kさんは仕事と家庭の両立に苦労し、自己肯定感の低下や生活の厳しさに直面します。
自分を包み込む愛の毛布や温かさを感じる瞑想的なプロセスが描かれており、心身のリラックスやポジティブな気持ちを育むことが強調されています。
また心理カウンセラーARATAとの対話を通じて、心身のバランスや家族への余裕を持つことへの願いが示されています。
この対話を通じて、彼女は自分自身との向き合い方や、心の余裕を持つ重要性について学びます。また、自分の好きなことに時間を割くことの大切さや、自己愛の力を理解し、最終的には自己受容と幸福感を見出す旅路が描かれています。

縁(en)-gage:女神開花とは?

心理カウンセラーARATAを始めとする心理支援者が行う様々な女性との対話(カウンセリング・コーチング・セラピーetc)を、希望者に許可を得て書き起こしています。

この活動は、社会貢献活動の一環として無料で行われています。
最新の記事は一定期間無料で公開され、その後のアーカイブ講読が有料となっています。
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※読んでくださる方がなるべく自分の身に置き換えて読み進めるよう、個人情報に関わる部分を修正した上で公開しています。

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女神開花セッション:Kさん

ARATA 
前にライブを見て知っていただいたんでしたっけ。

Kさん 
時々、傾聴力練習会に出席させていただくことがあって、今まで。 

ARATA 
 zoomの練習会に来ていただいたことがあるんですね。 

Kさん  
そうです。それで、ARATAさんのことは知ってて。

ARATA 
ああ、そうでしたか。
ありがとうございます。
どうでした?

Kさん  
 ちっちゃい子供がいて私も全部、全て参加できたことがなくて。
かじりかじりって感じなんですけど。
はい、ありがたいです。

ARATA 
じゃあ僕のことはまだあんまりよくわかんないって感じですかね(笑)。

Kさん  
こういうこと言っていいのかわかんないけど、声がすごい。
なんかアルファ波が出てる人。

ARATA 
おお、ありがとうございます。嬉しい。眠くならないですか。大丈夫?(笑)

Kさん 
大丈夫です、癒しの声の方だなと思います。

ARATA 
ありがとうございます。 嬉しい嬉しい。
そうですか、 今回申し込まれたのは、きっかけっていうか、こうなりたいみたいなのがあるんですか。

Kさん  
漠然と自分が、今、モヤモヤしているというか、日常で。
ずっとイライラしてたりとか、体調が優れなかったりとかっていうことがあって。
でもやっぱり、自分の心の持ち方とか、自分次第だっていうところは、頭ではわかってるし、そうしよう、そうしようっていう風にするんだけど、やっぱり現状から抜け出せなくてっていうのがあって。
今からどうにかしてここを変えたいっていうのを言うのが、自分でもはっきりしてないんですけど、現状からちょっとでも抜け出せたらなっていう思いで。

ARATA 
今までにセミナー以外で講座を受けたりとか、セミナー受けたりとか、こういう1対1のセッション形式のカウンセリングとか、そういうのって、受けられたことあります?

Kさん 
カウンセリングはないですね。
それこそ看護師をしてたんです。
してるんですけど、やっぱり夜勤とかでもストレスと、肌荒れと、みたいな感じで。

ARATA 
看護師さんだったんですか。

Kさん  
そうです。今もまた復帰、ちょっと経済的なのもあって、復帰しなきゃいけなくて、してるんですけど。

ARATA 
じゃあ看護師さんしながら。ご結婚はされてるんですか。ご家族は。

Kさん
はい。旦那と10ヶ月の息子がいます。

ARATA 
10か月。

Kさん 
はい。10ヶ月。0歳。
子育てしながら。去年かな、看護師辞めたんですよね。そしたら妊娠がわかって、そこからはずっと、子育てしながら、妊婦しながら。

ARATA 
先々のことを考えて、ちょっと復活してみたいな感じですか。

Kさん 
そうですよね、というか、今の生活が厳しくなっちゃって。

ARATA 
そうなんですね。 

Kさん 
そうですね。復帰して、今やってます。

ARATA 
復帰して、働き始めて少し。
じゃあ、気持ちは落ち着いたところとかありますか。

Kさん 
いや、復帰したことで荒れてます(笑)。 

ARATA 
あ、復帰したことで荒れてる。
どういうこと?

Kさん
看護師とか病院の仕事って、なんだろう、マイナスな機関なので、基本環境自体も、やっぱり愚痴だったりとか不満だったりが多かったりとかもするし、介護がメインになるので、ちょっと体、腰悪くしてるのもあって。
それで心も身体も、どっちも悪くなって、みたいな。

ARATA 
じゃあ、経済と心と体って3つ要素があったら、 最初は経済だけが心配だったのが、なんか全部心配になってきた、みたいな感じですか。

Kさん 
そうですね。で、働いたからといって、経済が安定して安心っていうわけでもなくても、なんかいつもギリギリで、 あー、また今月もなみたいな感じになってるので、それもモヤモヤなのかなっていうところはあります。

ARATA 
なるほど。ちょっと 行き詰まりを感じてる感じがありますよね。

Kさん 
すごくあります。

ARATA 
どういうふうになったら最高ですか。

Kさん 
どういう風になったら。うーん。心も体も余裕を持って生きたいなっていうのがあって。
余裕っていうのは、もちろん時間だったり、経済もそうだし、気持ちに余裕がないと、子供との関わりとかもちょっと残念になってくるから。

ARATA 
うんうん。

Kさん 
そこはもう子供にも申し訳ないなと思ってるから。
そういう意味でも、家族のためにも余裕は持ってたいなって思います。

ARATA 
うんうん。旦那さんはフルタイムで働かれてる?

Kさん 
そうです。私も。2人ともフルタイム。

ARATA 
フルタイムで。じゃあその間は幼稚園とかに預けてはいらっしゃる ですね。それでもまあ、お家は一応住むところは確保されてて。

Kさん  
はい、すぐ家は建てて。
建てちゃってたので、ローン支払い等とかはあるんですけど。
一時期、家も売るかみたいな話にもなったりしたんですけど、なんとか、住めてます。

ARATA  
後でちょっとカードも引いていくんですけど、自分のことどのぐらい好きですか?

Kさん 
どのぐらい好きか?

ARATA 
うん。

Kさん 
どのぐらい好き。

ARATA 
どんなところが好きですかね。

Kさん 
コツコツできる。努力できる。
無責任なことはしないようにしていることとか。

ARATA 
うん、責任感。

Kさん 
あとは、人のためになんかやったりするのは好きなので、そういうところかな。うん。

ARATA 
いいですね。究極自分の人生の良し悪しっていうかな。幸せ度合いとか、豊かさ度合いって、それに尽きると思ってて。
自分のことが 嫌いだったり、許せなかったり、後悔してたりとか、なんか受け入れられなかったりすると、どんなに稼いでようが、どんなに周りから見て幸せそうに見えようが、全然幸せじゃないし、全然豊かではないですよね。
でも、すごい自分のこと好きで、そういう自分がいる環境だったりとか、人間関係が大好きで、なんか何にもしてなくても、すごい幸せだったり、好きを感じられる。
満たされる感じを感じることができると、周りも合わせてくる。
それに見合ったことが起きるみたいなこと、聞いたことありますか。

Kさん 
エネルギーとか波動とかっていうことですか。量子力学の話とか。

ARATA 
そこまで難しく考えなくても、想像するとなんかそんな感じがするかなっていう。

Kさん 
なんとなくピンときます。
なんとなくわかります。

ARATA 
普段の何にもしてない時とか、何もできてない時に、どのぐらい自分のことが好きかっていうので、起きる出来事の意味が全然変わってくる。

Kさん 
何もしてない。 うん。あれですよね。同じ2軒の家が隣に並んでてっていう話を聞いたことあります。

ARATA 
同じ料理、ご飯食べて、片方の家は文句ばっかり言ってて、もう片方の家は、今日も美味しいねとか幸せだねって言ってるっていう、どっちの方が その幸せかみたいな「心の基線」のお話。
そうですね、心の基線の話でもあるし。
もう1個言ったら、 それって結局、自分がどのぐらい好きか、どのぐらい愛してるかっていう話になると思うんですよ。

Kさん  
自分自身を。

ARATA  
自分自身を愛してなかったら、人のことも許せないし、自分を愛してる以上に愛せないと思うんですよね。
だけど、自分がすごい自分のことを受け入れてて、愛してて、ダメなところも含めて、あー大好きって、愛してるって。
そういうところも私だよね。
そういう私ってなんかいいよねって。
だからこそ、この状況を楽しめたりとか、感謝できたりとか、幸せを感じられたりするよねって いうのが、ご自愛から始まってると思うんですよね。

Kさん 
うんうん。

ARATA 
そういうことで言うと、Kさんは、0から100 までで、100はもう全肯定だとして、世界は私のためにあるみたいな状態だとしたら、ゼロはもう、私はいない方がマシみたいな感じだとしたら。
いま何パーセントぐらい自分のことを愛してますか。
自分のことが好きですか?

Kさん 
50とか。

ARATA 
50。うん、それはなんでそう感じます?

Kさん 
いない方がましとまでは言ってないし、かと言って、今の話聞いてたら、人のことも自分のことを愛してない、自分のことを許してないから、人のことも 許せない、愛せないっていうのは確かになと思って。
100でもないし中間ぐらいなのかな。
あるいは、中間よりちょっと下なのかなって思ってました。

ARATA 
なるほど。4~50ぐらいの。

Kさん 
はい。

ARATA 
それ、100になったらどんな感じがすると思います?

Kさん 
もう無敵そうです。
何が起きても、別に環境に左右されないと思う。
それこそ、今余裕が欲しいとか言ってたけど、時間がなくてもお金がなくても、 生きてるだけで幸せって感じるんだろうなって思います。
そういう人のところにいい運が舞い込んできそうですよね。

ARATA 
ご縁だったりとか、お仕事だったりとかね。
そう、それになれたら最高じゃないですか。

Kさん 
幸せですね。うん。

ARATA 
今問題だと感じてること、今モヤモヤしてることが、吹き飛びそうじゃないですか。

Kさん 
解消されそう。

ARATA 
そういうふうな、もう私無敵だわって感じた経験って今まであります?

Kさん 
えー!

ARATA 
今まで、子供の頃とかどうでした。どんな子供でした?

Kさん 
子供の時は、すごい泣いて、ヒステリーになりそうなぐらい泣いてたらしいです。
小学生、中学生ぐらいになると、1+1が理解できないような子供でした。
1+1って、万物に適用できないっていうのを言ってて、 泥団子だったら1個に1個足したら1個になっちゃうのに、なんで2て割り切れるんだ。
みたいな(笑)。

ARATA 
すごい哲学的。

Kさん 
そう、ちょっとひねくれたような。

ARATA 
あー、なるほど。

Kさん 
だし、コツコツできる。
昔からコツコツ派なんですけど。
コツコツやってる割に成果は出ないとか、試験でうまくいかないとか。
習い事で、発表会で失敗しちゃうとかいう感じの子でした。

ARATA
発表会っていうのは何の発表会?

Kさん 
クラシックバレエをずっと習ってたんですけど、それの。
発表会とか練習とかは真面目に居残りしてやるとかのタイプだけど。
本番に弱い。

ARATA 
どのぐらい続けてらしたんですか?

Kさん 
3歳から18まで。

ARATA 
結構、なかなかできないですよね。そこまでね。

Kさん 
いやもう、親に感謝ですね。そこまで通わせてもらって。

ARATA 
あ、そうなんだ。やった方がいいって。

Kさん 
いや、自分の意思ではやってたんですけど、だいぶお金かかる習い事なので、3兄弟だったし、私だけじゃないから3人で。

ARATA 
3兄弟?

Kさん 
兄と私と妹なんですけど、それぞれ兄はバドミントンやるとか、妹は音楽、ピアノやりたいとか言ってやっていたから、だいぶお金も大変だったんじゃないかなとか思いつつ。

ARATA 
それでも通わせてくれてたんですね。

Kさん 
はい。

ARATA 
じゃあ妹さんも何か習い事を。

Kさん 
そうです。

ARATA 
一緒にバレエですか。

Kさん 
いや、妹はピアノとバイオリンとか。

ARATA 
おお、すごい。じゃあ結構あれですね、本当にやりたいことやらしてもらってたっていう感じなんですね。 
習い事もやってて、 これは達成したとか、満たされたとかっていう経験って、何かその中ではなかったですか。

Kさん 
ありました。

ARATA 
勉強とかでもいいですけど、私生活とか、恋愛とか。

Kさん 
生活で達成してきたなっていうのは、看護師の国家試験ぐらいかなと思います。結構ね、大変な勉強をしないといけないです。

ARATA 
何年ぐらい取り組んでたんですか。

Kさん 
でも4年制の大学に行ってたので、4年間。

ARATA 
それで落ちることもあるんですか。その試験で。

Kさん 
うん。でも、落ちることもありますけど、ちゃんと勉強してれば大抵通るかなっていう感じですね。

ARATA 
じゃあ試験に受かったっていう時はすごいもう達成感っていうか。

Kさん 
いや、はい。もう落ちたと思ってたんで、試験は。

ARATA 
そうなんですね。

Kさん 
落ちたって言って泣いてたぐらいなんで、受かってたと思って、それは嬉しかったです。
今まで受験で第一志望に合格とかしたことがなかったからそれは嬉しかったかな。
達成できたっていうことは、それかなって思います。

ARATA 
それは、自分で努力して勝ち取ったっていう感じ だと思うんですけど、自分で努力したわけじゃないのに、こんなに幸せになっていいんだろうか。
みたいなことってありました?
すごいラッキーとか、すごいサプライズ、日常の中ではちょこちょこあると思います。

Kさん 
うーん、なんだ、思い出そうと思うと。

ARATA 
恋愛とかどうです。旦那さんとか、それかその前でもいいですけど。

Kさん  頼んでないのに弁当作ってくれたとかですか。

ARATA 
いいじゃないですか。頼んでないのに。それは旦那さん?
どういう出会いだったんですか?

Kさん 
出会いは、うんと、幼馴染の紹介になるのかな。

ARATA 
はい。じゃあ、友達づてで。

Kさん 
そうです。

ARATA 
どういう時に幸せを感じます?

 Kさん 
どういう時。休日とか、ゆっくり3人で過ごせ する時とかですかね。
うーん、幸せ。
最近はもう本当、子供が笑ってたらあ、かわいいな、幸せだなって思います。

ARATA 
ねえ、そうですよね。わかります。
そういうね、自分がただそこにいるだけで、もう本当に満たされて、幸せで、っていう体験もあったりとか。
親御さんに、すごい愛されて、手間暇かけてもらって、育ててもらったりとか。
そういうことって、すごく印象的だったり、自分の自己肯定感に関係してたりしますよね。

Kさん 
そんな感じわかります。
あ、愛されてるなとか。
うん、あります。

ARATA 
それを感じてる時の自分好き度、 もう本当に最高の状態で、何もなくても、ただ一緒にいられるだけで幸せだなとかって いう風に感じてる時の満たされ度って、0から100だとどのぐらいですか。

Kさん 
でもまあ、7、80ぐらいはいくかな。
今お話聞きながらですけど、何もない時でも自分の環境が変わったわけでもないし仕事が変わったわけでもないけど、 40の時と80の時があるってわかります。

ARATA
なんの条件の変化もないですよね。

Kさん 
でも40ぐらい違う。

ARATA 
それって、不思議ですよね。
さっきの「心の基線」の話で言ったら、勝手に上がり下がりしてる感じですよね。
自分の意思じゃなくて。ちょっとした自分の考えだったりとか見え方だったりとかで考え方、見え方、感じ方で、勝手に上がり下がりしてる感じですよね。
どっちの方が問題解決能力があったり、いい ご縁を引き寄せたりするかっていうと、当然、80ぐらい。
80、90ぐらいある時、幸せを感じてる時の方が、多分Kさんのパフォーマンスもすごくいいし、周りからも力をもらえたりとかするような感じがある。やっぱり40ぐらいの時だと、周りから心配されたり、可哀そうに思われたりとかすると、そういう自分を受け入れられなかったり、責めたりしてずっとぐるぐるしそうですよね。
だから、自分のご自愛度、自分 好き度みたいな自己肯定度が平均してちょっと上がっていくと、なんかいいことがありそうな感じがしますよね。
何にもない、ただ単に家にいて1人でぼーっとしてる時でも、 なんかすごく満たされてたり、幸せを感じやすかったり、なんかいいことありそうだし、ウキウキしてどっか出かけたくなったり、誰かと話したくなったりとかする時の方がいいことありそうじゃないですか。
そういう風になれたら、なんか幸せじゃないですか。
課題も早く解決しそうですよね。

Kさん 
うん。もやもやとした状況にいるより変わりそう。

ARATA 
その辺の心の、まあ、僕はボトルネックっていう言い方をしてるんですけど、上がり下がりは誰でもするんだけど、ボトルネックがどんどん 解消されていけば、平均値が上がっていくって思うんですよね。

Kさん 
ボトルネック。

ARATA 
ボトルネックって、ここさえ解消されれば、水の流れが良くなるのになっていう、ホースの中の詰まってるとこみたいな。
ボトルの中で、ここだけちょっと水の 流れが狭いんだよな、みたいな。それがボトルネックっていうんですよね。
瓶が細くなってるとこ。
それが太ければ、水の流れがいい。
ボトルの首が狭いから、水がちょっとしか流れないみたい。
詰まってるところを解消してあげれば、自然と気持ちが落ち着いたり、上がりやすくなったり、気持ちに余裕ができて冷静な判断ができたりとか、人のためにできることだったり、自分のためにできることが見えやすくなって、 結果いい風に自分を 導いていけるとか、周りの人を導いていけるっていう。
だから、そういうふうにいいことが起きるっていう、結果論だったりするのかなって思ってるんですよね。
自分の状態が安定してるっていうことが先で。
だから、そういう自分が少しでも手に入れられたら。
ちょっと未来に希望が持てたり、今の状況のいいところが見つかったりとか、可能性を 感じられたりするのかなって思うんですけど、どうですか。

Kさん 
そうだと思います。

ARATA 
じゃあ、ちょっとそこをね、お手伝いするのにカード引いていこうと思うんですけど。

Kさん 
ありがとうございます。お願いします。

ARATA 
画面をちょっと共有しますね。これ、今見えてますか?

Kさん 
うん、見えてます。

ARATA 
潜在意識の話って聞いたことありますか?


潜在意識って、この氷山の見えないところ。
ほとんど9割ぐらいが潜在意識で、自分が何かを 命じなくても動いてくれる。
テスラみたいな、 自動運転してくれる部分が9割以上で残りの1割満たないぐらいで考えたり感じたりしてる。
だからKさんが今モヤモヤしてるのもこの潜在意識で、ぐるぐる考えてることが表面意識。
そして「鏡の法則」ってベストセラーがあるんですけど、自分の周りに鏡が置かれてて、 自分の中で心の中でモヤモヤしてることが周りの環境にも映し出されて、それを見せてくる。
そういう出来事を引き寄せてるように感じるわけです。
それが集合無意識とか深層意識っていうんですけど、今の自分の心の状態が周りに投影されているって言われています。
表面だけ、思考、頭だけで、どんだけプラスにしようプラスにしようって思っても、潜在意識の中にモヤモヤがあって、 モヤモヤが自動運転してる限りは、モヤモヤを見せてくるわけですよね。
頭と心だとしたら、心の方がより現実にダイレクトに投影される。
プロジェクターみたいに映写機みたいにされるわけですよね。

だから、得たい現実とか、 叶えたい夢とか理想とか目標があった時、たとえば木の実、りんごが食べたいっていう時に、リンゴ、リンゴって探すんだけど、それが食べられるには順番があって。
まず心の根っこにある潜在意識が軽やかになったり、根っこが伸びてリンゴを育てる準備をするわけですよね。
じゃあそれですぐできるかって言ったら、そうじゃなくて。
木の幹が伸びて、自分っていうものが理解できたりとか、自分っていう存在が受け入れられてだんだん自己肯定できるようになって。
私こういう人間なんだとか、これはできるけどこれはできないんだとか、これがやりたいんだとかっていうことが、根っこからちゃんと伸びてきてはっきりして。
自分の考えとか 価値観に反映されていって、それに沿って現実が作られて。
本当にリンゴの実が食べたいんだなって。
リンゴを育てたかったんだなっていうことが現実になった時に、リンゴの木の実がなって、それを食べられるみたいな。
順番があるっていう、 そういう感じなんですよね。
これからカードを引いていくんですけど、それはだから、自分がどういうその木を育ててるかっていうことを、いいも悪いも全部見せてくれるようなカードなんです。


9枚、縦横3×3の、9種類あって。
横の列が、さっきの表面とかって言ってたこれですね。
表面の自分が感じたり考えたりしてるところは、この横の列。
それのネガティブ面とポジティブ面みたいな。
真ん中が自分のキャラクターっていう、個性のとこですね。
どっちプラスでもプラスにもマイナスにも使える。
真ん中の列が潜在意識で、自意識の9割以上のところ。
で、ここで自分では認めたくないけどこういうこと考えてるなとか、 自分では気づかなかったけど、こんな自分は持ってきてたなとかいうのが、この真ん中の列。
プラス面、マイナス面、真ん中が自分のキャラクターっていう感じで、それによって引き寄せてる出来事とか、作り出す出来事とか、作り出してきた自分の人生みたいな過去の出来事だったり、未来の可能性みたいなのがこの1番下の列っていう感じです。
300枚ぐらいのカードを僕が自分で研究して作って使ってるんですね。
なので、ちょっと引いていってみましょうか。

Kさん 
お願いします。

ARATA 
じゃあちょっと1枚ずつ見ていきますけど、マイナス、ネガティブ側からいきますね。
必ずネガティブなことが書いてあります。
占いとかじゃないので、当たり外れじゃなくて、自分にとって何が思い浮かぶかとか、誰のことを思い出すかとかっていうのを、自分の心の扉を開いて見ていくために使っていきます。
1枚目、表面のネガティブカードが「優柔不断」ってあるんですけど、優柔不断っていう言葉でなにか思い当たることなんかありますか。 

Kさん 
出来事ですか。

ARATA 
出来事だったり、自分だったり、周りの人だったり。
今のことかもしれないし、昔のことかもしれない。 

Kさん 
優柔不断は私です(笑)。

ARATA 
というと。

Kさん 
考えすぎて進めないとか、決められずずっと終わるとかが多い っていうのは自覚がすごいあって。
昔からちっちゃい時から本当にあって。
でもそれで進まないっていうのはわかってるし、ただ時間を無駄にするっていうのはわかってるから、最近はもう考えないで 選ぶみたいな風に、あえて意識的にするようにはしてますけど、普段と聞いたら、あ、私だなと思いました。

ARATA 
なるほど。
普段の自分がそういう感じってことですよね。

Kさん 
うん、そうです。

ARATA 
それをじゃあ次、潜在意識ですけど、 自分では気づかないけど、こうしたい、 あるいは、こういうふうにされたいって思ってるような欲求だったりとか。
そういうネガティブ側の価値観がこれですね。
「正当化」
正当化したいとか、正当化されたいとか。
優柔不断なのはなぜかっていうと誰かに背中を押してほしいとか、 例えば自分の責任でなんかあんまり取りたくないとかなんかそういう感じありますか。

Kさん 
うん。失敗したくないとか後悔したくないっていう気持ちが強いと思います。

ARATA 
なるほど。正しさみたいなものを求めてるみたい。 

Kさん 
うん、あります。うん。

ARATA 
絶対的な正しさとかまともさだったりとか、良さみたいなものは、実際はないんだけど、そういうものがあるっていう。
正当なものがあるっていう前提で何かものを決めなくちゃいけない時、実際はそれはないので、 結果的に優柔不断になってるみたいだとしたら、何歳ぐらいの時から心当たりがあります。

Kさん 
子供の時の記憶があんまりないんですよね。
うーん、何歳ぐらいか、小学生とかかな。
どっちがいいんだろう、何がいいんだろうって、ずっとふらふらして怒られてた記憶が。

ARATA 
まあ、だってね、泥団子 2つ合わせて1個になるはずなのに、なんで1じゃないんだとかって言ってる小学生なわけですよね(笑)。
だから、そういう世界の正しさみたいなものに必死ですがりついてたみたいな感じなんじゃないですか。

Kさん 
確かにそう考えると、その事案もそうですよね。

ARATA
正当化ってことになる。
世の中に正しいものがないから、私が不安なんだみたいな。
どうしてくれるんだ、みたいな。

Kさん 
なんか、わかります。

ARATA 
だから、正しいものがないのに、正しいものを要求して。
で、それがないっていうことに絶望してたんじゃないですかね。
なんで私は救われないんだ、みたいな。
だから幼い頃の記憶がないんじゃないですかね。
その1番下のカードが、「病い」っていうカードなんですね。
作り出す現実みたいな。
ネガティブ側なんで、 今の自分かもしれないし、過去の自分がそうだったかもしれないんですけど、病っていうのは病気っていうよりかは、なんていうか、へこんでる状態みたいな。
「1番大切なことを忘れる」って書いてあるんですけど、つまり自分が愛されてるとか、私は無条件に存在する価値があるとかそういう感覚ってわかります?過去の自分が。

Kさん 
今ならわかりますけど。

ARATA 
今ならわかる。過去は。

Kさん 
それこそちっちゃい時とかは、そう思ってなかった。
私はここの子供じゃないんだとか思ってた。

ARATA 
そういうのを記憶の箱に閉じ込めてなかったことにして見ないようにしてると、だんだんパンドラの箱みたいになってくるんですよね。
黒歴史みたいな感じで。
なかったことにしてるとだんだん存在感が増してくるって、わかりますか?
逆に言うと「いや、私世の中滅びちゃえって思ってんですよ~わはは」とかって笑ってる人って、なんかちょっと、好きになったりしますよね。
つまり、そういうふうに不条理だと思って、正しいものが見つからずに、すごい憤ってる。
なんていうか、絶望してる、希望をなくしてるみたいなことをあからさまに開けっ広げに言えたりすると、それが自己肯定ってことなんですよね。
ご自愛っていうのは、自分の素晴らしさを認めることじゃなくて、 こんな私、アホなこと考えてんですよ、面白いでしょみたいな。
そういう自分を認めることなんです。
大人になると、地道に頑張って、できるふりをするとか、いっぱしの社会人として振る舞うみたいなことができるようになってくるんですけど。
ちっちゃい頃の自分とのギャップができちゃって、そのギャップを取り戻そうとする働きで、 ネガティブな自分がいじけちゃって、出来事を起こすんですよ。
インナーチャイルドとかって呼ばれたりすることもあるんですけど。
私がいるのに気付いて、みたいな感じで。
そうすると不安なことを感じさせたりとか、不安な出来事にフォーカスしたりとかし始めるんですよね。
「私、愛してるよ」ってやってあげると、ちっちゃい頃の自分も安心して、「あ、良かった、私の居場所あったわ」って、やっと認めてもらえた、よかった、私いてよかったんだってなってなる。
今までネガティブな引き寄せをしてたのが、引き寄せる必要がなくなって、「あー、ようやく安心できた。私、私でいいんだ」って、 ネガティブな引き寄せが終わるっていうことが、よくある。
根本の、そのところがわかれば自分の子供の時の感覚とか、子供の時の思考とかっていうのが逆に取り戻せれば、取り戻して、そういう自分を大好きだよって、そういう私でいてもいいよって 言ってあげること、できそうですか。

Kさん 
今はできなさそうです。

ARATA 
なるほど。まあそれは一度保留しておいて、次に行ってみましょう。
1番上の真ん中の1番上のカードなんですけど、「自信」っていうカードなんですね。
自分を信じるみたいな、 ちっちゃい時の自分を取り戻していくみたいな感じ。
ひねくれてた時の自分をちゃんと構ってあげる。
そういう私でもいいんだよって。
で、それを人に見つかってもいいみたいな、親に見つかってもいいみたいな感じ。
親が大体止めるんですよね。
そういうことね。
でも、それでも私は私なんだって、これが私なんだっていうことが胸を張って言えるようになると、周りの人が逆にそれを尊重してくれるようになる。
「さすがKちゃん、そういう視点は私にはなかったわ」って言って、なんか応援してくれるようになったりとか。
ちっちゃい時になりたいものってなんかありました。

Kさん 
看護師の前はミイラの発掘とかしたかった。学者になりたかった。

ARATA 
面白い!それはなぜですか。

Kさん 
ミイラが好きだから。

ARATA 
いいじゃないですか。
ミイラ好きってなかなかいない。
誰かに言ったことがあります?

Kさん 
言いますね、言います。
聞かれたら言う。

ARATA 
いいじゃないですか。
そういうのいいですよ。
なんか、ミイラ辞典とか持っててほしいですね。

Kさん 
エジプトのなんか持ってました。

ARATA 
いいですね~そういうの見てる時、幸せじゃないですか。

Kさん 
うん。楽しかったですね。

ARATA 
楽しいですよね。
今でも見たりします?

Kさん 
いや、今はもう家にないです。
実家に置いてきた。

ARATA 
そういう子供の時にあんまり認めてもらえなかったけど、好きなこととか、 今言ったらひかれそうだけど、でもなんか私はこれが大好きとか、 なんかそういうことをやってる時って最高じゃないですか。
そこにヒントがあると思うんですよね。

Kさん 
それを発見したら、人に言うんですか。
言ったらいいんですか。

ARATA
そう、自分が認めてあげれば、それを別に人に言っても、 それで例えばその人がえーとか言って引いても、別に自分の価値は変わらないじゃないですか。
自分の中での好き度は変わんないですよね。
だって好きなんだからしょうがないじゃんって。
そういう私を認めるか認めないかはあなたの自由だけどってなりますよね。
自分の中での確固たる満たされ時間みたいな、満たされ軸みたいなものを感じれば感じるほど、そういう時間を過ごせば過ごすほど、自分のことが大好きになってくるんですよ。
だから、1日のうちに5分でもいいし、10分でもいいし、できればもう何もしてない時にずっとそのこと考えてるでもいいし。
それって別に自分の中の出来事だからどうにでもできるじゃないですか。
自分の好きなミイラがどうとか、エジプトがどうとかっていうことをずっと考えたり、調べたり浸ってる時間って最高じゃない。
その最高の時間を過ごしてる人を、周りの人は、うわ、この人幸せそうだなって見えるんですよ。
で、別にやってることは看護師でもいいんですよ。
子育てでもいい。
でも、 自分の中のその最高の瞬間っていうのを、いつでもこう反芻できる。
いつでも満たされる その瞬間が自分で作り出せるっていうことがすごく大事。
で、これ、真ん中のカードなんですけど、「充足」。
満たされるっていうカード(笑)。
もう最高。
これのこと考えてる時、もう私幸せだし、 そういうことを夢見てるイメージを味わってる自分って最高って思えてる時って、 本当に最高なんですよ。

Kさん 
自分の好きな趣味っていうのが、今、あんまり見つからなくって。
それこそエジプトとかも好きなんですけどなんか好きなこと 考えてても、例えば、なんか心配事が一緒に入ってきちゃうとかっていうのがあって、集中が全然できなくなないんですよね。
そういう時ってどうしたら いいのかなと思って。
だから、見るまでいかない。

ARATA 
後でちょっとワークをやりますけど、今言えることはそういうことが心配とか、自分のその責任とかを棚に上げて、 どっぷりとつかる瞬間っていうのがあった方が、解決がしやすい。
心配事について、あれこれ悩んだり考えたりしてる方が、解決しにくい。だから、1回棚に上げちゃった方が、実は解決しやすい。
ちょっと後でそれも感覚が掴めるかもしれない。
次、右上のポジティブの表面意識のカードなんですけど、これがですね、そういう風にして、自分の中で「遊ぶ」っていうことなんです。
もっと遊んでくださいというメッセージなんですね。
自分の課題を解決するためには、もっと遊んでくださいと。
それはどっかに出かけるとかっていうことじゃなくても、自分の中で遊びを作る。
例えば、今自分がエジプトの発掘をしてる現場にいる、と思って看護師をやるとか(笑)。

Kさん 
あ、それって自分の中の思考の遊びじゃないですか?
イメージの遊びですよね。

ARATA 
そう、すごい大発見があったらしいぞとか。
じゃあ、発掘のための ミイラにするための、薬を注入してみようとかって言って、注射(笑)。
じゃあミイラが何でできてるか、ちょっと素材を調べてみようとかって言って、採血するみたいな(笑)。
それって、自分の中の思考の遊びですよね。
日々やってることは変わらないし、できることも変わらないけど、自分の中でそういう、ちょっと切り替えるだけで、 すぐ全部遊びにできるんですね。
それをやった方がうまくいくっていうことなんだそうですよ。
何か条件がないと楽しんじゃいけないとか、これを解決しないと喜んじゃいけないとかって、自分の中でただ単に条件をつけてるだけで、 実はやっていいし、やった方がうまくいくっていうことなんですよね。
遊びでやってみるっていう。
右側の真ん中のカードですけど、それをサポートしてくれる、自分の中の価値観だったり、普段からそれを感じてれば、自然に遊びがしたくなるよ、できるよっていうのが「優しさ」というカード。
優しさはどうですか。
優しさ感じてますか?
優しさって聞いた時にどんな感じがしますか?
ありがたい気持ちですか?
周りの人の優しさ、受け取れてますか?

Kさん 
優しさ、受けて取れる時と受け取れない時があります。

ARATA 
受け取れない時がある。うんうん。
どういう時に受け取れないんですか。

Kさん 
イライラしてる時ですね。自分に余裕がない時は、優しくしてくれても、ケチつけるみたいな。心の中で。

ARATA 
「遊ぶ」っていうことが、相手がどうであろうが、相手がイライラしてようが、真面目だろうが、 怒ってようが、うんと「優しさ」を自分の中で常に感じていれば、それを使っていくことができるっていう。
潜在意識の方が強いんで、自分が表面的に考えてることより、潜在意識の方が強いので、常に優しさを感じることができるだけで、全てが優しくなっていくっていうことが起きるかもしれませんよね。
それも自分の中でその感覚があればわかると思うんですけど、頭ではなかなか理解できないですけど。
最後、右側の1番下のカードで、「優しさ」を感じることによって、現れてくる現実の出来事、引き寄せる未来の状態っていうのが、「天命」ってカードが出てます。
これを私はやるために今までの出来事があったんだとか。
これを感じるために、 今までのイライラだったりとか、落ち込みだったりとか、閉塞感みたいなものが、用意されてたんだ、みたいな。
全部がそこに繋がっていく感じ。
いいも悪いも、全部が意味を持つような感じ。
今までの自分の人生の出来事。
いいことも悪いことも、そういう風になったらどう感じますか。

Kさん
生きててよかったってなりそう。

ARATA 
そうですよね。
そのためのキーワードが、自分が「遊び」感覚で満たされること。
イメージだったりとか、考え方だったりとか、出来事。趣味だったりとか、好きなこと。
バレエがそうかもしれないし、エジプトのこと、ミイラのことが繋がるかもしれない。
それについて、あれこれ考えたり、自分がそこにいたらどんな感じだろうとか、 自分で行ってみたいなとか、見て触ってみたらどんな感じかなとか、そういうことを、ありありと感じていることで遊び感覚、遊び心が出てきて。
だから常に人に 優しくしたり、優しくされたりっていうことが当たり前になっていって、全ては全部、私の生きるため。使命のため、「天命」のために用意されてた出来事だったんだ。
今までの感覚がぱあって、全部が繋がったとしたらどうですか。

Kさん 
幸せ。

ARATA 
そうですよね。
真ん中の1番下のカードは、「創造者」っていうカード。
クリエイターっていうことなんで、何かを創り出すということ。
幸せを作り出すのか、ストーリーを作り出すのか。
自分の人生を使って何か 表現をする。
バレエも自己表現ですけど。
自分の好きなことをもっと表現したい、人に伝えたいっていうことかもしれないし。
これってまあ、真ん中なので、ネガティブなこともポジティブなことも、全部を合わせて 1つのシナリオにしてる映画のタイトルみたいな感じだとしたら、何か自分が主人公の映画のタイトルがクリエイターみたいな感じなんですよ。
何を作り出すんだろうとか、この経験は何に使えるんだろう、みたいな感じなんですよね。
そういうふうに、普段起きてる出来事とかを俯瞰して見ることができるようになった時に、 全部繋がって、全部意味があって、すごく満たされて、外の出来事に左右されないで、幹を太くしていける。
そうすると、自分が思い描いた、これは私らしいわっていうような実がなっていく。
そうなったら、最高じゃないですか。
自分が幸せそうに満たされて過ごしてるだけで、いろんな課題がどんどん勝手に解決していくと、 心配事が消えていくっていう。
外で起きてる出来事を、どういうふうにしたら使っていけるかなとか、これを 引き起こしたことの意味は、こういう自分になっていくためなんだなとか。
そんなふうに主体的に自分が自分の人生を作り出してるっていう感覚で、前のめりに そう向き合っていくっていうことがこのシナリオの鍵だと。
出来事が降りかかってきたとかじゃなくて、この映画のために自分がこの出来事作り出してるとしたら、 何が今できるかなとか、どんなふうに受け取ればいいだろうっていう風な考え方に軸がちょっと変わってくると思いませんか。
その出来事を例えば10年後に課題が解消して、自分が満たされて、幸せに生きているときに、どんなふうに思い出すか、どんなふうな意味をそこに見つけるだろう。
あの時、こういうことがあって、苦労して、すごく心配な日々を送ってたけど、それとちゃんと向き合って、自分を満たして、自分の好きなこととか、満たせること、癒されることやっていって、それのおかげで今があるとしたら、あの出来事も意味があったよなとかって、 そんなふうに、思い出せるとしたら、なんか、どんなふうに対処するかっていう感覚が変わっていくと思うんですよね。

Kさん
確かに。うん。ただ辛いことじゃなくなりそう。

ARATA 
ほんのちょっとした視点の違いで、自分の好きなこととか、自分が満たされることを、 自分にどんどんこう味わわせていって、それを周りの人も受け入れていって。
そのことで、 出来事が作り変えられていったとしたら、10年後どんな自分になってる、と。
もうやりたいこともできてしまって、それが当たり前になった後に、今の自分を振り返ってみた時にどう感じるか。
あの経験も良かったなって感じるかもしれない。

Kさん
同じ状況だとしても、ご機嫌で過ごせてそうな気がします。

ARATA 
例えば、今とやってることがそんなに変わんなくても、自分の中での、成長だったりとか、 自分の心の器が広がって、受け入れられる心の余裕ができた状態で、今のことをやり続けてるとしたら、 すごく幸せだし、満たされてるし、過去の自分とか、今の自分もあの時は大変だと思ってたけど、それはそれで愛されてたし、幸せなことも 実はいっぱいあったな、みたいな感じで思い出せると思います。
感じることは別にいつでもできるので、やってみましょうか。
ちょっと軽く、リラックスしてもらって。

Kさん 
ちょっと1回立ちます。はい。

ARATA 
立ったままでもいいですよ。
首回してもらったりとか、少しリラックスして。
で、軽く首とか回して、リラックスして
目を閉じてもらって体の力、ストーンって抜いて、背骨の力だけで立ってるような感じで。
呼吸、ゆっくりって吐く息ではあって、呼吸に意識を向けて。
体リラックス。
吐息で体リラックスしてきます。
で、ひと息吐くごとに、自分の子供の時に大事にしてたこととか、満たされていた瞬間が蘇ってきます。
リラックスしたところに、体に満ち溢れていくような感じですね。
お腹のどこか、胸のどこかで閉じこもっていたその満たされ感とか、楽しさとか喜びとか、そういうものが、ため息をつくたびに、体のリラックスしたところに広がって、体の中の詰まりとか、滞りとか、硬い部分も、リラックスしたところが広がっていくたびに、どんどんと薄れていきます。
冷たく感じた部分は柔らかくなって、温かく感じていき、手足の先までだんだんと、リラックスした感じ、温かい感じ、あるいは重たく沈み込んでいくような感じが広がっていきます。
リラックスした ひだまりの水溜まりが広がっていくような感じで、そこにポカンと浮かんでいる水溜まりのおたまじゃくしのように。
そんな体の状態に変わっていきます。
体の中に滞っていた過去の嫌な出来事か、感情やイライラ、ムカムカした感情は、吐息とともにリラックスして、全身に広がって、リラックスした温かさに溶け込んでいきますね。
身体の内側の充実感、満たされ感、存在感、重たい感じとか、そういったものが広がっていきます。
色も、最初はマダラだったものが、どんどんと1つに溶け込んでいき、 暖かい、ぽかぽかした色に変わっていきます。
透明な水が、 温かいぬるま湯が広がっていくような、あるいは、お湯が広がっていくような感じ。
氷のような部分や、固まっていた鉄のような、油のような部分も、吐く息とともにだんだんと緩んでいって、溶け込んで、そのお湯の中に溶けていきます。
角砂糖がお湯に溶けていくような感じ。
だんだんと透明になっていきますね。
そして、吐く息とともに、子供の時、あるいは過去に起きた出来事が、思い出されていったり、嫌なこと、辛かったことも、 ようやく外に出る準備ができて、そのお湯の中に溶けていきます。
そして、楽しんでいた自分。
満たされていた自分。
喜んで大笑いしていた自分。
何もしなくても幸せだった時の自分も、 吐息とともに胸の辺りから温かい温もりとなって、お湯となって手足の先に広がっていきます。
手足の爪の先から、皮膚の表面の細胞という細胞、毛穴という毛穴。
何万、何十万、何千万という細胞の1つ1つまで、 そのお湯で満ちていって、温かい感じ、ぬるい感じ、透明な感じに広がっていきます。
満たされて、子供の時の豊かな幸せな感覚が思い出されて、体が知っている感覚に染まっていくという感じです。
そして、皮膚の細胞、 何十万、何千万、 そして何兆という細胞の1つ1つまで、体の中の緩んだ感覚で、吐息と共に広がって、スポンジの中に水が染み込んでいくように、細胞の一つ一つ、 そして細胞を構成している原子や分子、素粒子の、何百万、何千万、何兆、 何十兆という1つ1つの小さな自分自身の集まりの全てに、その感覚が染み出していきます。
溶け込んでいきますね。
吐く息とともに体はリラックス。
そして、その 満たされた状態、幸せな状態。
そして、 優しさに包まれた暖かい暖かい毛布に柔らかい毛布に包まれているような状態で、そして今まで辛かった出来事やきつかった感情のことも優しく思い出すことができて、その中に、柔らかく優しく自分を眺めている少し浮かんだ状態の自分。
柔らかくも毛布で包んであげている自分自身の姿も感じることができます。
体も体の中も温かく、心も満たされて、そして、その自分を毛布で包んであげている。
柔らかい透明な温かい分厚い毛布で包んで、優しさを常に注ぎ込んで、 愛を常に注ぎ込んでいる自分。
実は、親の愛も友達もパートナーもすべて、その毛布を包んでいる自分自身の心から送り出されたものであったわけですね。
作り出されたイメージだった。
その優しさ、やらかさ、温かさ、愛、豊かさに包まれた状態で。
そして、ひと息ごとに今度は未来の時間軸に進んでいきます。
身体がタイムスリップしていく。
一息ごとに 1年後、2年後という感じで、10回息を吐いていく間に 10年後の自分自身に進んでいきます。
吐く息とともに体リラックス。
体の中が一息ごとに空っぽになる。
そして、周りの温かさが愛、豊かさを吸い込んで、 毛穴という毛穴、全身の細胞という細胞から吸い込んで、全身が満たされて、そしてまた 全てを吐ききって、空っぽにして、ということを繰り返して、そして、未来の時間軸に進んでいきます。
10年後、全ての 出来事を過去に感じながら、全ての出来事を感謝として、あるいは愛の表れとして感じながら、 優しさとして受け取りながら、今の自分に感謝をして、そして過去の自分に優しさを降り注いでいきます。
優しい言葉をかけてあげて、 満たされている自分自身、毛布をかけている自分自身として、10年前の自分に優しい言葉をかけていきます。
大丈夫だよ。
愛してるよ。
いつも一緒だよ。
僕の言葉について、その言葉をかけてあげましょう。
大丈夫だよ。
よく頑張ったね。
愛してるよ。
いつでも一緒だよ。
何があっても守ってあげるからね。
大好きだよ。
世界で1番大好きだよ。
では、大きく深呼吸。
溜め息をついて、自分の肩を両手で抱く。
包むようにして抱いてあげます。
自分に抱かれているよう、 全てに包まれているような感じ。
愛に包まれている優しさの毛布。
愛の毛布で包まれているような感じで、 両肩を抱いて、そしてさすってあげてください。
いい子、いい子っていう感じ。
自分が自分という子供に対して愛情を注いでいるような感じ。
大きな毛布で包んで、それで体を温めてあげます。
そして、心も温めてあげて、 そして、過去も未来も全てを温めて、毛布でくるんで、優しさでくるんで満たしてあげてください。
ゆっくりと、大きく深呼吸。
吸う息でその温かさが体の中に、全身の細胞という細胞、原子、分子、素粒子の全てに注ぎ込まれて、満たされて、吐く息で外側にそれが 広がっていきます。
その温かさ、満たされ感が自分の周りにも広がって、光となって 自分を包んでいることに気がついていきます。
その光の感覚、温かさは、時間の経過とともにどんどんと広がっていきます。
自分の周りの壁や床や天井まで光で満たされて、家の中、そして周りの地域、都市全体、 そしてやがては地球全体が光で満たされて、優しさで満たされて、愛で満たされて、毛布の中にずっとくるまれて、安心して眠っている赤ちゃんのように。
過去の辛い出来事も嫌な出来事も全てその中に包まれて、くるまれて、優しく ゆりかごの中に眠っているように、全てがそこに愛されて存在しています。
光の中に包まれて、そして宇宙全体が光の中に包まれて。
その中で呼吸をして、リラックス。
全身がリラックス。
その感覚にひたったまま、優しさに満たされたまま、 温もりに包まれたまま、ゆっくりと吐息とともに目を開けていってください。
目を開けたら、手をこすり合わせて熱を感じます。
その熱で、全身の皮膚の表面なぞるような感じで、 頭の先から手足の先まで、体の前側、後ろ側、全身の皮膚の表面を優しくなぞって、 埃を優しく払っていくような感じ。
全身の皮膚の表面をなぞっていきます。
足の先まで、その手を窓の外に向かって水をはじくような感じで、ぴっぴっぴっぴって4つの指を弾いてく。ピッピッピッピ。
で、次、親指だけ。
ピッピッピッピッピッピ、親指と4つの指を交互に弾いていってください。
指先がだんだん軽くなる。
はい、オッケーです。
では、自分の中で意識のスイッチをパチンと切り替えて、完全に今ここの状態に戻ってきました。
ありがとうございました。
今、体の状態はどんな感じですか。

Kさん 
あったかい感じです。あったかい感じ。うん

ARATA 
うんうん、いいですね。
今の状態で自分の自分好き度 50から100までだったらどのぐらいな感じですか。

Kさん 
さっきより上がってる感じします。 80とか。

ARATA 
何もね、周りの環境が変わったわけじゃないけど、そのぐらいに数字が変わっていくわけですね。
これは何か特定の条件が必要とかじゃなくて、いつでもやることができるし、自分の好きなことだったりとか、 楽しいこと、満たされることを、自分の中で思い出していくだけで、その時間を過ごすだけで、いつでもこの状態に、 元に戻っていくことができる。
今、この状態で辛いことだったりとか、大変なこととか、嫌だったこととか、思い出してみて、 どうですか。
どんな感じします?

Kさん
なんとかなるかってなります。

ARATA 
対処できる心の器が広がってる感じ、わかりますか。

Kさん
これ、道具も何もいらないですよね。
心配事の雑念は、うん、なかったな。
なかったなって思いました。

ARATA 
前までは自分の状態を悪くするために、自分の状態を自分で作り出してるような感じで、出来事とか環境自体が変わらなくても、自分がどういう状態でいたいかとか、どういう風な対処がしたいかっていうのは、自分では選べないって思ってたかもしれないけど、さっきの潜在意識の、自分の状態を作ってる、自分のシナリオを作ってる自分から見たら変えれるわけなんですよね。
その観点とか、その感覚っていうのを、今日ちょっと感じていただいて、この感覚が強くなったりとか優位に立ったりとか、自分が感じたい時に、いつでもそこに戻ってこれるっていう感覚になったら、そっちの方がなんとかなりそうな感じ。

Kさん 
状況に左右されないんですね。

ARATA 
そう、今日その一端というか、それはどういう感覚なのかっていうの、思い出すところまで。
多分、子供の頃はね、自由にものを考えてた時、 理屈を教え込まれる前の自分って、結構満たされてたと思うんですよね。
なんだかんだ言って。
多分、それを思い出していくというか、 迎えに行ってあげるといいかなと思いますね。
自分の好きなこと、満たされることをやっていくと、 どんどん迎えに行けると思います。
ぜひいろんな遊びで、迎えに行ってあげてください。
今の自分では全部できることですからね。
もう少しこの感覚を自分に思い出させてあげたいなとか、1人でやるの、ちょっとやっぱり大変そうだなって思ったら継続的にサポートすることも僕やってますので。
ココロカードも今日は僕が引きましたけど、継続的にサポートする場合は、これもプレゼントしますんで。
自分をちょっと整えたいなと思う時に引いて、自分で頭ぐるぐるしちゃって状態が悪いなっていう時は、僕がサポートして、みたいなことができるので、 それもちょっと考えてみてください。
カードの写真も送りますね。

Kさん 
はい、ぜひお願いします。
なんか、ここは何を表してるとか、あの。

ARATA
解説もつけてお送りしますね。

Kさん 
ありがとうございます。

ARATA 
これからKさんの天命、花開く時代が来ると思います。

fin.

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■最後に
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