職場選びは成長機会に繋がるのか
先日、単発バイトで出会った学生と話していたとき、就職先についての不安を口にしていた。
その職場でうまくやっていけるかと心配しているという。
まあ、当然と言えば当然な気がする。このような悩みは多くの就職希望者にとって珍しいことではない。
特に、よくニュースで過酷な労働環境が体調を崩したり、自ら仏の下へと旅立つケースを目にすると、より敏感になると思う。
その不安感から過酷な現場とは裏腹なホワイト企業を探す学生も多い。
しかし、そんな穏やかなで充実した環境に身を投じても、辞めてしまう人が続出しているらしい。
ここ数年で多くの現場で人手不足が騒がれている為か、この様な対応をすることで企業も離職を防ごうとやっているのだと思う。
だが、そんな就職希望者は仕事の現場を舐めてると言わざるを得ない。
そもそも考えてみてほしいのだけど、力量もわからない人間に誰が責任ある仕事を任せるだろうか?
成長機会の損失と嘆く前に
新入社員に対して「過保護」な姿勢を取る企業は、確かに責任のある仕事を任せないことが多い。
例えば、美容院でやってみたいヘアスタイルを依頼する際、技術が不明確な人ではなく、確実にできる人を選ぶのが自然ですよね。
それと同じで、企業側も新人の力量が不明なうちは責任ある業務を任せることは避け、単調な仕事に限定してしまうのは当然の判断です。
単調作業でやりがいがないのなら・・・
確かに単調な業務ばかりでは、成長の実感が得られない状況が続くことで、職場に居続けるモチベーションを失うことも珍しくはない。
だが、その程度で去るなら所詮はそのくらいの力量の持ち主と証明している様なもの。
もし、認められたり任されたりしたいなら、まずは与えられたミッションをクリアするか、それ以上の成果を出せば目に留まる。
それでも対応が変わらないなら、その上の上司に相談して仕事を貰うか異動するなどやりようはある。
そこまでしてダメだったら辞めて他へ行ってステップしていけば良い。
ただ、成長機会やスキルアップという点で言えば、ブラックやホワイト企業に関わらず見出せる。
以前いた職場でも11年半ほどいたが、住めば都とはよく言ったもので、多くのことを体験して実践できた。
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