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【購入品紹介】初めて文学フリマ京都9に行った週末
2025年1月19日(日)京都岡崎にあるみやこメッセで「文学フリマ京都9」が開催された。
初めて文学フリマに行ってみたのだけれど、めちゃくちゃ楽しくて・・・。
ワクワクした気持ちを忘れないうちに、会場の様子と購入品について記録しておきたい。
準備しておいて良かったことや、失敗したことも書いているので、今度文学フリマに初めて参加する方の参考になればいいなと思う。
文学フリマ京都9 参加レポート
待ちに待った文学フリマの日がやってきた。
とにかく出店者の方を困らせないように、できることは準備しておいた。
現金はあまりお釣りが出ないように、1,000円札と500円玉を1万2千円分用意した。万が一のことを考えて、予備の1万円札も持っていった。
(結局1万2千円では足りず、予備のお金を持っていっておいてよかった。)
「トートバックと、クリアファイルを持っていったほうがよい」とnoteで書いている方がいて、トートバック(ダイソーで買ったやつ)と、クリアファイルを一つ持っていった。
(共有してくださった方、ありがとうございます。非常に助かりました!)
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文学フリマに行くのは、今日が初めて。
午後から用事があったため、11時の入場開始と同時に入れるよう、10時30分の到着を目指す。
10時30分。バスは遅れることなく会場に着いたのだけど、すでに入場待ちの列が・・・。早めに来ておいて良かった。
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Xで出店者の方が続々とブースの写真をアップしてくれて、それを見ていたら待ち時間があっという間に過ぎた。
11時、いよいよ入場開始。今回の作戦としては、事前に調べていた絶対行きたいブースを先に行って、その後会場を一通り歩いて回るというもの。
旅行とかでもそうなのだけれど、ガチガチに予定を決めるのがどうも苦手で、かといって行き当たりばったりもなんだか落ち着かない。
半計画的な性格だから、いつもこれくらいアバウトに計画を立ててしまう。
しかも行きたいブースは3つあったのに、1つ行くのを忘れていて、お昼休憩のあと会場に舞い戻るという非効率さ・・・。(お目当ての本はすべて購入できたから、まぁ良しとしよう)
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前回の会場がどんな様子だったかわからないが、今回は本当にたくさんの人が訪れていた。公式の速報だと5000人ほどだったとのこと!
人混みをかき分けて、気になった本を次々に見せていただく。
会場の後方に見本が置かれていて、これがとても参考になった。
装丁に惹かれて購入した本もあるし、作家さんとお話しして「読んでみたいな」と思って購入した本もある。
ただ、人があふれる会場で瞬時に購入するかを決めることになるため、見た目というか装丁の影響力はとても大きいと思う。
あと、おもしろいやり方で本をPRしているブースも、とても魅力的だった。
そんなこんなで、トータル2時間ほど滞在し、15冊の本をゲットした。1日に本を15冊買ったのは学生のときの教科書以来だわ。
それでは、お待ちかねの購入品紹介をどうぞ!
※ 本について語るときのお作法はまだ勉強中でして…もし粗相があったらすみません…
今回絶対購入したかった本
文学フリマ京都の開催を知ってから、noteと X を行ったり来たりしながら「読みたいな」と思った本をチェックしておいた。
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実は、わたしが文学フリマの開催を知るきっかけになったのが、こちらの本。
たまたま note を眺めていたら、表紙のイラストが目に飛び込んできて、「素敵!」と思った。近々開催される文学フリマに出店されると知り、文学フリマに初めて行くことになったのだ。
早く読みたいような…でも大事に取っておきたいような…読むのがとっても楽しみだ。
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こちらも事前に調べていたときに見つけた本。
イラストがとっても可愛くて、絶対買おうと決めていた。
『3匹の黒猫と暮らす』は、今回の購入品で最初に読んだ。
黒猫ちゃんとの出会いと日常が軽やかに綴られていて、コーヒー2杯とともに一気読みしてしまった。すでにお気に入りの1冊だ。
どちらのブースもわたしが最初のお客さんだったみたいで、いろいろお話してくださった。(お二方とも、とってもやさしかった・・・。)
「売り切れちゃったら困ると思って、めっちゃ急いだんです!!」って伝えられたらよかったなと、今ちょっと後悔している・・・。
今度はもっとちゃんと伝えたいことをシミュレーションしてから行こう。
作家さんに会えるなんて、貴重な機会だからね。
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買う気まんまんだったのに、最初に立ち寄るのを忘れてしまい、お昼休憩後あわてて買いに戻った本がこちら。
スタバで休憩しながら、念の為買い忘れがないかチェックしていたのだけど、見直しして本当によかった。(もう全部買ったつもりで余裕かましてた)
本屋さんの本が好きで、ぜったい読んでみたいと思っていたので、読むのが楽しみだ。
装丁に一目惚れして購入した本
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歩いてブースを見て回っていたときに、表紙が目に止まって手に取った2冊の本。
『決めない散歩』は、イラストもかわいいし、タイトルも好き。
わたしも決めすぎない散歩が好きなので。
シリーズが何冊か並んでいた中で、一番人気がある一冊を購入させていただいた。
歌集『小夜更けて』は、輝く月に吸い寄せられるように手に取った本。
実は先程読ませていただいた。
すごく素敵な歌があって、カフェでちょっと泣きそうになった。
驚いたことに、作家さんみなさんがわたしと同い年で、ひとり親近感を覚えた。最後の自己紹介の項目が独特で、おもしろかった。
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表紙にあしらわれたシンプルなイラスト、そして本と本屋にまつわるエッセイなんて買わずにはいられない!
かわいいトートバッグもゲットできて幸せ。
本をもってカフェに行くときに使おう。
作家さんのお話に惹かれて購入した本
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『ひらべったいわたしのはなし』ノブセノブヨさん
『きもち保管室』はタイトルで50%くらい購入したい気持ちが溢れてきていて、残りの50%はすごく一生懸命本の紹介をしてくださって、購入を決めた。
「1冊ください!」と言ったときに、すごく喜んでくださって、わたしも心があったかくなった。
『探偵は甘すぎる』は作家さんがとてもおもしろい方で、軽快なテンポで本を紹介してくださった。あまりにも色んな種類の本を置いているからと、チャート図を用意されていたので驚いた。
ブックカバーとして配布されているペーパーを配っていたのも印象的だった。
実はこのときすでに予算を使い切っていて一度は購入を断念したのだけれど、買い忘れた本を買いに戻った際にどうしても忘れられなくて・・・。
きっと買ってなかったら後悔していたと思う。
本を買うと「本を読んでから開けてくださいね。」と封筒を1つくださった。中身が気になるので、早く読むことにしよう。
『ひらべったいわたしのはなし』は、作家さんが言った一言がきっかけで購入に至った本。
それなのに、わたしとしたことが、その大事な一言を忘れてしまった・・・。でも間違いなくその一言が刺さったのだ。
そして、本を買ったときにその場でささっとわたしをイメージしたイラストとことばを書いてくださった。大事な宝物が一つ増えた。
企画が面白くて購入した本
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軍資金を使い果たしながらも、会場を一通り見ようと歩いていると、たまたま通りかかって目についた「壱百円文庫」の文字。
棚には沢山の本が並んでいた。
「100円なら買える!」と思って近づくと、「おみくじで本を選ぶこともできますよ!」とのことで、ランダム好きのわたしは迷わず「やります!」と答えた。
ちゃんと賽銭箱が用意されていて、めちゃくちゃおもしろかったし、遊園地のアトラクションに乗ったような楽しい気分になった。
そして当たったのが『純愛』という作品。
こちらもすでに拝読したが、普通にタイトルに騙された(いい意味で)。
またどこかのイベントで遭遇したら絶対おみくじやると思う。
内容が気になって購入した本
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わたしも一応文章に携わる仕事をしているのと、今エッセイを書くことに興味があるので、読んでみたいと思った一冊。
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最近は落ち着いているが、数年前までイラストエッセイにどっぷりはまっていたわたし。北欧雑貨が好きなのと、イラストエッセイということで気になって購入した。
購入したのは、以上15冊!このほか無料配布の本もいくつかいただいた。
本でいっぱいになったトートバック。重さの分だけ心が満たされた。
文学フリマっていいね
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作家さんから直接本を買うことができる、文学フリマって本当に魅力的だ。
作家さんからの心のこもった「ありがとうございます!」が、とってもあったかくて、キラキラしていて・・・。
こちらがむしろ「素敵な作品をありがとうございます!」と言いたいくらいだ。
購入した本は、一冊一冊じっくりと楽しもう。
次回の文学フリマ京都10は2026年1月18日(日)開催予定とのこと。
予定を開けておかないと。
※ 気づいたら4000文字も書いてました。(当初は1200文字の予定だった…)
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
明日はきっといい日になりますよ。